Top雑感2012年8月(11日〜20日)

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8月11日 電子ピアノの緊急性
 用事があって出かけて、家電量販店の近くを通った時の事。その家電量販店で買った物を抱えて歩いている人がいた。もうタイトルで
明らかなのだが、物は電子ピアノ。ダンボールに書かれていた内容から明らかであり、当然のようにそれなりの大きさがある。「抱えて」
という表現なのはそのため。持っていたのは女性。一応、店側で持ち手を付けてくれていたのだが、両手で持ち手を持つ形になって
まさに「抱える」という状態だったのだ。まぁ、それだけなら大きな問題はない。別に電子ピアノが必要だったんだろうな、
というだけの事。ただ、分からないのは、そんな大変な思いまでして持ち帰らないといけなかった理由が分からないのだ。別に宅配
してもらったっていいじゃないか、と。電子ピアノにそこまでの緊急性があったのだろうか・・・。人様の事にあまり突っ込んでも
仕方ないのだが、あれだけ苦しそうに持ち帰っているのを見ると、どうにも気になる。

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8月12日 渋滞情報
 今年も帰省するわけでもなく、ずっと家にいる。そうなるとチェックするのは帰省ラッシュの渋滞情報。新東名高速の近辺は
前回の帰省ラッシュで大体の傾向は掴めているのだが、一応の確認という感じか。予想通りというか、東名高速は新東名とのJCT
前後、合流直前と直後で渋滞が起こっていたようだ。中央道では悪名高き子仏トンネル付近で、名神高速が相変わらずの渋滞
っぷりを見せていた。他にも東京湾アクアラインが混み合っていたのはレジャーに出かける人が多かったからだろうか。
夜には上り線が渋滞していたのがl気になるところだ。相変わらず日本は全員揃って一定の時期に休みをとって帰省するんだなぁ
と実感してしまう。立ち消えに終わったが、全国をいくつかのブロックに分割してバラバラに連休を作ろうとした理由が
何となく分かる気がする。つい最近もそんな話があったと思うが・・・。Uターンラッシュは平日になりそうだから、分散するのかな?
楽しみだ。

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8月13日 デジタルバックミラー
 最早「ミラー」ではないだろ、というのはさておいて。とある海外の自動車メーカーが、今年後半に発売予定の新型車から
投入予定のシステム。所謂バックミラーがあるところに有機ELを用いた小型モニターをつけ、車両後方に設置したカメラの
映像を映す事というもの。メーカー曰く、防眩効果に優れる他、ディスプレイの明度やON/OFFの切り替え等の調節が可能
との事だが、OFFにしちゃ駄目だろ・・・。技術自体は既に完成しており、ルマン24時間耐久レースで既に投入済みだとか。
車もとうとうそんな時代になったか、と思ってしまった。この方式で後方が確認できるのであれば、リアウィンドウは
無くなるという事なのか?それは日本の法律的にどうなんだ??色々と疑問は尽きない。ただ、このモニターが100%故障しない
とも限らないのが怖いところで、何らかのバックアップシステムがあるのだろうか?何となく、まだまだ未来の技術だなという
気がする。私は・・・要らないかな。防眩だってミラーにその機能は付いているわけだし・・・。

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8月14日 ビタミーナ
 その名前からは全く分からなかった。世界のKitchenからの新商品のようだ。別にWebページをチェックしているわけではなく、
たまたまコンビニに行ったら新商品を見かけたので購入してきた。その商品名が「真っ赤な果実のビタミーナ」というもの。
「ビタミンCたっぷり」という謳い文句だ。スウェーデンで作られる濃縮シロップなのだが、ラズベリーやブラックカラントなど
で作り、さらに数種類の果汁と純水で割ったというものだ。これまでのシリーズと違って、かなり飲み易いと思う。スッキリとした
飲み口で、コストさえ合うなら、普段から売ってもいいようなものだ。と、飲んでいて気付いたのだが、よく行く体育館で
売られているアセロラ入りのスポーツドリンクによく似た味をしているのだ。スポーツドリンクの方が、やや甘いかなという感じが
するくらい。共通しているのはアセロラだと思うが、それだけ強く感じられるという事か。ちなみに、どちらも同じメーカーだ。
ひょっとして・・・。

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8月15日 問題はこれから先
 夜に、通常の番組を中断して、所謂「報道フロア」から緊急ニュースが流れた。別に字幕で流すニュース速報でも良かったと
思うのだが、敢えてそうしたのだから、きっと大きいニュースなのだろうと覚悟した。ニュースの中身は、尖閣諸島に上陸した
香港の活動家を現行犯逮捕したというものだ。このところ、外交関連で日本は舐められっぱなしな状態だったので、ようやく
重い腰を上げたか、という感じだ。ただ、問題はここから先。逮捕した人をこれからどうするのか?にある。海上保安庁の巡視船に
衝突してきた漁船の船長を、あっさりと解放したのは記憶に新しい。今回逮捕した人達をこれからどうするのか、今の所、そのあたりの
報道はされていないので分からないが、それなりの事をしないと、また舐められるだけになりかねない。弱腰外交と言われる日本。
そろそろ強く出てもいいのではないだろうか。

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8月16日 ジスプロシウム
 ここ数年、実にマイナーな元素がニュースになる。周期表を暗記した私としては実に嬉しい。今回出てきたのはジスプロシウム。
熱に強い磁石を作る為に不可欠だった元素らしいのだが、鉄の配合量や焼き固める温度などでジスプロシウム無しでも高温に
耐えられる磁石が作れるようになったという。これが一般の全国紙に載っているのだから凄い。とりあえず、加熱すると磁力が
無くなるという事を知らない人が多い。なんなら会社で化学をやっている人すら知らなかった。そしてジスプロシウム。もう誰が
知っているんだ?という世界だ。磁石というとプラセオジムとかネオジム、サマリウム、コバルトあたりが有名か。
そんな中でジスプロシウムだ。もう喜ぶのは私を含めた一部のマニアだけじゃないのか?まぁ、こういう書き方をすると
元素に失礼なのだろうけど。次はどの元素が出てくるやら。

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8月17日 距離感の問題?
 東日本大震災による福島第一原発の事故後、十和田湖観光汽船で客足が激減し、とうとう倒産する事態にまでなってしまった。
外国人旅行者と修学旅行生が2011年度は前年の6割程度に、2012年も戻っていないそうで、負債総額は5億7000万円だとか。
風評被害だとして昨年4月〜今年2月分の4200万円を賠償請求したが、支払われたのは昨年3月〜5月の75万円のみだったそうだ。
誰が悪いとは敢えて言わないが、もう少し日本人も協力してあげても良かったのではないだろうか。同じ「東北」としてくくるから
悪いのかもしれないが、事故のあった福島第一原発からの距離は首都圏よりも十和田湖の方が遠い。首都圏では多くの人が
のうのうと暮らしているのに、十和田湖に行きたがらないとは・・・。勿論、風向きとか地形とか、単純な距離での判断はできないのだが
そうだとしてもちょっと酷い。遊覧船事業を続けながら再建を目指すとしているので、今からでも観光に行ってみては?紅葉がキレイですよ。

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8月18日 刺殺事件の動機が・・・
 東京都で起こった刺殺事件。49才の女性が交際していた男性上司を刺殺したというもの。2人とも既婚者だが交際しており、最近は
別れ話をしていたとか。最後の決め手が、手を握ったら「気持ち悪い」と言われてカッとなった、というものらしい。まぁそれまでに
色々と前段階はあったのだろうけど、決め手となった理由が軽すぎる。そんな理由で刺殺までいくとは。刃物をホテルに持ち込んでいた
時点でかなり危ないのだが、ちょっとカッとなりすぎだろ、と。私の場合、つい先日、不動産の営業マンが家に来て話をしていたのだが
「変わってますね」と言われた。初対面の人に、だ。お前に私の何が分かるんだ?という思いはあったのだが、ぐっと押し殺して
「ありがとうございます」と応えておいた。まぁ過去に色々あり過ぎて、考え方が歪んでしまった私と比較しても仕方ないかもしれないが、
何を言われても動じないくらいの精神力は身につけておいた方が良さそうだ。何も殺さなくても・・・。

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8月19日 領土問題
 今、日本と隣国との間での領土問題が何かとニュースになる。沖縄県の尖閣諸島と島根県の竹島だ。高校の時の社会の選択は
地理だった。地理を習うと世界中の領土問題の話が出てくる。有名なところではインドとパキスタンのカシミール地方が
あるだろう。その当時は大変そうだなぁくらいにしか思っていなかった。領土問題の争いがどんなものなのか、全く考えた事もなかった。
ところが今、連日のようにニュースになると、こういう物なのかと思ってしまう。双方の国の活動家が国旗を掲げて現地に乗り込み、
政府の外交筋が見解を発表し、それぞれに対して双方の国が報道をする。場合によっては現地に乗り込んだ活動家が
英雄扱いされたり、どういう処分を下すかでもめたり。いや、まぁ、お互いが譲れないのは分かっているし、島1つでも領土として
どれだけ大事な物なのかは分かっているのだが、無益な事を繰り返しているなぁ、という気になってしまう。もっと平和的な
解決策があるんじゃないか、と。今回の2つ、解決の日は遠そうだ。

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8月20日 太陽の形
 今更だが、太陽は球だったのだそうだ。いや、凄く当然の事のように思われるが、結構凄い事なのだ。そもそも太陽は自転しているので
それによる遠心力の影響で赤道付近が広くなっていると考えられていたのだ。太陽がビーチボール程の大きさだとすると、球との
差は髪の毛の太さほどもない、という結果が出たのだ。因に、地球の場合は同じ大きさだとすると、赤道方向に3ミリほど長いのだそうだ。
さらには下膨れの洋梨型である事が知られている。それに比べて、太陽が如何に球に近いかが分かるだろう。今の所、なぜそんなにも
球に近いのかの理由は分かっていないようだが、これって結構凄い事なんじゃないか?と思っている。実際、他の太陽系の星について
詳しく測定した例があまりないので、どちらが珍しいのかは分からないのだが・・・。ガスの星だから、というわけでもなさそうなのだ。
現代になって日食を利用して太陽の直系を測り直してみたり、今回のように球とのズレを測定してみたり、何かと注目を集める太陽。
次はどんなデータが出てくるのやら。専門ではないが、実に興味がある。

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