Top雑感2014年1月(11日〜20日)

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1月11日 鳥取空港
 愛称を付けようとしているのだが、その候補として「鳥取砂丘コナン空港」が急浮上しているらしい。知事が提案、その後鳥取市長も
賛同しているとか。海外でも人気のあるマンガの名前を借りて集客を期待しようというのだろう。勿論、そこには著作権の問題が
絡んでくるので、本当にこの名前にしようとすると数年かかるらしいが、実現を目指すという。既に愛称で「コナン駅」を名乗っている
ところはあるし「コナン通り」も作られているようだ。そして今度は砂丘と組み合わせての空港への進出。地元の人の話を聞いた
事がないので分からないのだが、食傷気味になっているのではないだろうか?私の実家の方がそうだった。ありとあらゆる物に
同じモチーフとその名前が使われて、うんざりしていたのだ。それしかないのか?と。果たして鳥取はどう思っているのか・・・。
コナンの連載が終わったらどうするのか?そのあたり、気になる。

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1月12日 成人式
 正確には明日が成人の日なのだが、ニュースを見ていると、どうやら今日からちらほらと成人式が行われているようだ。現住所の
自治体を調べてみると明日なので、主流は明日なのかもしれない。で、新成人へのインタビューというのがよく出てくるわけだけど
ツッコミどころが満載なのはいつも通り。相変わらずニュースのダシにされる東日本大震災や台風の被災地の人達はなんか可哀相だし。
ここ数年、気になっているのは、一昔前のように、成人式の後に大暴れする若者がいなくなったな、という事。良い事なのだけど
あの時の行動は一体何だったのか?というのが気になるのだ。今と当時では何がそんなに変わってしまったのか?サッカーW杯出場
決定の時などの混雑を見るに、暴れるだけのエネルギーが無くなったとは思えないのに、成人式で暴れる事が無くなったというのは
どうしてなのだろうか?とりあえず、成人式が行われるであろう明日のニュースを見てから考えても遅くはないか。

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1月13日 結局起きるか・・・
 大人しいなぁと思っていたのだが、ピークとなった今日はやっぱり出てきた。成人式で騒ぐ新成人だ。大阪市での事のようだが、
会場に2トントラックで乗り付けて、会場内で拡声器で叫ぶなどを騒ぎ続けたという。他の所では、成人式後に飲んで飲酒運転、
当て逃げをするという事故まで起こっているようだ。報道すると来年以降も助長されると判断しているのか、テレビのニュースでは
全く見かけず、かなり大人しい成人の日であったような雰囲気だ。むしろ、強烈な寒波の中での成人式などが取り上げられている。
ネットでの書き込みなんかを追いかけてみると、「一生に一度の記念だから」という文言をよく見る。晴れ着を着るとか、
思い出に残る式典にしたいというのがほとんどだが。そういうポジティブな方向での「一生に一度」なら大歓迎だ。大いにやって欲しい。
だが、その意味をはき違えて「騒がないと損」「とんでもない事をしてやろう」という流れがあり、拡声器で騒ぐなどもそちら側
であろう。大人としての自覚を、とか言って説得しようとしてみても、その日からいきなり自覚が目覚めて行動が変わるわけはないので
根絶は難しいだろうなぁ・・・。

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1月14日 またしても値上げか・・・
 もうどれだけ上がったのか、よく分からないくらい上がっている気がする。東京電力の電気料金だ。4月から消費税率が上がるのに
合わせて、5月から電気料金を値上げすると発表された。標準世帯とされる、30アンペアで月290 kWh使用の家庭で209円アップの
7524円になるという。東京電力に限らず、他の電力会社も増税分を電気料金に転嫁するという。計算するとおよそ3%分の値上げ
となるので、税率を反映していると言えるかもしれない。実際は基本料金と第1段料金、第2段料金、第3段料金とあるので
それぞれがどれだけ上がったかをキチンと検証しないと便乗値上げにあたるのかどうかは分からないのだが・・・。ある会社の
報道によると2012年4月から見ると1割分の値上げになるのだとか。震災直後から1年間は上げなかったかどうか、記憶が
定かではないが、2年で1割上昇は・・・比較的無頓着な私でも気付く・・・。さりとて節電も結構厳しい状態になっているし。
電気の売り上げが落ちればまた値上げされるだろうし。さてどうしたらいいものやら。

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1月15日 23キロ移動
 今朝になっていきなりニュース速報で流れたので驚いた。11日に神奈川県相模原市で行方不明になった少女が、23キロ離れた
茅ヶ崎市で見つかったというのだ。しかも駐在所に行き、自分で電話連絡をしたというのだから凄い。駐在さんは住居スペースで
就寝中だったという。その手の交番等に行くと分かるのだが、不在の時は電話がおいてあり、その電話から近くの大きな警察署に
連絡ができるのだ。その電話を自分でかけたのだから、かなりしっかりしていると思う。問題は丸3日以上、記憶がハッキリしていない
という事。経路も分からないし、誰かと一緒だったかどうかも分からないという。ここ数日、朝晩は結構寒い。食事もマトモに
とっていなかっただろう。にもかかわらず23キロ移動しているというのだ。発見された事は喜ばしいのだけど、このスッキリしない
感じは何だろう。果たしてこれで事件解決していいのだろうか・・・。腑に落ちない。

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1月16日 大風呂敷
 実際に発表されたのは昨日だったか。東京電力の再建計画だ。政府に認定された今後10年の再建計画は、7月以降に柏崎刈羽原発を
再稼働させるもので、来年2月にかけてさらに3つの原子炉を動かすというものだ。遅れたらさらに1割の電気料金値上げが必要だとも。
今日になって新潟県知事に仮置きだと弁明しているものの、地元の理解は得られていない様子だ。まぁこの手の大風呂敷を広げる人って
いるんだよなぁ、と思うばかりだ。時期が時期だけに、年頭の挨拶とか様々なレベルでの今年の目標とかいうのを聞く機会が多く
あったのだが、その度に「あぁ、また広げちゃったよ・・・」という人がいるのは事実。結果、後から畳むのにとてつもなく苦労したり、
引くに引けない状態になったりしているのを、何度か目にしているのだ。聞こえがいいとか、立場上どうしてもという事はあるのかも
しれないが、あまりにも現実離れした話をしても仕方ないと思うのだが。夢物語を語るのではなく、実現できるギリギリを見極めて
話をするのが大事なのではないか、と。遠くの目標ありきで、近くに現実的な到達点を定める、それが必要なのではないだろうか。
広げるだけ広げて、後には引けなくなっている様は見ていて見苦しい。

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1月17日 905/7780 人
 浜松市でノロウイルスが主な原因とみられる、下痢や嘔吐を訴える小学生が続出し、合計905人に到達した。14の小学校で
症状が見られ、12校が学校閉鎖だという。一部はインフルエンザとも考えられているが、主にノロウイルスではないか、と。
確かに学校はかなり閉鎖的な場であるので、感染症が一気に広まるのはよく分かる。特にノロウイルスは感染力が強いので
よく広まるというのは納得だ。しかし、だ。特にこの時季だが、毎年のようにノロウイルスが流行し、その度に多くのメディアで
その対策が報じられる。吐瀉物をどう処理するか、どうやって消毒するかも報じられる事が多い。にも関わらず、どうして
毎年のように流行するのか・・・。報道はどれほど役に立っているのかも分からないし。インフルエンザはここまで徹底した
報じられ方はしないので、流行るのも何となく分かるのだが、ノロだ。今回の大流行もだ。人間は学習する生き物では
なかったのだろうか。困ったもんだ。

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1月18日 ここ数年は公開されない
 今日と明日が大学入試センター試験の日だ。今日、1日目の目玉というか、個人的に勝手に期待しているのは英語のリスニングの
トラブルの発生状況。ICレコーダーのトラブルが毎年多発し、その不具合率がどれくらいなのかが気になっている。しかし、ここ数年は
実数が報道されないのでよく分からないのだ。数字は分からないのだが、毎年のようにトラブルが起こっているのは間違い無いわけで。
今年も機器のトラブルはあったようだが、機械を落として壊した人もいるようだ。机から落としたくらいで壊れるくらいのチャチな
作りをしているのだから、輸送途中で壊れても不思議ではないな、という気がする。文科省では、大学入試を今の知識に偏った評価から
面接等を使ったやる気や人間性を重視した方向にしようとしている。そうなるとセンター試験も変わってくるだろう。だが、この改革
大学側からは賛否両論あるようだ。放っておいても人が集まる、所謂有名大学は学生の質が落ちると懸念しているが、それ以外は
人集めの話題が作れるというのが本音だろうが、歓迎している雰囲気だ。センター試験もこれから変わっていくのだろう・・・。

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1月19日 センター試験終了
 昨日の英語のリスニングのやり直しは、93人だったようだ。受験者数が合計で56万672人なので0.02%といったところか。
英語の受験者数がどれくらいなのか分からないが、まぁほとんどは英語だろうから、大きくはズレないと思う。さて、今日までで
センター試験の全日程が終了したわけだけど、受験生の声が夕方のニュースのインタビューで流れていた。数学の時間が足りなかった
とか、生物の問題が過去問と傾向が違ったとか、身に覚えが無いわけではないが、過去問をやって安心している人が多い気がする。
問題の内容なんてアテにならないと思うのだ、私は。時間の配分とか問題の形式に慣れるとか、それくらいの役には立つかもしれないが
その程度でしかないと思っている。過去問をやったから安心というのは間違っている筈だ。傾向を分析して対策しても構わないが
それに全てを賭ける人が多過ぎるのだ。傾向を分析する時間があったら、他の事を勉強した方が良いと私は思う。まぁこれで
次は二次試験。知恵熱で入院したっけなぁ・・・。懐かしい。

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1月20日 予測出荷
 ネット通販の最大手の企業が「予測出荷」とも呼ぶ方法が特許を取得したらしい。それまでの購入履歴や調べたリスト等を元に
地域的な需要を予測し、実際に購入の手続きが行われる前に、宛先が決定しないままに出荷してしまうというものだ。輸送途中で
送付先が決定して実際に届けられる、という仕組みだ。場合によってはずっとトラックの中で眠る・・・という事も起こりうるようだ。
こういうのを見ると思うのだが、ヒトはどこまで利便性を求めるのだろう。この大手企業のお陰で、ネット通販の窓口はほぼ1つに
なったと言っても過言ではないだろう。店に行かずとも数日のうちに届けられるというのは素晴らしいシステムだ。これは
それ以上のもの。ひょっとしたらクリックして数時間後には届く可能性すらある。そこまで急いで物が欲しいか?と。確かに、急に
入り用になる物が無いわけではない。それをネット通販に頼るか?と聞かれると疑問が残る。場合によっては、注文前に
届く事さえあるのではないか?と恐れられている。もし本当なら・・・相当に恐ろしい事になる。ヒトはどこまで利便性を求めるのか。
求め過ぎた結果、何か失う物があるのではないか。そんな事を思ってしまう。

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