からすうり
科 名:ウリ科
別 名:タマズサ
高 さ:つる性、巻きひげで他物に巻き付く。
花 期:8月〜10月
花 :白色、花冠は五裂して糸状に細裂。
その他:薬用成分有
撮影地:小島町
撮影日:2003.8.30(実は2000.11.19)
つる性の多年草で、果実は赤く色づき、遠くからでも目立つため、見たことのある人が多いが、花は夜咲き、明け方にはしぼんで縮れてしまうので、その美しさは、あまり知られていません。
赤い果実はしもやけの民間薬だそうで、また、若い芽は油炒めなどにして食べられるそうです。
普通は林や藪の中の比較的日の当たる場所で見かけますが、この写真は民家の周りの生け垣に茂っていました。よく通る場所なのに、今まで気づかなかったのは、やはり、日がのぼると花が縮れて白い固まりになってしまうからでしょうか。
<似ている植物>
スズメウリ、キカラスウリ