Top雑感2014年2月(1日〜10日)

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2月1日 拡大する国土
 日本の面積が1年間で1.82平方キロメートル広がったと発表された。主な理由は埋め立て。東京ドーム39個分というから、大きいのか
小さいのか微妙なところだ。毎年10月1日時点での調査がなされていて、1988年以降では最も小さな増加だという。景気の低迷で
工事が減っているのと、大規模な埋め立てが一段落したのが理由と考えられている。1.82平方キロというと、結構な広さの
ような気がするのだが、それでも増加幅としては小さいというのだから、これまで毎年のように、日本がどれだけ海を
埋め立ててきたのかと思わされる。日本全体の面積からすれば微々たる物なのだろうけど、それでも統計資料としては毎年
数字が変わっていくのだから大変だ。昔の統計資料では、最も小さな都道府県は大阪府だったのだが、埋め立てと測量ミスで
今は香川県になっている。その事にどれだけの意味があるのかは別として、色々と数字が変わってしまうのは統計好きとしては
結構痛い。微々たる差なのは分かっているけど・・・。

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2月2日 献血基準を超える
 毎月の初旬に献血に行っているわけで、今日も今日とて行ってきたわけだけど・・・。本採血の前に検査用に数mLの採血をして
色々と検査をして、機械をセットアップ、その後に呼ばれるのだが、今回は検査採血から妙に早く呼ばれた。何だろうと思ったら
検査値が基準を超えていてこれでは献血できない、という。ALTが78.1という驚異の数字を叩き出していた。告げられたときは
さすがに笑ってしまった。分かる人は分かると思うが、肝臓関係の数字で大体30〜35以下が基準値とされている。倍以上を叩き出した
わけで、それは拒否されるよな、という感じ。肝臓の他にも筋肉にも含まれていて、激しい運動をすると筋肉からも出てくるので
数字が上昇するものだ。昨日、しれっと20 kmほどを2時間弱で走ったのでその影響がモロに出たのだろう。さすがに回数を重ねると
色んな事が起こるらしい。2週間後くらいにリベンジ予定。それにしても78って・・・。

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2月3日 きっと明日には・・・
 正月の松がとれた直後からコンビニ店頭には節分用のディスプレイがされていた。恵方巻きの予約の受付が始まり、鬼の顔ハメが
店頭に置かれるようになった。今日の節分に向けての事だろう。今日の帰りにはまだ節分のディスプレイが残っていた。おそらく
明日には片付けられ、バレンタイン用のディスプレイに変わる事だろう。クリスマス〜年末年始〜節分〜バレンタインの
模様替えの凄さには毎年驚かされる。それだけ色々なイベントにかこつけて売り上げを上げようとしているというのもあるだろうが、
それだけイベント毎に日本人が物を買うという事なのだろう。相変わらず節操が無いなぁと思ってしまう。先日、最新の統計資料を
書店で買って来たのだが、日本の宗教については仏教と神道のパーセンテージで100をあっさり超えていた。つまり、そういう
事なのだ。日本人にとって宗教は単一のものではなく、何となく風習として残っているもの、でしかないのだ。世界的に見ても
なかなか珍しいのではないだろうか。柔軟というか、いい加減と言うか・・・。

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2月4日 朝7時の東京駅
 出張で朝5時半起き、暗いうちから始発のバスに乗り、一路東京方面へ。その電車の中でも座れないくらいの混雑っぷりに驚いたのだが
7時過ぎに付いた東京駅の人の多さにも驚かされた。何度か昼に着いて、人が多いなぁと思った事はあるのだが、早朝でも人が大勢。
ラッシュが嫌で早めに東京駅に着くように行ったので、時間を潰す必要に迫られた。そこで行ってみたのが待ち合わせ場所として
東京駅が設定している銀の鈴。その名の通り銀色の大きな鈴があるホールになっており、多くのベンチが設置されている。
ビジネスマンだらけのこの状態で、待ち合わせ場所なら座れるだろう、と。実際はそこも人で一杯だった。座れる場所がないくらいに。
早朝からこれだけの人はどうして集まるのか、疑問に思ってしまった。それにしても東京に向かう列車の混み具合よ。
そこまでして東京の中心部にオフィスを構えないといけないのか?と聞きたくなるほどだ。インターネットが発達した現代では
どこでもいいのではないだろうか?通勤の大変さを考えると、東京を外すという選択肢も考えられると思うのだけど、どうだろうか。

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2月5日 兄弟での殺人未遂
 母親の通夜に弟が普段着で訪れた事を兄が非難し、その事に腹を立てた弟が、翌日の葬儀の時に兄をナイフで刺すという事件が起こった。
兄は重傷を負ったが命に別条は無いという。殺意を認めているので容疑は殺人未遂。この兄弟、普段から仲が悪かったというのだ。
これ、他人事じゃないなぁと思いながらニュースを読んでいた。私も兄とは仲が悪い。実家に帰ると地雷を踏み抜くというか、
逆鱗を鷲掴みにするというか・・・私にしてみれば大きな問題ではない、もしくは当然だと思っている事が気に障るらしく
思い切り地雷だったりするのだ。この前、葬儀で帰った時もスーツを手に持って、普段着で帰ったような気がするし・・・。
おそらく、今回の事件の兄弟も、この1件だけが原因で刺すところまで行ったのではないだろう。昔からの色々な鬱積が貯まりに貯まって
この事件に至ったのだろう。あまり世間での受け止め方が分からないのだが、一方的に弟側を責めるのはちょっと違うのではないか
という気もする。一線を越えたのは確かだが、兄がそこに至るまで弟を追い詰めたのだとしたら・・・。ちょっと考えさせられた。

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2月6日 センター国語の平均点
 大学入試センターがセンター試験本試験の最終集計結果を発表した。それによると、国語の平均点が200点満点で98.67と、
始めて5割を切ったのだそうだ。満点の受験生がいないのも13年振りということで、何やら難しかったのか、何なのか。
自分の基準で考えてはいけないので、あまり色々な事は書きたくないのだが、国語ならもう少し点数をとれるんじゃないか?
といつも思う。確かに、センター試験の国語は独特な問題形式で答えが分かりにくかったり、選択肢が全て同じに見えたり
するのだけど、少なくとも書いてある事は理解できて、数学のようにハマると手も足も出ない、なんて事は起こらないのだから
何とかなると思うのだけど・・・。古文、漢文については丸っきり分からないという事も起こりうるとは思うが、それでも
適当に塗れば20%くらいは当たるだろう、と。学力低下がとか語るつもりはなし、今に始まった事でもないのだが、
国語ならもう少し点数が高くてもいいんじゃないか、と。

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2月7日 慌てて何を・・・
 今夜遅くから明日の夕方にかけて、関東地方では平野部でも雪が積もるかもしれない、という予報が出ている。夜のニュースも
そればっかりで見る気を失ってしまったほどだ。で、そのニュース映像で出てくるのが、靴の滑り止め用品や、雪かき用の
スコップを買い求める人たち。思い出して欲しい、去年の成人式の頃、同じように関東地方で大雪になり、大混乱した事を。
その時にも同じように雪かき用のスコップを買い求めていた人が大勢いた事を。店では頑丈さがウリのプラスチック製の商品が
並んでいたり、金属製のスコップが売られていたり。なのに、どうして雪が降ると騒ぐ度にこんなにも買う人が出てくるのか。
雪国出身としては一度買えば何年も使えるものという認識なのだけど・・・。一年中家の中にあるものだし、雪が降る度に
慌てて揃えるような物ではないと思うのだ。去年買った物はどうした?と。本当に首都圏は雪に弱いよな・・・といつも思う。
雪であれだけ麻痺するんだったら、雪の振らない所に首都を移転するとか、雪が降っても平気な雪国に移転するとか、
何か考えた方がいいのではないだろうか?

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2月8日 五輪開会式
 献血しながらソチ冬季オリンピックの開会式の録画映像を見ていたのだが、不思議に思った事が2つほど。1つはどうして
たかが開会式でこんなにも派手な演出をしないといけないのか、という事。別に選手が入場して、選手宣誓が行われ、
開会宣言と聖火の点灯があれば十分ではないだろうか。今回の場合はロシアの歴史をモチーフにしたものだったが、
そんなもん要るのか?演出を考える人もそうだけど、装置やら練習やらが大変だし、相当な金額のお金が動いている筈。
要らないんじゃないのか?そして2つ目。聖火は太陽の光をレンズで集めて行う採火式で点火したものをずっと引き継いで
運んで来た筈なのだ。が、今回は最後の最後、聖火台への点火は完全にリレーが途切れていた。演出の為とか色々あるのだろうが
何の為のリレーだったのか、よく分からなくなった。この疑問が晴れることはないだろう・・・。

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2月9日 都知事選挙
 半ば突如の辞職を発表した東京都知事、そこからバタバタと進行して今日が投開票日となった。色々と噂はされていたが、フタを
開けてみれば、投票終了の8時には当選確実が出る始末。何だったんだ?というくらいの圧勝で終わってしまった。最終的に
発表された投票率は46.14%と過去3番目に低いもの。いや、本当に何なの?という感じだ。これだけ投票率が低いと、組織票が
モノを言う結果になってしまい、ニュースなどでよく聞く「無党派層に支持を呼びかけた」の言葉が空しく響いてしまう。
自分が住んでいるわけではないので関係無いと言えばその通りかもしれないが、何かと大きな権力を持っているし、東京電力の
株を握っているしで周辺に与える影響は小さくない。今回の都知事選、色々な候補が口にしていて気になったのが「東京五輪を
成功させる」というもの。あんなもん、逆に失敗させる方が難しいだろと思う。施設を揃えて治安だけ維持していれば十分だろう。
改まって言う事でもない気がしていたのだがどうだろうか。

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2月10日 平日昼間
 色々とあって今日は有給休暇を取得したので、1日中家にいたわけだけど、驚くほどにテレビって見るものがないんだなと思った。
新聞を見ても全く魅力を感じないのだ。今はちょうど冬季オリンピックをやっているので、そればかりを見ていたが、それでも
フィギュアスケートは見ても面白く無いので除外すると、驚く程に見る物が無くなった。録画したけど見ていなかった物などが
あったのでじっくりと消化できたのだけど・・・。こんなにも面白い番組が無い状態で、何故テレビ局は生き続ける事が
できるのだろうか?日中のテレビ番組の需要がどれくらいあるというのだろうか。もしも需要が少ないというのであれば、
日中の放送を中止するくらいの事を考えてもいいのではないだろうか・・・。私には全世代の需要というものは計り知れないので
ひょっとしたら私の思い込みでしかないのかもしれないが、ちょっとなぁ・・・という内容ばかりだ。少し考え直した方が
いいのではないだろうか?

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