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10月（1日〜10日）
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かくして来年春からの消費税率のアップが発表された。5%から8%になるわけだけど、キッカリの値段を売りにしている店では
価格設定をどうしようか頭を悩ませているようだ。1000円でカットしてくれる散髪屋しかり、100円均一の店然り。飲料の
自動販売機では10円単位での値上げだが、10円では上げ過ぎとなるためどうしようかという話になっているようだ。電車の
運賃については、ICカード対応の場所では1円単位で上げようかという話も出ているようだ。かつて、40円が41円に、
60円が62円になったように、今回も郵便料金が上がるようなのだ。これまでに発表されているところでは、ハガキの
50円が51円に、封書の80円が82円になるようだ。またしても51円切手とか82円切手とか、後の世から見ると酷くハンパな
額面の切手が登場する事になりそうだ。これでますます郵便利用者が減るんじゃないか？年賀状もどんどん枚数が減っている
ようだし、運送会社のメール便の方が安いらしいし。色々とどうなるのやら。
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伊勢神宮の式年遷宮が今夜、クライマックスを迎えた。20年に1回行われる伊勢神宮の行事。何でも、今年は伊勢神宮への
参拝者が例年にないほどに多いらしい。東京を夜に出発し、翌日の夜には東京に戻る伊勢神宮への弾丸ツアーもあるらしい。
そう言えば私も数年前に日帰りしたなぁなんて思っているのだが。ところで、そんなにも見たい物なのだろうか。別に
どうという事も無いというのが正直な感想だったのだが。式年遷宮のクライマックスとなる神事は、一般の参拝者を
閉め出しての厳格な物であるらしい。見たくても見れないのに、かなりの人数が集まったようだ。ひょっとしたら
今日と明日の両日に参詣して、両方にお参りするというツアーが用意されているのではないか、そんな気すらする。
まぁ1回行けばいいかな・・・と思っている私は信心が薄いのだろうか。20年前の式年遷宮は全く記憶に無いのだが、
こんなにもお祭り騒ぎする物なのだろうか？インターネットの普及で全国的に知られるようになった結果かもしれない。
そう思うと、インターネットはやっぱり凄い。
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東京電力福島第一原発で汚染水が漏れた。もう漏れた事実は事実として受け止めるしかない。問題は何故起こったのかという事。
5基あるタンクは傾いた土地に設置されており、水位計があったのはそのうち一番高い位置にあるタンク。その水位計を見ながら
水を入れた為に、一番低い位置のタンクから水が漏れたというのが真相のようだ。そもそも、水位計の位置に大きな問題がある。
そんな所に設置したのでは正しく働かないという事にどうして気付かないのか。天板を厳格に閉じずに作業をしていたというのも
あるのだが、天板を完全に密閉した場合、タンクの中の空気が抜ける先が無いので水を入れる事ができなくなるので、ボルトで
完全に閉めたとしても、空気抜きの穴はある筈で、漏れるものは漏れた筈。なんかこう、想像力に欠けるんだよなぁ・・・と。
別に作業員が悪いと言っているわけではない。会社の中にもそういう人が実際にいるから困るのだ。本人が勝手にそんな機能があると
思い込んで使おうとして事故が起こりそうになる事が。逆に想像力があり過ぎるというか、思い込みが激しいと言うか、
色々と問題があるのだが・・・。機能とその意味を正しく理解して扱わないと色々と問題が起こるという良い例になったのでは
ないだろうか。汚染水が漏れたのは問題だけど。
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ずっと不振が続いていたCDの売り上げ。その原因は違法ダウンロードにあるとして、音楽の違法ダウンロードに罰則が設けられて
から1年が経過した。周りでは全く変化は見られず、実際、CDの売り上げも伸びていないようだ。結局のところ、人々がCDから
離れていただけ、というのが照明されたようなものだ。いつぞやのような100万枚売れるCDがホイホイ出るような時代からは
変わってしまったのだ。そこまでして欲しい、聞きたいと思うような楽曲が出ていないのだ。私は今でも欲しいと思った曲は
CDを買うという、比較的稀なタイプだ。それでも欲しいと思うようなのはほとんど無い。実際にiPodに入っている曲を
眺めてみても、最近の曲というのはほとんど無い。結局はそういう事なのだ。売れるような物ができていないだけ。違法ダウンロード
という外部にのみ原因を求めた時点で、音楽業界の先行きは暗い。今一度、自分たちの事を振り返ってみる必要が
あるのではないだろうか。
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いつまで追いかけるんだろうと思いつつも、発売されるととりあえず買って飲んでみている世界のKitchenからのシリーズ。今回は
洋梨ソルティ。どうやら塩とフルーツのシリーズであるらしい。夏になると以前発売されたソルティライチが再販されているのだが、
その続編といったところだろうか。で、飲んでみたのだけど、イマイチ塩を感じられなかった。まぁ洋梨ジューズだよね、という感じ。
味覚の判定に大した自信があるわけでもないので確実な事は言えないのだが、他に入っているというリンゴとレモンも感じられなかった。
まぁ元々、果汁10%だしなと思ったりもする。ソルティライチはしっかり塩を感じたし、体育館等でスポーツドリンクと一緒に売られて
いたりするのだが、これは果たして・・・。原材料には食塩がハッキリと書かれているので入っているのだろうけど、実感が薄い。
隠し味なのだろうけど。どうも最近の世界のKitchenからシリーズは、イマイチ私の琴線に触れてくれない・・・。
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とある新聞社が実施した世論調査の結果が発表された。「内閣を支持しますか？」といったいつも通りの質問が並んでいるが、
最後の質問は、総理大臣が原発事故について「状況はコントロールされている」と発言した事に対して、そう思うかどうか
というもの。結果はその通りだ11%、そうは思わない76%というなかなか見れないくらいの割合で偏った。総理大臣は
オリンピック招致に向けた最後の演説で「under control」と発言しているのだが、日本では多くの人がその発言に驚いたと
当時は報道されたが、それが数字で出たことになった。まぁこの発言の直後に汚染水漏れが立て続けに起こったのが、
この数字の後押しをしたと考えられなくもないが、それにしても凄い。世論調査でどんな結果が出ようが、政権が
どうこう動くというものではないので関係無いのだが。他の新聞社の結果が出揃えば、さらに色々と見えてくるかもしれない。
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主に今週、今年のノーベル賞の受賞者が発表される。今日は医学生理学賞が発表された。毎年この時季になると色々な下馬評が
出てくるのだが、どうにも日本人の名前が目立つのが気になる。日本の報道機関だからこそなのだろうけど、偏り過ぎては
いないだろうか。平和賞といった該当者が明らかにいないであろう物は別として、それぞれの賞の「有力候補者」として
日本人の名前ばかりが並ぶのはどうにも気持ち悪い。別に日本人の業績が他国に比べて劣っているという意味ではない。
全世界を見渡して平等に評価した場合、そんなにも日本人ばかりが並ぶのだろうか？という事だ。過去には完全にノーマーク
だった人が受賞した事もあるわけだし、どうにもこういう偏った報道というのが気に入らないのだ。報道機関である以上は
冷静に公平な立場で報道すべきではないのだろうか。で、今年の化学賞は誰なんだろう・・・。
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発表が本来よりも遅れたノーベル物理学賞。受賞者はヒッグス粒子の存在を予測した物理学者2人となった。細かい説明は他に
譲るが、この世の全ての物が質量を持つのは、このヒッグス粒子のお陰、というものだ。ところで、今回受賞した2人は、あくまでも
粒子の存在を予測しただけ。理論科学の世界ではこれが十分な業績になり、後の人はその証明に追われたりする。実際、ヒッグス
粒子の存在が確認されたのはごく最近の事だ。どうもこの関係が、実験科学をやっている者からするとしっくりこないのだ。
しかも素粒子の世界ともなると、言った者勝ちという空気をどことなく感じる。こういう粒子があれば説明がつくからある筈だ、
そんな感じだ。別の理論だって考えられるかもしれないし、実験的証拠は何も無いのに、だ。今回のヒッグス粒子、どちらかと言えば、
観測した実験をした人、もしくは観測した加速器や検出器を作った人の方が功績としては大きいのでは？とさえ思っている。
受賞にケチをつけるわけではないが、実験科学と理論科学はなかなか歩み寄れないような気がした。
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静岡県内だけの数字だが、WindowsXPがインストールされているPCの置き換え作業が間に合わないPCが1万台以上あることが
明らかになった。更新費用は5億円弱にものぼる。XPのサポートは来年4月9日で切れる事になっているのだが、それまでに費用やら
作業やらの工面がつかない、という事のようだ。当面はインターネットには接続しないといった対策をとるようだ。XPは安定性も良く
人気だった為に多く導入されたのだが、その結果がこれだ。しかも、これは静岡県内、しかも官公庁だけの話のようだ。これが
大学等の全PC、しかも日本全国、世界全体で考えた場合にはどんな数字になるのか想像もつかない。だからってXPのサポートを
続けろというのも無理があるのは分かっている。サポートを終了する日を発表するのが急すぎたのだ。企業や官公庁では予算の
関係上、急に伝えられても困るのだ。できたら2年くらい前に・・・と思ってしまう。実際のところ、XPはその使われている
数の多さからサポートを切るに切れずに続けてきた経緯がある。打ち切りは影響が大きいとの判断だろう。であれば、その打ち切りの
発表を早めにして欲しかった・・・というのが自治体の考えだろう。この混乱を参考に、次回はもっと早めの発表を願いたい。
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木星、土星、海王星、天王星の中心部分にはダイヤモンドがあるかもしれない、そんな観測結果が出てきた。これらの惑星は
いずれもガス惑星なのだが、ダイヤモンドの生成にとって完璧な温度や圧力などの条件が揃っているという。土星には最大で
1000万トンのダイヤモンドが存在しているかもしれないという話も出ている。勿論、惑星の核付近なので観測できないし、
取り出す事も困難。よくもまぁこんな観測をするもんだと感心してしまう。仮に土星に1000万トンのダイヤモンドがあったとしても
そこまで行って回収して地球に戻ってくるコストを考えると、あまりにも割に合わない。特に観測できたわけでもなく、温度と
圧力の推測値からの予想なので、言った者勝ちの雰囲気はある。だとしても、天文学者ってのは色んな事を考えるものだな
と思ってしまう。分からない事だらけだから、何があっても不思議ではない、とも言えるだろうか。とりあえずは宇宙のロマン
という便利な言葉で片付けておこう。
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