Top雑感2014年4月(1日〜10日)

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4月1日〜4月5日は不在のため更新無し

4月6日 華々しく現役引退の筈が・・・
 不在の間は学会で海外に行っていたのだが、その時に空港で目撃してしまったのだ。先日、現役引退を果たし、最終日近くには
ボートからその離陸の勇姿を見ようというツアーまで行われたボーイング747、通称ジャンボジェット機だが、他の国の航空会社では
まだまだ使われており、実際に空港で複数機を目にする事となったのだ。日本ではわざわざニュースになったり、色々と騒がれた
割には、空港に行けば普通に見られるという現実が、何とも悲しいものであった。因に、到着地の空港では総2階建てでお馴染みの
エアバスA380も目にした。最早当たり前過ぎてか、誰も気にしていなかったのが悲しい感じであったが。元々、飛行機マニアなんて
ごく僅かで、ニュースになったその時しか気にしない人ばかりなのだ。日本人の気質として、今に始まった事ではないのだが、
もう少し継続的に色々な事に興味を示してもいいのではないだろうか。

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4月7日 各地の人出
 4月1日に消費税率が上がったのだが、その後しばらく、日本に不在だったために分からなかったのだが、帰国した日にコンビニに
行ってみて、意外と人が少ない事に驚いた。コンビニ近くのガソリンスタンドも閑古鳥が鳴いていた。これは大変な事になりそうだな
とか思っていたのだが、今日の通勤途中に色々と観察してみると、早くも人が戻り始めているようなのだ。ガソリンスタンドには
普通に車が並んでいたし、コンビニを覗いてみるとそれなりに人が入っていた。わずか1週間程度で人出が元に戻っているような
感じだったのだ。増税前に頑張ってみても、結局はガソリンは無くなるし、コンビニ生活を止めようとしてみても続かないという事
なのだろう。何とも悲しい事だ。結局、元通りの生活に戻って、8%の消費税を払い続けるのだろう。私はもうしばらく、節約
生活を続ける予定だ。

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4月8日 XPのサポート終了
 サポートの延長が続いていたWindows XPのサポートが、とうとう日本時間の明日に切れる。数ヶ月前からあちこちで騒がれていたし、
サポートの終了の発表は1年以上前だったと思うのだが、今になってもあちこちで騒がれているのはどういう事か。家庭用のPCなら
どうにでもなるのだが、世界的に3分の1しか対応されていないとされるものがある。銀行のATMだ。XPを使っているとされる
ATMは全世界で220万台あるとされており、当然のようにこれからハッキングの対象になると目されている。銀行が独自の
ネットワークを使っているというのはコスト的に考えられず、所謂VPNを使ってインターネットに繋がっている状態の筈だ。そうであれば
当然のように狙われる筈であって。恐ろしい話だ。銀行がMicrosoftにサポート延長を交渉しているとか言われているが、
実現するかどうかは不明だ。ずっと予告していたのに何故対応しなかったのか、というのがMicrosoftの本音だろう。これから
銀行ATMはどうなっていくのか。狙われたら相当に面倒だな。

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4月9日 日本にもA380が
 先日もネタにしたエアバスの航空機A380。忘れたという人は4月6日分を参照して貰えればいいかと。総2階建ての大型航空機だが
今まで日本の航空会社での導入は無かった。そんなA380をついにスカイマークが購入したようだ。試験飛行を終えたので、
これから内装工事を行った後に納入となるようだ。カタログ価格は4億1440万ドル、約420億円といったところだ。既に6機を
発注しているという。ついに日本の校区会社が、とか、6機もとか色々と驚く事はあるのだが、飛行機にもカタログという物があり
カタログ価格というのが存在するという事実に驚いた。Webページを調べてみたが、当然のように公開されているわけもなく、
実際に目にすることはできなかった。実際には内装やら塗装やらでカタログ価格なんてほとんど意味をなさないのだろうけど。
で、飛行機メーカーが燃費の良い中型機にその開発の主軸を移してきた中での超大型機の導入。果たしてどうなるのやら。

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4月10日 温室効果ガス半減
 国連気候変動に関する政府間パネル、IPCCがまとめた文書に、2030年までに先進国は温室効果ガスの排出量を2010年比で
半減させる必要がある、と書かれているようだ。2020年以降の温暖化対策の枠組み作りを進める中で、国際社会でどのように
負担を分かち合うか、という議論に一石を投じそうだ。旧社会主義国は3分の2、途上国は排出量を維持し、増加させないように
するという事も書かれているとか。地球温暖化対策が本当に必要かどうかは別問題として、半減という目標を果たすのは結構
厳しいのではないだろうか。日本を始め、先進国はなんだかんだで排出削減を行ってきているので、そこからさらに半分
というのはやや無謀かもしれない。かつて日本の首相が国連で25%削減を発表したときも、国民からは反発が出たものだが、
今回は半分。途上国に削減の技術を伝えて、排出量取引でどうにかさせようという魂胆なのだろうか?いやぁ、厳しい・・・。

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