Top雑感2014年2月(11日〜20日)

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2月11日 雪からも検出
 福島第一原発で汚染水を溜めたタンクが置かれた所の周囲の雪解け水からセシウムやストロンチウムが検出されたという。コンクリートの
床にひび割れが見つかった事から調べる事になったようだ。イマイチ、どこの雪解け水をどう調べたのか分からないのでどうにも
スッキリしない。雪はタンクから漏れた水が貯まる場所に積もっていたものなのか、その外側なのか、そこが大事なのではないだろうか。
雪は空から降ってくるものだから、空気中に漂っている物を巻き込んで降っている。雪国育ちだから知っているのだが、雪は
意外と汚い。小さい頃はよく食べたりしていたが、その度に怒られたものだ。そんな事があるので、雪解け水を調べたというだけでは
降った後に巻き込んだのか、降ってくる過程で巻き込んだのかハッキリしない。報道が悪いのか、東京電力の発表が甘いのか、
調査側が雪に対する認識が甘いのか。とりあえず、こんな中途半端な発表をされても、何の判断もできないと思うのだけど・・・。

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2月12日 新東名を逆走
 新東名高速を8キロにわたって逆走し、対向車2台と接触事故を起こし、載っていた2人に軽傷を負わせたとして、危険運転致傷と
道路交通法違反で逮捕者が出た。曰く、寝ぼけて逆走したのだそうだ。場所は新東名高速道路下りの浜松サービスエリアだとか。
そこから8キロを逆走したという。さて、ここで少し考えてみたい。どこからどう逆走したのか、だ。高速道路の合流は、基本的に
高速走行しながらの合流なので丁字路のような形はしていない。普通に合流すれば逆走しない作りになっている。では入ってきた
入り口から出ればどうなるのか?浜松SAは比較的大きいSAなので、寄る人も多い。日時は昨年12月29日、午後5時50分。年末だが
少し早めの夕食として寄る人が多い事も予想される。SAに入る道は1車線。そこで全く出会わないというのはなかなかの確率
のような気がする。それに、そちらから出た場合、本線に乗った直後くらいに正面衝突しそうな気もする。となると、やはり
出口側から出て逆走した、と考えるのが自然か。実際、逆走はそのパターンが多いらしいし。どうしてそうなってしまうのか、
その理由はハッキリしていないのだが・・・、何故自然に合流してそのまま走り去らないのか、いまだにその気持ちは
私には分からない。あれだけ考えて作られているっぽい新東名でも逆走が起こるとなると・・・完全に防ぐ事はできないのか?

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2月13日 スマイルジャパン
 その愛称を聞いて、どのスポーツかを正しく言える人はどれくらいいるのか、その点がまず疑問だったりする。女子アイスホッケー
日本代表なのだけど、オリンピックで全く勝てず、士気が低下しているというニュースがあった。メダルの可能性が無くなって
気持ちが切れた部分があったと認めているという。責めるつもりは全く無い。意気揚々とオリンピックに出場して連敗、メダルの
可能性も消えたとなると、気持ちが切れるのも当然だろう。自分自身も、つい最近、同じような状態になったのでよく分かる。
スポーツを続けるには、やはり試合に勝つとか、タイムが伸びるとか、何らかのモチベーションが必要だと思う。
つい最近、気持ちがぷっつりと切れた。何が楽しくて続けているんだろう、そんな根本的な事さえも考えるようになってしまった程だ。
何を書きたいのか分からなくなってきているが、クラブチームなどでメンバーを維持しようと思ったら、そういう配慮も
必要だという事だ。あまり多くは語るまい。

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2月14日 山の日
 与党が新たな国民の祝日「山の日」を作る祝日法改正案を了承した。今の国会で成立した場合、施行は2016年を予定しているという。
肝心の日付は8月11日だという。お盆のシーズンの祝日として8月12日を検討していたが、過去に飛行機事故があった日であったために、
1日ずらしたのだそうだ。小中高校生あたりは全く喜ばないだろうなというのは分かる。どうせ夏休み期間中なので何も変わらないからだ。
お盆の移動のシーズンなので、これと言って観光地が喜ぶわけでもないだろう。しかも、ハッピーマンデーではなく、日付固定型
なので、土曜日からの3連休ができるとも限らないわけで。喜ぶのは高速道路を使って帰省する人だけだろうか?そもそも、
ここに休日を作ろうとする意図が分からない。最後に増えた祝日が海の日だからなのか、名前も山の日というのが安易過ぎて・・・。
ただでさえ日本は祝日が多く、有給休暇の取得率が上がらないのに、有給の消化しどころに祝日を作ってどうするというのだろうか。
自分たちが祝日を作ったんだという実績でも作りたいのだろうか。分からん。

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2月15日 新聞遅配
 昨日の午後から首都圏では雪が降り、先週に続いて首都圏では大変な事になった。高速道路も首都圏はほぼ全滅。列車も今朝は
ほとんどが運休。おそらく物流も止まっていた事だろう。そのせいかどうかは分からないが、朝刊が全く届かなかった。朝に
忘れかけていたものの、そう言えばと思って郵便受けを見てみたのだが、届いていなかった。まぁそうだよなと思っていたし、
これはこのまま届かないかもな、とか思っていたら昼過ぎに届いた。家にずっといるので、オリンピックの競技で何が放送されるのかが
気になっていただけなので、大きな問題はなかった。テレビ番組もインターネットで調べればどうにでもなるわけだし。
そう考えた時、今の時代で紙の新聞が果たす役割というのはどれくらいのものなのだろうかという疑問が頭をもたげた。
そろそろ要らないんじゃないかなぁ・・・と。電子版がもっと安ければ乗り換えてもいいのだが、電子版が妙に高いので、
いっそのこと完全に見ないという選択肢もるかな、と。新聞業界も存在意義を問われる時代が来ていると思う。

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2月16日 物流が止まった
 金曜夜からの雪の影響は、先週よりもさらに大きかったようで、首都圏では雪の重さで倒壊した建物が出た程。高速道路は
中央道が今日の夜になっても回復しない状態。なんでも立ち往生した車が多すぎてレッカー車が間に合わないのだとか。
通行止め区間に入ったままで動けなくなった車はSAで2晩明かした人もいるようだ。どこのSAなのかもニュースで報じられて
いたので何となく分かるのだが、駐車場は十分な広さがあるが、だからって夜を明かすのはシンドイ。で、首都圏だが、
コンビニから食べ物が消えるという事態が起こっていた。理由は地震の時と一緒だろう。家に非常食はあるが、できるだけ
とっておきたいので買いに行けるなら買いに行く。でも物流は止まっているから、結果的にコンビニから商品が消えるという
事に。なんとも酷い話だ。ちなみに、東名高速は夜になって名古屋までのルートは確保したようだ。何カ所か通行止め区間はあるが。
今、今度の水曜日にも雪の予報が出ている。今度はどうなるのか・・・。

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2月17日 大雪特別警報
 週末の大雪で、気象庁が大雪特別警報を出さなかった事について、基準の見直しが行われそうだ。都道府県単位の広がりで50年に1度の
積雪となり、その後も大雪警報級の降雪が1日以上続くと予想される場合、というのが今の基準。今回、山梨県では50年に1度
クラスの雪は積もったものの、その後1日以上続く見込みがないというので発表は見送られた。実際に雪は止んだのだが、
今日の夜まで中央自動車道が通行止めから回復できないくらいの爪痕を残している。そこで基準を見直そうか、というのが顛末だ。
個人的には見直さなくていいのではないか、と思っている。大雪警報は出ていたのだ。警報は重大な災害が起こる恐れがある場合に出る
ものなので、今回はそれでいいと思う。警報でもこれくらいのレベルの災害になるんだぞ、という事を知らしめる点ではいいのでは
ないだろうか、と。警報、注意報を安売りした結果、警報でも誰も警戒してくれなくなった。これで特別警報も出やすくしてしまっては
意味が無いと思うのだ。ただ、避難の呼びかけはもっと強い口調でする必要はあるのかもしれない。本当に警戒させるのであれば、
折角作った最上位はもう少しとっておいてもいいのではないだろうか。

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2月18日 微妙に回復しない物流
 やっと高速道路が開通して元通りかなと思ったが、まだまだ甘かったようだ。会社の事業所間の宅配便が遅れる旨の連絡が朝に
入った。まだそんなもんか、と。帰りにコンビニに寄ったら、品物はそれなりに揃っていたのだが、割り箸とスプーンが届いていない
という貼り紙がされていた。そんな事も起こるんだなぁとしみじみと眺めていた。企業によっては孤立した地域の店舗に商品を
届けるためにヘリコプターでの空輸も行ったようだ。気になるのはコンビニの現象。何故こんな事が起こるのか。コンビニの物流を
完全に把握しているわけではないのだが、商品の配送と同時に備品も配送するのが効率がいいだろう。となると、物流のハブとなる
場所に届いていないという事を示しているわけで。割り箸とスプーンという、同じ所では作っていないであろう物が同時に
配送不能になるのが腑に落ちないのだ。となると、消耗品をある程度大規模に扱う場所があると考えるのが自然であって、そこから
地域のハブに届かない、と。となると、物流は数段階のハブを経由していると想像できるわけで。意外と複雑っぽい。

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2月19日 ニュース速報
 日曜日の深夜にも同じような内容でニュース速報がテレビ画面に出た。今日も夜11時頃だった。高速道路の開通だ。日曜日の夜は
中央自動車道なので影響が大きく、ニュース速報で流す気持ちは分かる。今日は中部横断道。利用者がいるのは分かるし、その辺りの
人にとっては重要な物流の経路になっているであろう事も分かるのだが、ニュース速報で流すほどのものか?双葉JCT、白根IC、
南アルプスIC、増穂ICで終点となる。短い・・・。そんなに重要な道路とは思えないのだ。今のところ、首都圏近郊では東富士五湖道路が
通行止めのまま。これも金曜日の大雪の時に真っ先に通行止めになった所の1つであり、集落は完全に孤立する。きっとここも復帰したら
ニュース速報が流れるんだろうな、と。それで完全に復活となるだけに。相変わらず雪に弱い。これで本当に大丈夫なのか?
と思ってしまう。想定外でした、というのは東日本大震災で聞き飽きた。

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2月20日 期待度というもの
 面白くないので私は全く見ないのだが、昨日から一夜明けてみたらフィギュアスケートの話ばかりだった。日本人でメダルを期待
されていた選手が転倒などのミスをして、初日の演技を終えた時点で16位となり、メダルが絶望的になったというものだ。見ていない
ので何とも言えないが、見ていた人によると、プレッシャーを感じているとか、思い詰めたような感じだったとか、色々と言われている。
思うに、世間で勝手に期待をかけていただけではないか、と。しかも、過剰に。メダルを取って当然というような雰囲気にさせて
しまったのが悪かったのではないだろうか。一方で、それほど注目を集めていなかった選手が入賞をすると妙に称えられたりして。
何とも不合理な世の中だ。期待される事で力を発揮する人もいるだろうが、過剰な期待をかけるのは、単なるプレッシャーにしか
ならないだろう。日本での競技の応援のしかたについて、考え直す時期にきているのかもしれない。

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