Top雑感2013年10月(21日〜31日)

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10月21日 活動量計
 個人的には凄く興味があった。ちょうど携帯電話をiPhoneに変えた時にキャンペーンで無料で付いてきたものがあった。
手首に付けるタイプのもので、常に付けるのは難しいのでジョギングする時にだけつけていた。歩数は分からないが5 km
走っても移動距離は4 kmと出るなど、精度はそんなもんかな、と思っていた。色々な事情から2週間ほどジョギングできなかった
のだが、今日、再び活動量計を付けて5 kmほど走ってみたところ、出てきた歩数は20歩。いや、確かによくあるのだ。
安物の万歩計をつけて20分ほど歩いても歩数が3歩だった事もある。以前に使っていた携帯電話の歩数計も、感度を最高にしないと
正しく計測できなかった。そうだとしても・・・少なくとも最新の製品だというのに、20歩って・・・。確かに、かつていかに
足音をたてずに歩くかを練習した時期もあるが、その時の癖が残っているのかもしれない。これはもう治らないな。万歩計や
活動量計では私の運動量を正確に計測できないらしい。

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10月22日 裁判員裁判の意義とは?
 被告が気付かないうちに組織が覚せい剤を運ばせた可能性があるとした一審の裁判員裁判の無罪判決を、机上の空論として
破棄した東京高裁の判決が、最高裁が上告を棄却したことで確定した。覚せい剤事件の裁判員裁判では「知らずに運ばされた」
として無罪になるケースが多いのだそうだ。さて、先日、とある強盗殺人事件で、一審の裁判員裁判で死刑判決が出たのだが
高等裁判所では無期懲役になったという事件があった。上告したのかどうかが分からないので確定したのかどうかは定かではないが
裁判員裁判の判決を甘く見過ぎではないだろうか。そもそも、裁判の判決に一般市民の感覚を取り入れようというのが狙いでは
なかったか?勿論、この2例だけを取り上げて軽んじられていると声高に主張するつもりはないが、机上の空論は言い過ぎでは
ないだろうか?確かに、裁判に一般市民が参加する国はいくつもあるが、有罪・無罪を決めるだけという所が多く、罪状まで
決めるのは珍しいのだそうだ。にしても、有罪と無罪がひっくり返るほど軽んじられるというのは、本来の意味が失われている
のではないか、と危惧してしまう。さて、裁判員制度の未来はどうなる?

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10月23日 英語を小3から
 文科省が小学3年から英語の授業を入れる方針を決めた。今は5、6年生が正式な教科ではない「外国語活動」として週1コマ
やっているらしいのだが、その中身を小学3、4年にして、5、6年生では教科にして、今の中学生が習っている内容を教えよう
という事らしい。教科になれば教科書が作られる事になるし、それを教える先生も必要になるのだが、今の所そこまでの
手当はできていないようだ。それでも2020年からの開始を目指しているとか。他の調査では中学生よりも小学生の方が
英語が好きと答えた割合が高いらしい。英語を早く始めて悪い事は何もない。だが、日本人が英語が苦手な理由はそこではない。
文法ばかり教えて、減点方式が主となるテストを実施するから、コミュニケーションが取れず、間違う事を恐れるのだ。
小学生の英語はコミュニケーションを主眼に置いているようなので、好きと答える人が多いのだろう。中学生になると文法を
教えるようになるので、訳が分からなくなるのだ。そういう所を改める所から改革をしていくべきではないだろうか?
日本語すらおぼつかないうちから英語ををやるよりは、教育として正しいと思うのだが。

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10月24日 OSのアップデート
 昨日の夜にMacのOSをアップデートした。出る度にしていたのだが、今回の目玉は無料だという事。無料のOSは
勿論あるのだが、これだけ広く使われているOSで無料というのは珍しい。とうとうOSが無料という時代が来るのか?という
気すらしてしまう。そんな事を思いながらインストールして、画面の指示通りに再起動をしたのだが・・・画面が真っ黒なまま
ハードディスクだけがカリカリ鳴っている状態に。起動に時間がかかるのかとか思いながら見ていたのだが、とうとう
音も鳴らなくなった。仕方なく手元のスマートフォンで調べてみると、初回起動の時は画面がおかしくなる事があるというもの。
何らかの形で描画させなおすと回復するらしいという事。本体の電源ボタンでスリープさせて復帰させると画面が表示された。
こういう時は地味に困る。パソコンが不調になった時に調べる手段が無くなる事があるのだ。偶然にもスマートフォンに替えていた
のでどうにかなったが、これがフィーチャーフォンだったら・・・あまり考えたくない問題だ。説明書を付けてくれ・・・とは
言わないが、こういうトラブルは無いように願いたい。

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10月25日 テレビ局の懐の深さよ
 不意にねつ造疑惑が持ち上がった某バラエティ番組。実際に出演した人が「あまりにも酷い」とねつ造を告発したのが原因だ。
次回の放送は27日の予定だったわけだが、その放送を中止すると今日の夕方に発表した。そのままフェードアウトして打ち切り
という話も出ている。放送を中止するのは仕方ないのだが、番組に穴を開けるわけにはいかないという事なのか、すぐに
代替番組を発表した。以前にもこんな事があったなぁと思うのだが、急遽番組が中止になった時の為に、どれだけの番組を
ストックしているのやら、という感じだ。かつてプロ野球の中継がよく行われていた時は、雨で中止になった時の為の
番組を色々と用意していたようなのだが、今はほとんど中継は行われないしドーム球場も増えたので中止になる事が減った。
それでも番組を確保しているというのが凄い。そのままお蔵入りの可能性だってあるというのに。こうなると気になるのは
どれくらいの数を用意してあるのかという事。この時間枠をずっと追い続ければ何か見えるだろうか・・・。

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10月26日 義務教育改革
 政府の教育再生実行会議が現行の学校制度のあり方を見直す検討を始めるようだ。具体的には小・中・高の連携を強めた上で
「4・4・4制」の導入や小中一貫校の創設、義務教育の開始年齢を5歳に引き下げるなども含めて考えるようだ。中高一貫校
というのは法制化されていることもあって度々見かけるのだが、小中一貫というのは特例としての指定が必要なのだそうで、
まだまだ珍しいようだ。もうこの辺りの話になると、何が正解なのか分からない。全ては結果で判断されるものの、その結果が
出てくるのに数年の年月を要するので判断が難しいのだ。かつての「ゆとり教育」も結果が出て方向転換するまでに結構な
年月を要したわけだし。ただ、小学生の頃に思っていたのは6年間も同じ所に通うというのは飽きるという事。しかも
クラス替えもなかった私の場合はいじめられる人はずっと一定で逃げ場も無く、かなり厳しい状況になるというおまけまで付く。
選択肢もクラス替えもある都会では気にならないだろうが、より短い期間で学校が変わるというのは悪い話ではないと思う。
ただ、学校の仕組みではなくて、教える内容として改めるべき物も多くあるのではないか、と。結局は塾に行かないといけない
という今の状況を改める必要があるのでは?

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10月27日 TOEFLだけじゃない!?
 大学入試にTOEFLを活用しようという話が出たのは結構前だったと思う。今回、新たに他の資格検定試験も大学入試に
活用しようという話が出ているようだ。簿記等の職業分野の資格・語学検定、工業高校の生徒が取得した資格や技能を点数化した
ジュニアマイスター顕彰制度なども利用するという。どの資格を採用するのかは大学側が決定するのだが、各学部の特色に
応じた試験を利用できるという。別の機会に出ていた在学中の試験と今の大学入試センター試験を合わせて入試の試験とする話も
あったのだが、全体的には如何に一発勝負を避けるか、在学中の全てのアクティビティを大学入試に反映させたいという意図が
汲み取れる。だが、余計な負担を学生に押し付けていないだろうか。色々と資格を取らないと不利になるという事態が起こりかねない。
商業高校に行っているから必ず簿記を取るというものでもないだろうし、逆に資格マニアが有利になったりする。資格を
持っていないので諦める学部が出てくるとか、選択の幅を狭める結果にならないだろうか。そのあたりの配慮を上手くやらないと
大変な事になりそうな気がするが・・・。TOEFLそのものも反対なのだが、さらに資格となると・・・。高校生の負担が
増えていく。

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10月28日 嘘を嘘で塗り固め
 大阪市の高級ホテルチェーン系列のレストランで、メニューの表示と異なる食材が使われた問題。先週末に不意に明るみに出て、
今日の夜には社長が辞任を表明するに至った。これまで表示は偽装ではなく、誤表示だったと強調。料理人はメニューにどのように
記載されているか把握していなかったと強調していた。あくまでも客を欺く意図は無かったとして誤表示を貫いていたが、
辞任に至った。こういう時にいつも思うのだが、最初から正直に言っていればもう少し状況は違ったのではないだろうか。下手に
嘘をついて言い訳をするから、それを取り繕う為に嘘をつき続ける事になって、どんどん苦しい立場に追い込まれて行くのだ。
マスコミ関係者がインタビューでそんな矛盾を突かないわけはないので、ますます回答が苦しくなっていって・・・という
悪循環を繰り返しているように見える。事態が明るみになった時点で逃げ場はないわけだから、最初から認めたらどうなんだ?と。
最終的に辞任という事実は変わらないかもしれないが、世間に与える印象は違うだろう。まぁ、今回は高級ホテルのブランドに
傷を付けたというだけでかなりの痛手なんだろうけど・・・。

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10月29日 googleがプログラミング講座
 googleが日本人の高校生向けにプログラミングの基礎を教える講座を開いたようだ。今後も継続して開くらしい。その様子は
ニュースで流れていたのだが、画面上をキャラクターが動いて、それを使って簡単なゲームを作るらしい。まぁプログラミングを
何から始めるかというのは難しい問題だ。自分自身がよくプログラムを組むのでよく分かる。おそらく、最も大切なのは必要に
迫られる事だと思う。勿論、知識は必要だが、それ以上に人を強く動かす為の理由が必要だと思う。今回の講座は完全に受け身の
形だったようだ。これでは興味は生まれてこないだろう。そして、プログラミングで最も難しいのは、どのようなアルゴリズムを
作るのかという事。言語の知識なんてマニュアルを読みながら覚えるもので、アルゴリズムを作れるかどうかの方が余程難しい。
そして悲しい事に、ある程度のセンスが必要であるらしい。その辺りを教えないと駄目なのではないだろうか。とっかかりとしては
悪くはないと思うのだけど、1から10まで命令を書かないといけないという現実は嫌になるかもしれないし、エラーと闘う強い心も
必要だ。それを養わないとプログラマーにはなれない、と思う。

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10月30日 携帯電話も070に
 そろそろ番号が足りなくなるかも、と言われていた携帯電話の電話番号だが、090、080に続いて070も携帯電話に割り当てられる
事になった。11月1日から始まるようだ。これまではPHSで使われてきているのだが、使われているのは僅かで、残りの部分を携帯電話に
割り当てる事になった。090と080で1億8000万通りの番号を発生させることができるが、2012年3月末で残り1930万。そこから
年間700万のペースで増えているとのことで、来年の初頭には枯渇されると見込まれていたのだ。これ、何回考えてもおかしい。
多分、過去にもネタにした事があると思うのだが、日本の人口よりも圧倒的に多いのだ。今や個人と会社支給で2台の携帯電話を
持つという人も少なくないというのも分かるのだが、毎年700万人も就職して会社から支給される人がいるのかというと疑問だ。
大学入試センター試験の受験者数を見ると、例年はせいぜい60万人。どこからその10倍以上の人が出てくるというのか。
どうしてこんなにも番号が増え続けるのか。やっぱり分からない。

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10月31日は不在につき更新無し。

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