Top雑感2014年1月(1日〜10日)

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1月1日 年末年始の渋滞事情
 昨日の大晦日の夜から今日にかけて、時々高速道路の渋滞事情を見ていた。日本道路交通情報センターが予想を出しているのだが、
それが意外な程に合っていないのも面白い。状況を見ていると、渋滞の後ろで追突事故が起こって事故渋滞が起こって伸びている
というのが多い。中には全く予想がハズレているパターンもあるのだが、ほとんどの場合は予想よりも長くなっている。
まぁ予想というのはそういうものだろうし、今年は曜日の並びから分散すると言われていても結局は渋滞は発生するものだという事だ。
やっぱり新東名高速の威力は凄まじく、並走している所は渋滞が発生していない。そして昨日の夜の話になるのだが、夜8時頃
だったと思うのだが、首都高の渋滞情報に混雑や事故等の情報を含めて一切の記号が発生していない時間帯があったのだ。
元日ですらあちこちが渋滞しているというのに、だ。渋滞ウォッチャーをやって長いのだが、見た事がなかった。渋滞ウォッチング、
まだまだやめられそうにない。

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1月2日 初売りに並ぶ人々
 献血とその帰り道の寄り道としての初詣の関係で、今日は朝から移動をしていたのだけど、主にJRの駅ビルでの初売り、おそらくは
福袋を買おうする人の行列に驚かされた。開店の1時間以上前から多くの人が列を作っており、整理券の配布をしていたりするのだ。
大きな駅ビルの場合は4階への優先入り口を設けていたりしたが、階段を使っての行列の最後尾は1階にまで届いていた。あぁいう
姿を見ると、日本の消費活動も捨てたものじゃないな、とか思ってしまう。福袋は縁起物だから、とか言って買っている人もいる
みたいなのだが、本当に得をしているのか、考え直した方がいいのではないだろうか?本当に必要な物だけを狙って購入した方が
安くあがるということはないのか、考えてみるべきではないだろうか。中には数人で行って中身を交換しあうという人もいるようだが、
それで本当に全部が捌けるのかは疑問が残る。あんなにまでして初売りに並ぶ意味が本当にあるのだろうか。それにしても、
今日、外に出て分かったのだが、世間では1月2日は普通の休日と変わらないようだ。高速道路の渋滞も凄いし・・・。

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1月3日 線路沿いで火事
 首都圏は朝から火事のニュースに震撼した。有楽町駅のすぐ近くで線路沿いの建物が火事になり、首都圏のJR在来線は勿論、
新幹線も運休となったのだ。昼頃に新幹線が先に動き始め、その後に在来線も復帰したようだが、ダイヤの乱れは夜遅くまで続くと
考えられている。東京駅に新幹線が入れないので、折り返しの福岡行きや新大阪行きも運休になるなどしていたようだ。折しも
Uターンラッシュの真っ只中なので相当な人数に影響が出たようだ。ところで、ニュースでは折り返しの列車の運休について
やたらと詳しく説明していたのだが、そんなに珍しい事態ではないだろう、と思うのだ。飛行機の場合は「機材繰りの為」で
済まされるところであり、普通に考えれば新幹線でも成り立つ話なのだけど。もっと言えば、公共交通機関のほとんどに
当てはまる話だと思うのだけど、何故今回は丁寧な説明があったのか・・・。色々と疑問は残るが、JRの人は明日の機材繰りも
考えて、色々と動かしている事だろう。こんな事があっても明日には通常通りの運行を強いられるのだから大変だ。頭が下がる
思いだ。

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1月4日 渋滞予測
 日本道路交通情報センターの予想では、東名高速上り線の渋滞のピークは今日だった。関東付近ではいつものポイントを先頭に
ピーク時で35 kmの渋滞が予想されていた。が、実際は全く渋滞しなかった。ゼロではないが、10 kmにも満たないくらいでは
ないだろうか。事故渋滞も起こっていたがそれは別問題。結局、ピークは昨日だったようだ。他の高速道路でも普段の休日よりも
渋滞は少ないくらい。何だかなぁ・・・という感じだ。夜のニュースでUターンラッシュの状態を伝えていたが、鉄道や飛行機と
比較して、高速道路は寂しい扱いだった。そう、高速道路の渋滞予測は難しいのだ。単なる統計の結果でしかなく、それを見た結果
多くの人が行動を変えた場合は結果が動いてしまう。新幹線や飛行機はチケットの売れ行きで想像できるのに対し、高速道路は
それができないので難しいのだ。それにしたって、ここまで大きく外したというのは、むしろ清々しい。さて、明日は?

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1月5日 スマートフォンで車を操作
 日本の大手電気メーカーとアメリカの大手自動車メーカーが連携して開発する事を決定した。スマートフォンで自動車のドアの開閉や
エンジンの始動、停止は勿論、車庫入れや縦列注射もさせようというものだ。センサーやカメラを使い、現在でも実用化されている
事故防止システムなどの技術に通信機能を組み合わせてラジコンのように動かそうというものだ。将来は本格的にスマートフォンで
運転させようという計画もあるようだ。今でもエアコンの操作くらいはできるようになっている。だが、それ以上の機能はやっぱり
怖くないだろうか?本当に機械を完全に信用していいのかどうか、そこの判断に迷う。そして、地味に怖いのがハッキング。
まぁパスワードで認証するだろうし、それなりに複雑な文字列で変更不能にするだろうけど、それでも抜け道を見つけるのが
クラッカーと呼ばれる人達の技術なわけで。外部からそれだけの操作を行えるというのは怖い気がする。エアコンくらいにとどめておけば
実害は無いと思うのだけど・・・。平成28年の実用化予定なのでまだ先だが、果たしてどうなることやら。

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1月6日 1円玉廃止論
 1円玉の鋳造が再び始まったらしい。2011年から製造を休止していたそうだ。同じく5円玉の製造も再開したのだとか。共に消費税
増税に際して需要が高まると予想されるからだ。その一方で小額硬貨を廃止しようという人もいる。実際、カナダでは1セント硬貨を
廃止したという実例がある。1円玉を作るのには2円以上のコストがかかるし、カードや電子マネーで払えるから要らないだろう、
というのが廃止論を唱える人の大体の論拠だ。まぁそういう人って多いよな、と思う。都会しか見えていないのだ。実際に田舎に行けば
分かるのだが、電子マネーなんて全く使えない。鉄道だって切符を買わないといけないし、それは券売機で現金で購入、駅員が
ハンコを押す形式が現役だ。勿論、自販機やキオスクでSuica等のカード系電子マネーなんて使えるわけがない。そもそも他で
使えないのだから、持っているわけがないのだ。今の時代、モノの値段は1円単位でついている。消費税込みでキリの良い数字に、
なんて誰も考えていない。それでも1円玉や5円玉を廃止しようと言えるだろうか?確かに流通量は減っただろうが、需要は無くならない
と思うのだ。もっと田舎の実状を見てから硬貨の廃止論を考えて欲しい。何でも電子マネーとカードで済ませる時代が来るのだろうか。
個人的には嫌だ・・・。

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1月7日 ミニカー値上げ
 タカラトミーがミニカーである「トミカ」シリーズの値上げを発表した。360円から450円なので実に25%の値上げとなる。
それ以前の値上げは1991年に40円引き上げたものだというから、実に23年振りとなる。原材料の亜鉛の値上がりや、生産国での
人件費の向上が主な理由だという。この値上げが2月1日からで、4月からは消費税増税分がかかってくる事になる。何にしても
このご時世で23年間も価格を据え置いたというのは凄いのではないだろうか。消費者が支払う額としては消費税の増加分だけ
だったという事だろう。国内でも消費税の増税に合わせて色々な物の値段が上がったりしたのだが、そんな中でも据え置いた企業努力は
かなりのものだっただろう。それでも吸収が厳しくなった、という事だ。トミカの収集家はそれなりにいるので、この値上げが
キツイという人もいるのだろう。だが、世間はあまり興味を示していないというのが実状だったりするわけで。これだけ長い間
値上げされていなかった事も私は知らなかったほどだし。静かに心を痛める収集家は・・・身近にはいない。

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1月8日 プログラミングが必修
 プログラミングを必修とした、日本初の高校が4月に開校されるそうだ。オンラインで効率よく学習し、実践に耐えうるプログラミング
技術を身につける事を目指すという。1年目は基礎的な思考力を養う為に簡単な言語を、2年目以降は興味に合わせて、HTMLやCSS、
JavaScript、perl、Objective-Cなどを学ぶという。学校生活全体をクラウド化し、ほとんどがオンライン学習だという。ここに
挙げられた言語のうち、全く触った事がないのはCSSだけという珍しいタイプなのだが、Objective-C以外は時代遅れの感すらある。
今更それを本気でやってみても、あまり活用の場は少ないのではないだろうか。そして、オンライン学習でプログラミングは
続かないと思うのだ。本人に余程の興味と必要性が無い場合には、かなりの強制力がないと続かないというのが私の見解だ。
教えられる人がいるのか、という問題もある。2年目以降は興味に合わせたテーマとされているので、全員が違う事をやる可能性がある。
そうなった場合、一人一人に対してきめ細かい指導ができるのか?という問題がある。それぞれの生徒がどこでつまずいていて、
どういう問題を抱えながらプログラミングを行っているのか、それを把握してキチンと解決に導く事ができるのか、指導側も大変だ。
大学ではマンガ学科と呼ばれるものが多く存在しているが、漫画家デビューが約束されるものではないらしい。それと同じような
事になるのではないだろうか。学んでみたけど、現場で役に立つかは分からない、という。まぁ色々な言語をやっておけば、新しい
言語に入りやすいというはあるのだけど。

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1月9日 プラントの爆発事故
 事故を知ったのは夕方だった。四日市の工場で爆発事故が起こり、5人が死亡した事故だ。ニュースの記事を見ると、熱交換器だとか
蒸留塔、クロロシラン類、金属シリコン等々、化学系、工学系の用語が出てくるが、大体何をしていたのか、どこが爆発したのかは
分かる。分かるという事は、それに近い仕事をしているわけで・・・。特に、私の場合は有機溶媒を使っているので火がついたら
よく燃える。今回のように爆発はしないかもしれないが、燃え出したら手が付けられない可能性もある。こういう工場の爆発事故は
悲しいかな時々起こる。その度に業界では事故の状況や原因等が記されたレポートが回るのだが、それでも無くならない。
改めて今も自分が扱っているものは危ない物だ、というのを認識した上で仕事をしないといけないだろう。今回の事故、おそらくは
その兆候すらなく、突然の爆発だっただろう。恐ろしい・・・。

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1月10日 さわらぬ神にたたり無し
 夜8時頃に住宅街を泣きながら歩いている小学校1、2年の子供に声をかけようとしたが、「声かけ事案」扱いされる事を恐れて
110番通報したというのが話題になっている。110番のオペレーターからは最寄りの交番まで連れて行くよう言われたが、まさに
事案そのものなので拒否。警察官が到着するまで近くで見守るよう求められたがそれも不審者扱いの可能性があるとして断り、
1分でも早く警察官に保護させるよう伝えて立ち去ったというのだ。声かけ事案というのは確かによくある。だが、それって本当に
不審者か?というのもかなりの割合で含まれている。デパート等で迷子を保護しようとしたら、駆けつけた親に睨まれたなんて話も
よく聞く。下手に声をかけている所を第3者に見られると通報される恐れもある。そうであれば110番してその場から立ち去る
というのが正しい気がする。もしくはオペレーターと話を続けたままで警察官の到着を待つか。嫌な世の中になったものだな、と
思う。迷子を保護しようとする善意すら悪意に受け取られかねない。特に男性は下手に関わらない方がいい、というのが現実だ。
どうしてこうなってしまったのか・・・。女性や子供が不審者だと証言すればそれだけで強力な証言になるのが現実のようで・・・。
なんだかなぁ・・・。

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