Top雑感2012年1月(11日〜20日)

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1月11日 不在着信
 今日の仕事中、携帯電話に母親から時間を置いて5回の着信があった。会社に着くとすぐに携帯電話をカバンに放り込み、着信音は
おろか、バイブすらしないようにしているので、それに気付いたのは帰宅する直前。そんなにしてまで伝えたい事があるなら
メールを打てばいいじゃないか、打てないわけじゃないんだから・・・と思うのは私だけではないだろう。実際、私なら余程の
急ぎでない限りは、2回くらいで諦めてメールに転向する。まぁ、メールの件は諦めるとして、何か重要な用件だと困ると思い、
こちらからかけてみると「電源が入っていないか、電波が届かない」というメッセージが。そう、自分でかける時以外は
電源を切っている人なのだ。こうなってしまうと「何がしたいの?」と聞きたくなってしまう。携帯電話に掛ける以上は、着信履歴が
残るわけで、それだけの回数の履歴があれば掛けかえしてくると考えるのが普通ではないのだろうか。私自身は感性がズレていると
よく言われているので普通ではないのかもしれないが、今現在、用件がなんだったのか、本当に急ぎなのか、何も分からない。

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1月12日 緊急地震速報
 午後12時20頃だっただろうか、緊急地震速報が鳴ったのは。当然のように会社にいたし、昼食のまっただ中。大勢が集まった食堂の
あちこちで、携帯電話から鳴るあの独特の音が響いていた。とまぁ、そこまではどこでも起こっていた事だろう。では、この速報を受けて
行動を起こした人は一体どれくらいいるのだろうか・・・。因に、会社の食堂では誰一人動くことなく、「あぁ、鳴ったんだ」という
感じで携帯電話を取り出して確認、音を止めてそのまま食事を続行する人ばかりであった。実際のところ、最大震度は4で空振り、
当然、鳴った地域でも震度は小さく、揺れた事すら感じないくらいであった。会社では緊急地震速報が発報した時には、全館放送で
注意を促す事になっていたのだが、それも放送開始を告げると思われるチャイムが鳴っただけ。実際のところ、何も無かったので
問題はないのだが、震災の時にあれだけ痛い目にあったのに、すっかり抜けているんじゃないか?どうせ何も起こらないと
思っているのだろう。その場の勢いだけで制度を作ってみたものの、いざとなると何も出来なくなっている事が露呈された。
まぁ、そんなもんなんだろうな。

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1月13日 フィッシング
 フィッシングの為のサイトやメールが進化し続けている。インターネットの世界が変化し続けているので、それに合わせて
フィッシングも変化していくのは当然とも言えるが。とうとうtwitterのサイトを模倣したフィッシングサイトが登場したらしい。
画像が公開されていたが、ロゴマークはそのままじゃないか?というくらいそのままだった。ところで、先日、携帯電話に
新しい手口のフィッシングメールが届いた。softbankから堂々と名乗り、こちらのメールアドレスも本文中に記載してあるもの。
そして前日にネットワークエラーがありアクセスできなくなったが今は回復しており、その確認の為にURLをクリックしてくれ
というもの。クリックしたら料金を2000円割り引くとも書かれていた。送信元のドメインがsoftbankではないのでフィッシングだと
分かるのだが、手が込んでいる。これからも進化を続ける事だろう。気をつけなくては・・・。

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1月14日 今年のトラブル
 今日、明日と大学入試センター試験。そして、ここ最近の興味というと、リスニングで使われるICプレイヤーの初期不良率。
毎年のようにトラブルが起こっている。今年はどうなるだろうと思っていたのだ。例によって途中で音声が途切れるという
トラブルは起こっていたようだが、そんなニュースを打ち消すくらいのものだった。何と、リスニング用のICプレイヤーが
会場に届いていなかったというのだ。被災地対応で変更した会場なのだそうだが、機械については当日の朝とかに確認しないのか?
という気がする。県内の機材を一括して扱っていた所から急遽配送して、時間を遅らせてどうにか終わらせたようだ。
大学入試センター側は、初めてのトラブルと発表しているようだ。確かに始めてだと思う。というか、事前に確認しておけ、と。
その確認作業がどうなっているのか、今回、どのタイミングで発覚したのか、その辺りの検証が必要になるだろう。
何にせよ、確認が甘かった事は責められるだろう。

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1月15日 リクルートスーツ
 電機大手のある会社が、就職活動をする学生に「服装は自由に」と呼びかけているそうだ。服装でも個性を表現して欲しいと
普段通りの服装を呼びかけているのだそうだ。これまでの会社の説明会や入社試験でも、要求していないのに学生はスーツを着て
来ているという事で、敢えて明文化したようだ。まぁだからって普通の服装で来る人は少ないだろうなというのが私の意見。
実際、昨年の就職活動では、節電ムードもあり、「ノージャケット、ノーネクタイでOK」というクールビズっぽいものが
呼びかけられていたが、実際はほとんどの人がビシッと着ていたそうだ。いくら「無しでいい」と言われてもなぁ・・・
というのが就活生の正直な心理だと思う。そんな所で無意味に減点されても嫌だ、と。第一、普段通りの服装では加点も減点も
可能性があるが、スーツなら少なくとも減点はない、となるとスーツを選ぶのではないだろうか。この会社は20年前に「学歴不問」を
掲げて話題になったが、いまだに世間では学歴が考慮されるところからも、今後のトレンドにはならないだろうという気がする。

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1月16日 大学入試センター
 大学入試センター試験がとりあえず終わり、当日はリスニングで前代未聞のトラブルが起こった事がニュースになっていた。
その後、問題冊子の配布ミスで4500人に影響が出たと発表し、謝罪している。色々と制度が難しくなっているので、ここでの
明記は避けるが、大学がどの科目の点数を使うかで影響が出る場合が考えられているという。去年の大学入試の2次試験で
携帯電話を使って「知恵袋」へ問題を投稿した事件があったが、その対応等で色々と複雑になったのも一因だろう。
監督者向けのマニュアルには全て記載されており、監督者向けの研修も行っていたらしいのだが、結局はこうなってしまった。
それだけ複雑なことになっているのだ。ところで、こういうものでいつも思うのだが、試験開始時間が遅れたとかで、
そんなに受験生の負担になるのだろうか?試験開始時間が遅れれば、それだけ直前に詰め込めるし、何なら張りつめた緊張を
一時的にほぐすことだってできる。遅れると受験生の負担になるという話ばかりを聞くが、本当にそうなんだろうか・・・。
まぁ、早く試験が終わって欲しいと思う気持ちは分かるのだが。

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1月17日 幾何学の感覚
 本当はすぐにやりたかったのだが、なかなか時間がとれずにできなかった。新聞に掲載されている大学入試センター試験の問題を
昨夜、実際に解いてみた。とりあえず数学I・Aから。時間を計測してのもの。でまぁ、普通の数字やら数式やらをいじる問題は何気なく
解けたのだが、平面幾何学、平たく言うと図形の問題が解けなかった。見事にはまったのだ。補助線を見つける嗅覚が衰えて
しまったかのようだった。結局、その問題は最後まで解けずに時間切れ。先の問題を解いてしまうことで、大きな失点は免れたが、
現役当時は数学I・Aについては時間が余った記憶があるのでショックだ。結局、平面幾何学の問題は解けないまま今日を迎えた。
仕事中も空いた時間に考えていたのだが分からず、結局、帰り道の途中、歩いている時に解法が分かったのだった。しかも補助線なんて
必要無かったという・・・。数式をいじる事は今でも時々あるのだが、平面幾何学については離れて久しいので完全に感覚が無いようだ。
現役当時、センター試験対策なんて要らないとさえ思っていたのだが、実は重要だったのかもしれないと思っている。久しぶりに変な
頭の使い方をした気分だった。

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1月18日 秋入学
 東京大学が学部での秋入学への全面移行を検討しているようだ。まだ学内の中間報告の段階であり、学内に反対意見もあるようで、
本当になるかどうかは分からない。世界的には秋入学が多い事から、留学生の受け入れや送り出しに不利であること、4月〜9月の
春学期の途中に夏休みが挟まることなどが問題になっているようだ。大学院では一部で秋入学を実施しているらしく、そのまま大学院に
進学するのであれば問題は無さそうだ。しかし、学部4年で卒業となると、企業の採用は4月の一括採用が主なのでどうしてもギャップが
出てきてしまう。そのギャップをどう埋めるのかが問題になりそうだ。大学のワーキンググループは、学部の真ん中か、最後で
調整しようとしているようだが、どちらにしても高校を卒業してから5年後に大学を卒業という事になる。本当に意味があるのかどうか、
疑問が残るところだ。それでも東大が採用したら、全国の大学も徐々に移行していくんだろうな、という気はする。果たしてどれだけの
意味があるのか、トータルで1年になるギャップの時期をどうするのか、その2つの問題にキチンとした答えが出ないと
導入は難しいだろうと思う。どうなる事やら・・・。

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1月19日 否定しないようだ
 今日の新聞の1面に東京電力が家庭向けの電気料金を上げるという記事が載った。政府も徹底したリストラと経営責任の明確化を
条件に容認する方針であるとも。値上げ幅は5〜15%とまだ流動的。今まで、この手の東京電力にとって不利な記事が出た場合、
即座にWebページで何らかのコメントを発表してきたのだが、今回は何もない。今になってその手の発表を見直してみると、
電気料金の値上げについては「申し上げられる状態にありません」(昨年12月9日)と言葉を濁しているのみで、否定はしていないのだ。
つまりはその頃から値上げをする気でいたとも考えられる。今回は何のアクションもないという事は、完全に肯定していると
考えていいのだろう。・・・これ以上値上げしてどうするんだ?と。徹底したリストラについても、数値目標が示されているわけでもなく、
結局は政府側は押し切られて終わるのだろう。結局困るのは一般市民なのだ。

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1月20日 学生のマナー
 関西学院大学の近くのファーストフード店から、学生が長く居座って迷惑がかかっているという苦情があったそうだ。試験勉強の為に
長居する、飲食物を持ち込む学生もいるという事らしく、大学側は店に行かないように求める通知を出したのだそうだ。翌日には
他の店でも注意が必要という事で店名を伏せたそうなのだが、店側としては出入り禁止までは求めていなかったとして困惑しているようだ。
飲食店に飲食物を持ち込んで長居するという根性というか、それができる精神がある意味では凄いと思う。何故そうなって
しまったのか・・・。確かに「学生だから」で許される事もあるが、それにも限度があるわけで、これはさすがにやり過ぎだろうと思う。
ちょっと考えたら分かりそうなものなのに。「学生」という免罪符があったとしてもマナー違反はすべきではないだろう。許される
からいい、というのはやはり間違っていると思う。ファストフード店で試験勉強ができるという事だけは凄いと思うが。

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