Top雑感2012年7月(11日〜20日)

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7月11日 新党名
 先日、政権与党から脱離したグループが、今日、新しい政党の旗揚げをした。その名前は「国民の生活が第一」というもの。その政策や
メンバーについてとやかく言うつもりはない。気になるのは次の選挙の比例代表の投票の時に、略称は何になるのか、という事。
「国民」だと「国民新党」と区別がつかない。「生活」というのも微妙な所を抜き出したような感じ。「国民第一」が妥当な
ところだろうか。自由民主党が自民党、社会民主党が社民党のような略称は、政党が選挙の時に届け出る事になっている。
この届け出名が略称になるのだろうが、果たしてどう届け出るのか。何にせよ「新党○○」という名前が付かなくて良かったと
思っている。何年経っても「新党」を名乗り続けるのはどうにも気持ちが悪いからだ。実際、現在の国会には「新党」を名乗る
政党は4つあり、2005年から続いているものもある。いい加減新党ではないだろう、と。これから国会がどうなるのか、
遠くから見守る事にする。

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7月12日 経験したことのない雨
 気象庁が今日の九州の雨を受けて使った表現。聞いた事がないなと思ったが、気象庁も始めて使った言葉なのだそうだ。しかも、
こういう表現を制定したのは1ヶ月程度前という事で、まさにできたての表現だ。1時間に30〜50ミリでバケツをひっくり返したような。
50〜80ミリだと滝のようなと表現される中で、100ミリを超える雨が降ったのだそうだ。最早想像を絶するものがある。24時間雨量
では500ミリを超えるところも。もう何がどうなっているやら。話を気象庁の表現に戻すと、「経験したことのない雨」と
同じように、過去に同じような気象条件で大きな被害が出たものを引き合いに出す事もあるのだそうだ。そんな昔の災害を
出されても、現地の人以外は覚えていないよ・・・というのが正直なところだ。気象庁は気候の変化に応じて新しい表現を
するようにしているのだが、その表現が作られた途端に使う機会が次々と現れるのは気のせいだろうか。新しい名前で注目を
集めるから、自然と目につくのだろうか。

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7月13日 渋滞予測
 最早毎年恒例とも言えるだろう、お盆の時期の高速道路の渋滞予測が発表された。勿論、気になるのは東名と新東名が並走
している区間。年末年始はかなり優秀な結果を納めていたのだが、果たしてどうなるのか。で、予測を見ると、東名高速では
下りは特に長い渋滞は予想されていないが、上りについて、御殿場ICから横浜町田ICまで35 kmの渋滞が予想されている。
場所としてはちょうど並走している区間が終わったから東京方面だ。そう、これは年末年始でも明らかになった事なのだが、
並走している区間は問題無いのだが、合流した後に一気に車の数が増えるので、どうしても今まで通りの渋滞が発生してしまう
のだ。そして相変わらず、横浜町田までの渋滞、何故ここで渋滞が切れるかというと、そこには海老名SAがあるからだ。
日本最大のSAなのだが、渋滞にはまって疲れたから、海老名で休もうか、となるわけだ。こういうSAがあると、前後で一気に
車の数が変わる事があるが、それがお盆にも起こるという事だ。この夏も渋滞情報から目が離せない。

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7月14日 多分、自覚が無い
 ある全国紙で「いじめている君へ」という連載記事が載っている。数年前にも連載されていたのだが、昨今のいじめ関連の
事件を受けて、連載を再開したというものだ。ひょっとしたら、過去の連載時にも同じ事を思い、同じ事を書いたかもしれいが、
この連載の効果がどれだけあるのかは甚だ疑問だ。いじめをしている側が、それを「いじめ」と認識しているケースが比較的
少ないからだ。ここ最近のいじめは、ニュースで出てくる範囲で考えると陰湿化しているので、分かっているのかもしれないが。
過去に、いじめを受けた人がいじめていた側と会うというドキュメントを見た事があるのだが、いじめていた側は何も覚えていない
というパターンが多いようだ。一緒に遊んでいる、という認識なのかもしれない。また、掲載しているのが新聞というのも厳しい。
中学生くらいが新聞の連載記事を一生懸命読むとも思えない。親が自分の子供のいじめに気付いているとも思えない。
一体誰に向けての記事なのか、それが分からないのだ・・・。

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7月15日 新東名で死亡事故
 開通は今年の4月14日だったので、3ヶ月後という事になる。昨日14日の午後10時20分頃に新東名高速の本線上で初の
死亡事故が起こった。車線変更で前の車と接触、追い越し車線で止まった車に後続の車が突っ込んだのだそうだ。
21才の男性が死亡、軽症が2人という事故だ。新東名を走ると分かるのだが、非常に走り易い。道が新しくて凹凸が少ない
というのもあるが、広いしカーブも緩い、傾斜も緩いので、スピード感が無いというのも分からないわけではない。
今回の事故のそもそもの発端は、車線変更で前の車に接触してしまった事にあるようだが、感覚がなくなってしまったか、
追い越し車線の車をやり過ごしている間に車間を詰め過ぎ、それでもいつも通りにアクセルを踏んだとか、そんなところだろう。
あの道路を走るとスピードが出し易いので、事故が起こらない事の方が不思議だったのだが、やはり3ヶ月で死亡事故が
起こってしまった。走り易い道を造るというのも罪な話だ。

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7月16日 当事者の気持ち
 総理大臣がいじめについてテレビで語ったという事がニュースになっていた。動画サイトにアップされていたので一応見た。
「あなたは1人ではありません」とか「誰でもいいから相談してください」とか、周りの人の協力を呼びかけていた。
まぁ何と言うか、いじめられた事が無いんだろうなというのは話の内容から見て取れるし、子供ではないからこそ言えるキレイ事だな
という思いしか残らなかった。いじめを受けた側として言えるのは、ハッキリ言って誰にも相談できないという事。相談する先が
分からないし、子供は自分の中だけで問題を解決しようとする傾向が強いのだ。そして、周りの子供、見てみぬ振りをしているわけでは
ないと思うのだ、私は。見ているのだが、かばう事や先生、親に伝える事で自分に報復が来る事を恐れているというのが正直な所だろう。
大人からしてみれば、告げ口しても正しい事をしているのだから、先生や親が守ってくれると考えるだろうが、子供の世界はもっと残酷で
報復はキッチリ返ってくる。結局、大事なのはキッチリと守ってくれる相談相手、できれば学校関係者や親ではなく、第三者でそういう人を
明確にしておく事、周りの大人が気付く事だと思う。今回も電話の相談窓口を設置していたようだが、そこに実際に相談してくる子供なんて
ごく一部だろう。少なくとも当時の私はできなかったと思う。相談している事が親に知られて面倒事になるのが嫌だったからだ。
いじめの問題はハッキリ言って凄く難しいし、実際に経験した人でなければ、いじめを受けた側の心理は分からないし、キレイ事で
片付くものでもない。その辺りを理解した上で人選をして対策をとるべきだと思う。

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7月17日 自然を相手にするという事
 実は昨日、晴れていたので星の写真が撮れるかもと思って出かけた。が、撮影スポットに近づくに連れて、徐々に雲が出てきて、
着いた時には雲だらけだった。若干標高の高い所だったので、むしろ雲の中だった。数時間様子を見たのだが全く駄目で、
結局明るいうちに帰途についた。今日も昼は雲一つない天気で、ひょっとしたらいけるかもと思っていたのだが、夕方頃から雲が出て、
日没頃には完全にアウトだった。そんな気がしたので出かけていないのだが。ネット上を見回すと、星の写真は結構な数見つかる。
みんなそれなりに苦労して撮っているんだろうなというのは想像に難くない。天候が物を言う世界だからだ。実際に晴れていたとしても
10分単位で雲のかかり方が変わるのでタイミングを逃すと一気にアウトになる。自然を相手にするというのは、こういう点で難しい。
夜景の撮影だとか、人の撮影の方がある意味では簡単だと思う。夏の大三角と天の川を撮るのが、ここ数年の夢なのだが、
なかなか実現しない。何とかならないものだろうか・・・。

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7月18日、19日は更新停止

7月20日 温度差が酷い
 学会で京都に行っていた。そして今日の夜に帰ってきたのだ。この温度差が酷い。流石盆地という感じで、京都は暑かった。最高気温が
36 ℃とかだったと思う。夜になっても暑いまま。天気予報やニュース等をチェックする限り、東京の方もそうだったようだ。その暑い中、
関西電力の電力使用制限が発令していた。が、昨年の首都圏のような無意味なまでの電力削減は行われていなかったようだ。そして
今朝、京都でも雨が降っており、それなりに気温は下がったのだが、湿度が高い分酷い事になっていた。夕方に向こうを出たのだが
その時でもじっとりと汗をかくくらい。新幹線を降りて外に出た瞬間、「涼しい」と思った。実際、気温は低いようだ。雨が降っていた
形跡もある。ほんの数時間、新幹線で移動しただけなのに、とんでもない温度差を経験させられたのだ。これは酷い。温度差が酷いと
体調を崩すというが、その気持ちが分かった気がした。とりあえず、今夜はゆっくり眠れそうだ。どうもホテルだと落ち着かなくて・・・。

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