Top雑感2018年1月(21日〜31日)

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1月21日 需要がイマイチ・・・
 2017年末に発表された、史上最大の素数を本にした人がいる。ISBNコードも取得している正式な本だという。しかもこれ、素数について
色々と書かれているわけではなく、本当に史上最大の素数が1つ書かれているだけなのだ。ページ総数は719ページ。この素数は2324万9425桁
という数なのでこうなってしまうようだ。無茶と言えば無茶だが、やってみたいという人が出てくるのも理解できる。出版社曰く、最初は円周率を
やりたかったが、円周率は終わりがないことがわかっている。一方、この素数は完結しているので手に取れる本として、最後のページで数字が
終わっているのが美しい、とのこと。売れるのだろうか・・・。素数はインターネットの暗号化などに使われているのだけど、公開されてしまった
素数は暗号化には使えなし、あま新たな素数が見つかってくるはずだし。需要が分からない・・・。

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1月22日 結局大行列
 東京都心でも雪が降る予報が出て「不要不急の外出は控えるように」と国土交通省が通達を出したものの、私を含めた会社員や学生は普通に通勤、
通学。それでもやっぱり昼頃から雪が降り出して、交通機関が乱れる前にと慌てて大勢が帰宅する結果、駅では大混雑が起こる。何回同じ過ちを
繰り返せば人は学習するのだろうか。今回は人が多すぎてホームへの入場規制がかかった駅もあるようだ。こういう事態は度々起こっていた
はずなのに、首都圏で雪が降る度にいつも繰り返す。雪が降りそうという時点で休みにするとか、そういう決断はできないんだろうな。雪国から
してみれば、その程度の雪で休みになるなら、冬の間はずっと休みになるからだ。設備が違うという前提を差し引けば、ではあるが。
まぁこればかりはお互いが永遠に理解し合えないんだろう。何にしても、首都圏はもう少し学習すべきだろう。

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1月23日 噴火
 会社で仕事をしていた時に、「草津が噴火して死亡者も1人出た」という話を聞いた。頭の中のイメージでは、あの有名な湯畑で一気に熱湯が
吹き上がっているものだったが、実際には本白根山での噴火だった。この山、最後に噴火したのは3000年程度前と考えられている。さて、かつて、
火山は活火山、休火山、死火山に分類されていた。休火山は有史以来に火山活動の記録があるが現在は目立った活動のない火山を、死火山は有史以来
活動の記録がない火山という感じだった。しかし、火山の活動の周期と、文明毎に記録が残っている時期が異なることを考えて、今は過去1万年以内に
噴火したことのある火山を活火山としている。同時に休火山、死火山という言葉は使わなくなってしまっている。そう考えると、本白根山は
3000年前ということなので、思い切り活火山である。そう考えると、噴火の前兆は捉えられなかったのだが、噴火して然るべきだったのかな、と。
にしても、この定義で考えると、日本は活火山だらけなんじゃないか?

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1月24日 災害が続くと
 無意味に不安になってしまうのだが、果たしてどれだけの危険性なのか、と。年末には首都圏で地震が頻発し、昨日は草津で噴火、そして
インドネシアでマグニチュード6.0の地震が発生した。そうかと思うと、日本時間の昨日の夕方にはアラスカでマグニチュード8.0の地震。
なんか続くなぁと思っていたら、今日は青森県東方沖でマグニチュード6.2の地震だ。もうここまでくると、次に何かあるんじゃないか?と
勘ぐってしまうが、こうやって色々と考えている時に限って何も起こらないのが世の常だったりするわけで。油断するまで災害も待っているかの
ようだ。アラスカも、青森もプレートの境界付近なわけで、首都圏には今後30年程度でかなりの確率で大地震が起こると言われているし。
覚悟を決めて生活するくらいしか、対策がない気がする。

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1月25日 Osaka Metro
 大阪の地下鉄が大阪市交通局が100%出資する株式会社に事業継承される。会社名は大阪市高速電気軌道。愛称は「Osaka Metro」だ。どうして
日本の地下鉄はメトロと名乗りたがるのか。パリの地下鉄がメトロな訳だが、ドイツはUバーンだし、イギリスではチューブ、若しくはアンダー
グラウンドと称している。各国それぞれが特色を出すべく名前を工夫しているのに、東京メトロに続いての大阪メトロだ。メトロ=地下鉄の
イメージは東京圏にしかないと思うのだが、どうしてもそこに引っ張られているらしい。にしても、大阪市高速電気軌道という名称も凄いなと。
どうせなら会社名も大阪メトロにすればよかったのに・・・。例えば東京臨海新交通臨海線と言われてもピンと来ないかもしれないが、ゆりかもめ
であり、これを運営しているのは株式会社ゆりかもめだ。これくらいわかりやすくてしてくれれば、本来の名前を忘れられるくらいに普及するのに。
大阪メトロも結局は地下鉄と呼ばれそうな気がしてならない。

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1月26日 仮想通貨取引所
 コインチェックという仮想通貨取引所が取り扱う全ての仮想通貨の出金を停止したと発表した。ある仮想通貨を巡って何らかのトラブルがあったと
見られているが、詳細は不明だ。原因や詳細についての発表はないが、これで仮想通貨が値下がりしているとか。ハッキングを受けて多額の仮想通貨が
流出した可能性もあるとされている。日本では仮想通貨を扱う取引所が昨年から登録制になった。国がお墨付きを与えたような印象を受けるが、
通過そのものやその仕組みについてのお墨付きではないことがあまり認知されていない印象だ。国によっては仮想通貨を一切廃止したところもある
中での取引所の登録制は衝撃的だった。ただ、やはりあくまでも取引所の登録、こうやってトラブルに見舞われた時には国は何もしてくれないのだ。
ちなみに、この取引所、登録申請をしているが、まだ登録されていないという。ま、登録されたからといって何かが変わるとも思えないのだけど。
仮想通貨、やっぱり怖い。

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1月27日 修学旅行先
 修学旅行でどこに行くかというのは、地域差が出てなかなか興味深く、全国各地から人が集まる会社のような所では時々話題になる。最近、
修学旅行で台湾に行く高校生が増えているらしく、10年前と比較して11倍にもなっているという。2016年にはハワイ、グアム、サイパンを含む
アメリカを抜いて1位になったという。親日的で治安が良く、全国各地から飛行機が飛んでいるというのが選ばれる理由になっているようだ。
時代は変わったなというのが正直な感想だ。確かに高校生くらいで京都、奈良に行ってもお寺ばっかりでつまらないと思うのは間違いなく、
何となく良さが分かるのはもっと年を取ってからだ。そうであれば海外という選択肢も出てくる、ということなのだろう。しかしまぁ、費用もかかるし、
そのためにパスポートを取らないといけないというのも負担が大きそうなわけで。ま、どっちもどっちだな。

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1月28日 電子化の弊害
 26日にネタにした仮想通貨の流出問題。だいぶ詳細が見えてきたようで、約5分で580億円相当の仮想通貨が盗まれたようだ。これまで、名簿の流出
なども、名簿が電子化された結果として、大量のデータが一気に流出する事態をよく見てきたのだが、通過も電子化した結果として一気に流出する
ものになったようだ。実際には銀行の口座の中身は電子データなので一瞬で数億円を動かすことはできるわけなんだけど、セキュリティの程度が
やっぱり違うのだろう。まぁそんなわけで、通貨であれ、名簿であれ、単なるデータになった瞬間から流出した時の被害が甚大になるという運命を
背負っているのだろう。そう考えると、交通系ICカードが上限金額を2万円などの金額に抑えているのはそれなりに意味があるということなのだろう。
それだけ入れる人というのも珍しい気がするが。

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1月29日 車椅子スペース拡充
 2020年4月以降に運行を始める、新幹線を含めた全ての鉄道車両について、車椅子のスペースを1編成に2箇所以上設けるように省令が改正される
見込みだ。現在は1編成に1箇所以上だと言う。3両以下の編成時は例外として1箇所以上にするという。これも東京オリンピック、パラリンピックに
向けてのことのようだ。いい事だとは思うし、もっと増やしてもいいのでは?という気がする。というのも、比較的混み合った電車に車椅子の
人が乗ってきたことがあったのだが、降りるときに車椅子を反転させたのだが、その時に周りの人にガシガシ当たっていたのだ。電動車椅子だった
ので、本人で調整は難しかったのだろう。場合によっては足を踏まれている人もいたかもしれない。その時の場所は車椅子用の場所ではなかった。
狭いところで無理矢理回ろうとしたのだから、色々なことが起こってしまったわけで。そう思うと、もっと増やしてもいいのでは?と思う。2両に1箇所
とか、それくらいでもいいのでは?

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1月30日 あと10日
 なんだかんだと話題になっていた平昌オリンピックの開幕まであと10日だ。開会式はマイナス20 ℃近い気温だと言われているものの、季節風の
影響から、意外と雪は少なく、近くの道路はアスファルトが見えている状態だという。確かソチオリンピックもそんな感じだったと思うが、競技
会場はしっかりと雪があった印象だ。今回の平昌は人工降雪機で雪を補っているという。人工の雪でスキーを滑ったことがあるが、随分と感触が
違った記憶がある。もう20年も前なので今は違うのかもしれないが。これで本当に大丈夫なんだろうか?という疑問が尽きないのだが、その日が
来てしまうのだから、やるしかないのだろう。果たしてどうなるのか。私は純粋に競技を楽しもうと思う。

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1月31日 スーパーブルーブラッドムーン
 最早何かの必殺技のような名前になってしまっている。今日の夜の月は、月が地球に近づいていて大きく見えるスーパームーン、月内で2回目の
満月になるブルームーン、そして皆既月食のブラッドムーンだという。この3つを繋げてスーパーブルーブラッドムーンだという。国内での観測は
35年振りというから、レアなのかそうでもないのか微妙なところだ。皆既月食は数年前に実際に目で観測しており、その時の感想が「地味だな」
というものだったので、興味を失ってしまった。月内2回目と言われても太陽暦と太陰暦の差を考えればあり得ることだし、スーパームーンは
言われてみれば大きいかもしれないけど、そう言われれなければ気づかないほど。全てが重なったのが珍しいと言っても、それほど興味はわかず、
結局は何もしなかった。こういうイベントの時だけ天文現象をありがたがる風潮が日本にはあるのだが、ちょっとなぁ・・・と思っている。
普段から空を見上げろ、と。

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