Top雑感2013年1月(1日〜10日)

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1月1日 ジョガーは凄い
 元日の今日、東京駅から皇居、警視庁にかけて歩いてみた。時刻にして午前9時〜10時頃なのだが、走っている人の数が凄い。
老若男女、外国人に至るまでそれぞれが思い思いのペースで走っているのだ。勿論かなりの数。元日の朝だというのに手を抜かない
人達が凄い。この人達、正月らしい生活をしていないのかな、なんて他人事ながら心配になってしまった。元日の朝となると
家族が集まって一緒に食事をして・・・なんていうのは田舎だけの話なんだろうか。確かに都心であれば初詣に行くとも考えにくい
ので走っているという事だろうか。そして、立っている警察の数が凄かった。警視庁の前にも立っているし、皇居の周りにも
凄い数が立っているのだ。そんな中でも走っているのだから凄い。怪しむ様子もない所を見ると、皇居周辺はジョギングというのが
免罪符になっているような雰囲気すらある。あの近辺、色んな意味で凄い。

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1月2日 分母の違いか?
 運営会社のTwitterが1秒あたりのツイート数の世界記録が更新された事を発表した。世界各地、年が明けた瞬間にツイート数が
激増したようなのだが、特に多かったのが日本とソウルで3万3388だったそうだ。これまでの記録というと、天空の城ラピュタでの
「バルス」で2万5088だというから、およそ8000多かった事になる。結局、日本人もイベント事が好きなんだよな、と思わされる
結果だ。今回、結果的にツイート数が上回ったのは、ソウルの分が入っているのもそうだが、バルスに参加したユーザーと
今回のツイートの参加したユーザーの数の違いがあるだろう。秒単位のズレでカウントが変わってしまうのもあるだろうから、
なるべく多くの人が参加するに越した事はないわけで。この記録、しばらく抜かれそうにないな、と思っているのだが、
次回のラピュタの放送時にマニアが気合いを入れて仲間を集いそうで怖い。1秒間のツイート数とか発表しなきゃいいのに・・・。

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1月3日 それでも届いた物達
 今年は喪中なので年賀状を作る必要が無かった。11月半ばに亡くなったので時期としては結構ギリギリだったが、喪中はがきを
出してこれで終わったなと思っていた。実際、年賀状はほとんど届かず、年賀状の無い正月がこんなにも気楽なものだとは思わなかった
というくらいに気楽な日を送っていた。が、今日の3日までに実は2通の年賀状が届いている。1通は喪中はがきを出した人。その人の
性格から考えて、単純に忘れていて、住所録を全て印刷して出しただろう、という人。もう1通は手書きで「喪中にも関わらず」と
書いてあるくらいに事情を知っている人。まぁそこまで知っていながらも伝えたい何かがあったというのは有り難い事だと思う。
が、こちらにはあまり心当たりが無かったりするわけで・・・。困ったなぁ、と。寒中見舞いで返すべきかどうするか、地味に
悩んでいたりする。う〜む・・・。毎年の年賀状のような寒中見舞いを今から作って間に合うか?去年のを見ていないだろうから
去年の絵柄をそのまま流用するか?それとも近日中に会う予定があるから、そこで伝えるか??悩むところだ・・・。そもそも、
分かっているなら出さないでくれよ・・・。

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1月4日 献血トラブル
 年末年始の成分献血の予約が今日に割り当てられたので行ってきた。これまで何度かトラブルっぽい事は起こっていた。
針が血管を突き抜けたと思ったのだが、結局は杞憂で何事も無かったとか、採血時にやたらと圧力が必要になり警報が鳴りまくるとか、
いざ刺そうと思ったら血管が見えないとか。結局は何事も無く終わった事ばかりなのだが、今回は初めてトラブルのまま終わった。
内容としては返血できないというもの。成分献血なので一度採血した後に、必要とする成分以外は体に戻すのだが、その時に
圧力が上がり過ぎて機械が止まるというもの。針先が血管を突き抜けていたり、血管壁にくっついていたりすると起こるのだが、
前者の場合は返血時に痛みや内出血が、後者の場合は採血時にもトラブルが出るのだが、どちらも無し。ベテランの看護師も
見たのだが、結局原因は分からず。当初の予定の3分の2くらいの献血で打ち切る決断が下された。原因は何だったのか今でも分からず。
普段選ばれる血管とは違う血管から採血したのも謎(看護師の趣味という説もある)。まぁあまり行かない献血ルームだし、
あまり当たらない機械だったから、相性が悪かっただけなのかもしれない。

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1月5日 除染作業
 福島県で行われている除染作業の内容が問題になっている。本来は回収しないといけない洗浄水をそのまま流す、刈り取った草を
そのまま放置、枝葉をそのまま捨てる、長靴に付着した土などは近くの川で洗ったり・・・まぁ挙げたらキリが無いような状態らしい。
しかも日常茶飯事になっているとか。これで怒る人もいるようだが、当然の結果と言えなくはないだろうか。放射性物質が付着したものを
集めるのはいいのだが、集めた物を置く場所が無いのだから形だけ作業をする事になる。元請けのゼネコンが悪いのか、作業員が
悪いのか、色々と議論がありそうだが、読みの甘い監督官庁が悪いのでは?集めたら線量が大きくなるのは当然で、それを置く場所も
決めずにとりあえず集めろと言われても、現場が困るというものだ。中間保管場所を巡ってのすったもんだもあったわけだし、
何かにつけて考えが甘い。結局、東京にいると地方の事なんてどうでもよくなっているのではないだろうか。今回、マスコミで報道
されたわけだが、これで何かが変わるだろうか?中間保管場所が決まるまでは作業中止・・・なんて決断ができるとも思えないし、
中間保管場所が決まるとも思えない。勿論、最終処分場所が決まらない状態で中間保管場所に手を挙げる自治体があるとも
考えにくく・・・。暗礁に乗り上げそうだ。

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1月6日 ラッシュのピークは?
 暦の関係で長い休みが取り易かった今回の年末年始。海外で過ごした人の帰国のピークが今日だったらしい。成田空港では
推計4万8000人が帰国したのだそうだ。どこから帰国したのかは知らないが、明日から全力で仕事に取り組むと息巻いている
人もいるようだ。さて、高速道路もさぞかし混んでいる事だろうと思ってチェックしてみたのだが、イマイチ混んでいないのだ。
普通の日曜日の方がもっと混んでいると思うほどに混んでいない。一体何がどうなっているのやら・・・。渋滞の中を運転して
帰ってきて翌日から仕事というのは厳しいから嫌だという人が多かったのだろうか。その辺りは実態を調査しないと分からないが
気持ち悪い程に空いている。これなら、今日、ちょっと出かけても良かったな、なんて思ったりもしている。因に、帰省、Uターン
共に新東名の威力は絶大だったようだ。

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1月7日 DO YOU KYOTO?
 恥ずかしながら知らなかった。聞いた事すら無かった。京都議定書の採択から10年後の2007年、欧米で環境問題の専門家が
使っているのを京都市が各種イベント等で広めてきたのだそうだ。意味は「環境に良いことをしていますか?」というもの。
しかし、京都市民すら意味を知らないと回答した人が7割に上ったのだそうだ。知らないという人さえ45%ほどいたようだ。
地方紙によるアンケートなので全国での結果は分からないのだが、もっと数字は小さくなるだろう。欧米で専門家が
使っている理由もよく分からないが、日本に広まるとは考えにくい。KYOTOと聞いて京都議定書を思い出す人は圧倒的に
少ないだろう。どうしても古都というイメージが先に立つので本来の意味を連想し辛いのだろう。結果として意味が
定着し辛い事になる。これ、実は京都市だけでなく、環境省すら世界共通語として普及させようとしているようなのだ。
地元の京都がこの有様ではどうなってしまうのやら。日本だけが取り残される・・・という可能性も考えられなくはないが、
低い気がする。何しろ、京都議定書の削減対象期間は2012年までと終わってしまったのだから・・・。

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1月8日 オリンピック東京招致
 ずっと騒がれていて、先日の都知事選の結果からも、もう招致は決定した。そしてIOCに書類を提出し、やっと大々的に
活動できるようになったわけだ。で、今度の東京のウリは、選手村を中心にして半径8 km以内に大半の競技場がある点にある。
そして、東日本大震災からの復興した姿を見てもらおうという目的もあるようだ。・・・いや、駄目でしょ、と思うのは
私だけだろうか。そもそも、東京はそれほどの被害を受けていない。確かに停電したり帰宅難民が出たりしたが、建物の被害は
ほとんどない。にもかかわらず、復興した姿というのはおかしい。新築したものだ。そして、半径8 kmというのは、結局は
首都圏だけであり、東京至上主義が見え隠れする。東京さえ良ければそれでいいのか、と。確かに、名古屋、大阪は招致レースに
負けた。だが、東京だって前回負けているわけで・・・。オリンピックを名目に、新しい建物を作ったり、道路を作ったり、
結局そうやって東京近辺を整備したいんでしょ?と思うのはひがみだろうか。仮に東京で開かれても私は行かないだろうな・・・。

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1月9日 怒るという事
 大阪の高校で起こった自殺事件。部活の顧問の先生の行き過ぎた指導、体罰を苦にしてのものとされている。この顧問が
言うには、発奮させる為に行ったと言っている。遺書には、キャプテンである自分だけが怒られて他の人は怒られない
という記述があったそうだ。実際に1人だけに集中していたのかどうかは分からないが、仮に集中していたとすると、既に古い
やり方と言えるだろう。確かに過去にはそういったやり方があった。「あの人でさえ怒られるんだから、私はもっとしっかりしないと」
という意識が働く、という理論だ。確かに上手くいった時期もあるようだが、これには前提がある。1つは怒られる人にその事を
伝える事。他の人を怒る代わりにあなたを怒っているんだという事を伝えて納得してもらう事。そして、周りに「あの人でさえ・・・」
という意識が働くという事。行き過ぎると「私は怒られなくて良かった」という意識しか働かなくなる。この状況は私も見た事が
あるので間違い無いだろう。さらに進むと「私は何をやっても怒られない」となってしまうわけだ。まぁ古いやり方で、現代では
通用しないのではないだろうか。何にせよ、怒るのは難しい。

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1月10日 子供向けスマホ
 猫も杓子もスマホか!?と聞きたくなってしまう。NTTドコモが子供向けのスマートフォンを発表。今年2月上旬から販売するそうだ。
1ヶ月のデータ通信量の制限が通常のものよりも小さい、電話・メールの相手の制限、サイトのアクセス制限、アプリのダウンロード
制限、利用時間の制限、防犯ブザーの機能もついているのだそうだ。キッズケータイの後継機といったところだろうか。果たして
子供が持つ携帯端末として、スマートフォンほどの機能が必要だろうか。確かに機能は通常の端末よりも制限されているが、
何の為に子供に携帯電話を持たせているのかを考えた時、これほどの機能が必要だとは思えないのだ。子供が喜ぶからでは
理由にはならないだろう。イマイチ目的が分からない。これが普及すると、「周りがみんな持っているから」という理由で持たざるを
得なくなる子供も出てくるのだろう。なんかなぁ・・・。

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