仏前な日 仏像に関する情報を仕入れた日に更新します。
第18日(2005.08.27〜28)
情報:「2005夏 滋賀・湖北/湖南」
内容:見仏/2日目:正福寺→長楽寺(東寺)→善水寺→石山寺→三井寺


朝から焦った!あっちとこっちの「正福寺」。

正福寺<しょうふく・じ> 目玉:釈迦如来坐像


小谷寺 翌28日、京都からアッコ、そーい、月影、よっしーさんと一緒にそーいさんの運転で滋賀へ。

常楽寺(西寺)が拝観不可でしたので秘仏の本尊十一面観音さんは見られませんが正福寺へ。

9時半 正福寺。 お寺の境内でぶらぶらしてから時間になったので玄関のインターホンで
「予約した者ですが」
と声を掛けると今日は予約が入ってないとのこと。

!?確かに電話したのにどうなってんだー?とパニクってると
「それは隣りの市の正福寺じゃないのか?」
と返される。
でもでも、カーナビに電話番号を入れて検索した目的地がここなんですが・・・。

な、なんと!どうやらカーナビのデータが間違っていたらしいのです。
つまりあっち(甲南町)の電話番号とこっち(甲西町)の正副寺の番地がくっついていた、と。
こんなこともあるんだなあ。超レアケースだろうけど。

こちらのお坊様に道順を教えていただき
あちらには遅れる旨電話し、着いたのは10:16。

本堂に上がり、十一面観音のお前立さんやお釈迦さんを紹介していただく。
中央のご本尊のお厨子は閉まっているが、壁に掛かった絵を見ると、
腰のひねりの少ない、まっすぐに立っている感じのひとらしい。
四万四千日法会の時などはお厨子が開くそうです。

四天王は2人ずつ2組の寄せ集めらしいのですが、
太めの逞しいひとたちで、4人のバランスがなかなかとれていました。

正面向かって右側の釈迦如来坐像は結構大きな像だったのですが、
右手に小さな誕生仏が乗っているのが珍しく、そして微笑ましかった。


小谷寺 お寺の方にお話しいただいたのだが、仏像を前に茶を飲む。なんと贅沢!

そしてその時教えてもらって、こちらの仁王門のところでわらじをゲット。
80過ぎの檀家のおじいさんが編んでるそうで、数が減っているとまた新しく足してくれるらしいので記念にいただきました。

この仁王さんの腰ミノ!もおじいさんが作ってるんでしょうね。
お似合いでした。


■正福寺■
住所:滋賀県甲賀市甲南町杉谷2928
電話:0748−86−2879(要予約)



大きなお堂にいる仏さんは心地良さそうだ

長楽寺<ちょうらく・じ>(東寺) 目玉:丈六阿弥陀如来坐像など


向源寺 10時半 長楽寺の予定だったのですが大分遅れまして。 電話して11時半にしてもらいました。

さて着くと本堂の前に係りの方がいらっしゃらなかった。
電話すると係りの人は出かけ先からまだ戻ってないそうだ。
ぷらぷらしつつ手水などを使っていると
(正福寺もそうだったがこちらも鳥居あり。)
係りの女性が鍵を手に小走りに現れました。


本堂に上げていただき、説明を拝聴。ほー、本堂は国宝なんだって。

正面に思ったよりも大きなお釈迦さんと阿弥陀如来さんが。
その外側にイイ邪鬼を踏んだ毘沙門天と聖観音さんが。
外からはこんなひとたちが中にいるなんて全く想像できない。

そして本堂を出て、収蔵庫に行くと丈六仏(丈六阿弥陀如来坐像)が!これもびっくり。
台座が八角形で、親指と人差し指の間の水かき=縵網相<まんもうそう>に
網目のある珍しい阿弥陀さんでした。

■ 長楽寺(東寺)■
住所: 滋賀県湖南市東寺
電話:0748−77−3813(要予約)



楽しい、仏像が表にも裏にも沢山!

善水寺<ぜんすい・じ> 目玉:金剛力士像など


黒田観音堂 お昼を某ファミレスで。
ドリンクバー的なとこで100%オレンジジュースを選んだが妙に薄く、水っぽかった。

13時の予定が13時40分に善水寺。こちらは予約なしで拝観できます。

寺名の通り名水で有名なお寺らしく、参拝者はみな水を汲んで帰ります。
ボトリング用の500mlかな?のペットボトルが一個100円で 売っております。

私はたまたま飲みかけのお茶のペットを持ってたのでそれに入れて帰りに飲みました。
さすがにうまかったです。すぐに飲み終えてしまった。

さて、またもや国宝級の立派な本堂に入るとうわ!金剛力士像!大きくて立派。
内陣に入りますと須弥壇上に 十二神将四天王梵天、帝釈天もいらっしゃる。ゴーカ!!
どれもみな藤原時代の作らしく、丸顔、太めの体躯、ゆるやかなフォルムで
彩色が結構残っており、朴訥ながらもきらびやかな感じ。
こーれはすばらしいですね。四天王に踏まれいる邪鬼もいいです。

そして、須弥壇裏側に回ると、ここにもずらーっと横並びに仏像が9体も!
持国天、聖観世音菩薩丈六像、誕生仏、僧形文殊菩薩、釈迦如来、聖観世音菩薩、
不動明王、兜跋<とばつ>毘沙門天、増長天。

ほら、すごい。こちらもどっしりとした体の仏さんたちで、とても見応えありました。
いやあ、楽しかった。大満足でした。

■善水寺■
住所: 滋賀県湖南市岩根3518
電話:0748−72−3730



京都からも来やすく、運動にもいいお寺。

石山寺<いしやま・でら> 目玉:薬師如来と十一面観音立像


西野薬師観音堂 善水寺と離れているので一区間高速に乗りました。(栗東→瀬田)

15時15分に石山寺着。時間があれば三井寺にも行こうと思っていたのですが、今朝のアレで今回最後の仏像スポットです。こちらも予約なしで拝観できます。

仁王門(東大門)でひとしきり
「(仁王さんが)立体に見えない。」
「汚れ具合で平面的に見えるんじゃないか?」
と討論会。

写真を見てもらえばわかる(というか仏好きでは有名であろう)と思うが、
ちょっと離れたところから見ると妙に薄っぺらく、まるで門にモノクロ写真を貼っているよう。
逆トリックアートだ。

こちらは観光らしい年配の方々でいっぱい。景色が良いし京都からもアクセスしやすいからでしょう。
しかしな、眺めの良いとこに行く階段が急ですよ、おまけに何カ所もある。
いや、私は少なくとも毎日150段は登ってるし、大丈夫ですが。
上に着きますと、正面にドーン!岩。すごいね。

右手のお堂には兜跋毘沙門天。東寺の写しかな?かっこよい。

さらに石段上がって本堂では内陣に。
本尊如意輪観音さんの御前立は岩坐に半跏の姿勢で腰掛けている。
ゴージャスな宝冠と瓔珞<ようらく>を身につけていて、ご本尊にも会ってみたいなと思った。

さらにまた石段を上がると正面に多宝塔。
快慶の黒い大日如来(金剛界)さん。わ、この人も写真で見るよりかっこ良いんだわ。
切れ長の目がクール。思ったより若々しい像でした。
またこの、格子戸から暗い塔内を覗き込む感じがいいですね。

月見亭などを見、くるっと回って出口。あれ?絵はがき売ってない。
入口受付で尋ねると本堂にしか置いてないとのこと。
!!また階段登れってこと!?はい、そうです。

で息切らして本堂まで行って「絵はがきください!」と言うと
「はい、紫式部の方でいいですか?」…そうだった、
ここは紫式部が源氏物語のきっかけを書いた場所というのがウリなんだった。

でももちろん!違います。「あの、仏像の方を…」
ここで間違えたら交換しにもう一周せなあかんから慎重に言ってみました。

帰りにしじみの佃煮なんて珍しくも美味しいもんをお土産に買いました。

■石山寺■
住所: 滋賀県大津市石山寺1−1−1
電話:077−537−0013



【旅のまとめ】

赤後寺 そーいさんの運転で京都駅まで戻り、新幹線に乗って東京まで帰りました。

今回入手グッズは右の通り。結構絵はがきを買いましたね。上段中央は正福寺でもらったわらじ。左は向源寺で買った十一面観音の写真集。

今回は初の滋賀見仏。
ご一緒していただいたみなさんのおかげで今年も楽しい夏休みになりました。
どうもありがとう。まだまだ沢山の仏像がいるらしいので、
またぜひ滋賀に行きたいと思います。

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a-k-i-r-a@2005.11.28
※この頁に記載してある情報はお寺を訪ねた時点のものです。
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