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※「仏前な日」に入れる程でない、アキラのくずなレポを拾い上げてます。※

01/07/2009 国宝 三井寺展/国宝 阿修羅展 ポスター
「国宝 三井寺(みいでら)展」ポスター
・撮影 2009年01月17日 新宿駅構内にて
「国宝 三井寺(みいでら)展」ポスター

●2009年2月7日(土)〜3月15日(日)に
 六本木のサントリー美術館で
 「国宝 三井寺(みいでら)展」が開催されます。

 ポスターになっている金色不動明王像(黄不動尊)が
 めっちゃカッコいいです。

 http://www.suntory.co.jp/sma/index.html


「国宝 阿修羅展」ポスター
・撮影 2009年01月07日 小平駅構内にて
「国宝 阿修羅展」ポスター

●3月31日(火)〜6月7日(日)に東京国立博物館で
 「国宝 阿修羅展」が開催されます。

 以下朝日新聞出版社のサイトより抜粋
 『3月31日から4月19日まで、阿修羅とともに一具像として造られた八部衆像と十大弟子像の興福寺に遺存する脱活乾漆像14体すべてが一堂にそろいます。興福寺境内の外で14体がそろって展示されるのは初めてのことです。』

 阿修羅単体かと思ったら
 八部衆が全員いらっしゃるそうです!

 しかも、興福寺の国宝館では壁を背にして
 ガラスケースの中に展示されている彼らが
 この展ではガラスケースなしで展示され
 (五部浄をのぞく)、特に阿修羅は360度
 から見られるようです。

 http://www.asahi.com/ashura/


・アップした日
 2009年01月26日

10/25/2008 浅草寺の記念開帳に行ってきました。

「浅草寺本堂落慶50周年記念大開帳」

浅草寺本堂で2008年10月15日(水)から11月16日(日)まで

■金龍山 浅草寺→ http://www.senso-ji.jp/
■浅草寺からのお知らせ「本堂落慶50周年記念大開帳」
 → http://www.senso-ji.jp/info/this_month_info/h20-daikaityou/h20daikaityou-sp.html


イガエコ、ぱらいそ堂、前智庵さんと
浅草寺の本堂落慶50周年記念開帳に行ってきました。

イガエコさんのリクエストで浅草には水上バスで乗り込む予定だったので、
9時半にJR浜松町駅に待ち合わせ、徒歩で日の出桟橋へ。
10時発の水上バスで吾妻橋(浅草)に向かいました。

吾妻橋(浅草)から浅草寺雷門までは徒歩5分ほど。
雷門前は只でさえ普段から混むのに
今日は浅草大観光際の最中であり、また本堂の御前立ち観音さんも開帳されているとあって150〜200%増の人出。

仲見世を歩くのは大変だったのですが、奥に進むに連れ隙間が出来るもので、仁王さまがいらっしゃる宝蔵門までは10分くらいで行けました。
宝蔵門

お前立ご本尊さまの手に繋がっているお手綱にタッチするのには
↓10分近く並びました。
お手綱への行列

ですが、本堂でお参りするのは結構すんなり
行けました。

お前立ご本尊さまは思ったより大きなお方で、
遠目でも奇麗そうな観音さまでした。

浅草寺境内では多くの仏像に会うことが出来ます。
本堂の続いて影向堂<ようごう・どう>へ。
生まれ年守り本尊さまが祀られています。

淡島堂では阿弥陀如来さんを始め5〜6体の
仏様を拝むことができました。


屋外では
宝蔵門向かって右側に並んで立つ観世音菩薩、勢至菩薩像。
二尊

お水舎<おみずや>で高村光雲作、沙竭羅<さから>龍王像。
沙竭羅<さから>龍王像

六角堂の前で聖観音菩薩像に会えます。
聖観音菩薩像

この機会にぜひ浅草寺にいらしていかがでしょう。

特別開帳は11月16日(日)までです。

04/13/2008 もうひとつの薬師寺展@薬師寺東京別院

「もうひとつの薬師寺展」

薬師寺東京別院で2008年3月25日(火)から6月8日(日)まで

■薬師寺東京別院→ http://www.yakushiji.or.jp/


現在東京国立博物館で開催中の「国宝 薬師寺展」。
それと併催されている「もうひとつの薬師寺展」を見に
薬師寺東京別院へ行ってきました。

東京別院は初めてなのですが、
JR五反田駅からは徒歩5〜6分といったとこで、
地図で見るより実際行ってみたら近く感じられました。

丘の上の住宅地の角に急に↓こんな感じで本家薬師寺風の玄関が現れます。
薬師寺東京別院

大きな屋根の伽藍があるのかなーと思っていたので
あまりのさりげないたたずまいに意外な感じがしました。

入り口には東塔の水煙のレプリカが置いてあります。
逆さになっている天人の意匠が良いですよね。
薬師寺東京別院 水煙

「もうひとつの薬師寺展」のポスターです。
「国宝 薬師寺」のポスターとデザインがほぼ一緒で、
あちらは日光・月光菩薩像の写真のところを
こちらは十一面観音像が配されてます。
もうひとつの薬師寺展ポスター

東京別院は信者の方の邸宅を譲り受けたそうで、
受付を済ませると靴をぬいで、普通のお宅に訪れた感じで
二階に上がりました。

二階には正面に十一面観音像立像が三体、並んでいました。
上のポスターの通り、手がなかったり顔がずいぶんと削られたようになっていたり
しますが、全体的なフォルムが美しく、お腹が太くどっしりと
していて奇麗だなあと思いました。

それぞれのお顔もみな穏やかで日光・月光さんと比べれば
それは小さいですけども、近くで拝見できたし、
幡などの飾りがしてあって、お寺のお堂で見ている感じがして
良かったです。
そうそう、受付ではカラー写真入りのパンフレットを
いただけるのですが、それもあってお寺拝観気分が強いのですね。

観音さんの他にも大津皇子像や
地蔵菩薩像、文殊菩薩像、弥勒菩薩像、吉祥天像、毘沙門天像
などの小像も展示されていました。

壁際にはかつて東塔内にあったという塑像群のうち、
八部衆が何人か披露されてましたが、
塑像と言ってもその心木ということで木造なのです。
もし塑像のまま残っていたら法隆寺の五重塔の塑像より
大きかったそうで、うーん、もったいない。
ぜひ見てみたかったですね。

途中、薬師寺のお坊さんによる読経とお話がありました。
ちょうど昨日12日は薬師縁日で、花まつりだったそうです。

他にも七夕まつりやお月見などのイベントを行っているとのこと。
気軽に参加できそうなので、また来ようかな。

帰りはいつもは二階に祀られている、別院の本像、薬師如来坐像が三階にいらっしゃったので
挨拶をしてから別院を後にしました。




03/29/2008 「国宝 薬師寺展」に行きました。

「国宝 薬師寺展」

東京国立博物館で2008年3月25日(火)から6月8日(日)まで

■「国宝 薬師寺展」 ホームページ →
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=5129
■東京国立博物館→ http://www.tnm.jp/jp/

「国宝 薬師寺展」日光・月光スケッチ

左から 正面からの日光菩薩立像・背面からの日光菩薩立像、背面からの月光菩薩立像





東京国立博物館へ「国宝 薬師寺展」を見に行って来ました。
(特別展@平成館)

◆東院堂の聖観世音菩薩像


 飛鳥または奈良時代の仏像。
 鋳造です。

 まっすぐすっくと立っている。
 左手を上に右手を下に、手の平をこちらに向けている。

 お腹ぺったんこのスマートなひと。
 360°、全方向から見上げられるようになっていましたが、
 小振りなおしりが良かったですねー。
 
 髪は細かな筋が彫られていて
 本物の髪のような質感が表現されていた。

 瓔珞(ようらく)や天衣(てんね)などの装飾品が
 きれいに残っていて、
 またそれらの線がデザイン化されていて
 大変美しかったです。

 何度もこのひとのまわりを
 くるくるまわってしまいました。


◆金堂の日光、月光菩薩立像


 飛鳥または奈良時代の仏像。
 鋳造です。

 大きい!迫力!
 東院堂の聖観世音さんも大きい(ほぼ等身大)
 と思ったのだけど、全然大きいです。

 あとで知ったのですが、1体が2tあるらしいです。

 東院堂の聖観世音さんよりも
 ずいぶんと肉感的で写実的。
 衣装を「つける」のではなく「着ている」感があります。

 腰をぐいっとひねって、
 顔は実際には日光・月光の中央にいるはずの
 薬師如来さんの方に向かって軽く首を傾げている。
 やっぱり三体で一セットなんですね。
 三尊形式ってかっこいいです!

 噂で「背中が凄いらしい」と聞いていたのですが、
 ほんとに背中がすごかった!すごいとしか言いようがない。

 まず通常、仏像の背中ってあまりお目にかかれないことも
 あって、回り込んで拝見できるのがありがたい。

 そして普通、背中って平坦に作られていることが多い。
 これはこれで好きなんですが、
 日光・月光さんは正中線がくぼんでおり、
 そのせいで、背中の肉が上から見ると多分左右にかまぼこ状に盛り上がっている。

 普通の仏像の背中よりも人間っぽいのです。
 といっても日本人じゃないな、あれはインド背中ですかね。
 後ろから見上げるととってもせくしー。

 後ろからだと、装飾品があまりなく腰のひねり具合が強調
 されるせいもあるのでしょうが、
 大変迫力、お色気満点の後ろ姿でした。 

 仏像の出展は少ないけれど、
 仏像好きの方には全力でお勧めの展です。
 大満足の展覧会でした。

 同時に、本館の方では「仏像の道」展が開かれていました。
(特集陳列@本館)

 大陸から日本に仏像の伝わる軌跡が実際の仏像とともに
 紹介されていて興味深かったです。

 ガンダーラから始まり、中国、朝鮮、日本と
 仏教伝来するわけですが、石像が多いですね。

 ガンダーラ仏も中国仏も良いけど、
 やはり私は日本の仏像が一番好きです。

 鋳造仏とか木造仏とかが好みです。


 ※こちらは4月5日(土)までの展示です。


02/02/2008 国宝 薬師寺展
「国宝 薬師寺展」ポスター
・撮影 2008年02月02日 JR新宿駅構内にて
「国宝 薬師寺展」ポスター


・アップした日
 2008年04月06日

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