ひがんばな
科 名:ヒガンバナ科
別 名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)、シビトバナ
ホトケバナ、カジバナ、ユウレイバナ 他
高 さ:30〜60cm
花 期:9月
花 :赤く細長い花弁、花茎の先に総状につく。
その他:有毒成分あり、薬用効能あり
撮影地:高田町
撮影日:1997.9.23
名前の通り、秋の彼岸のころ花を咲かせます。夏の終わりに花茎を伸ばし、
辺り一面が真っ赤になるほどの花を咲かせます。
そして、花が散った後、葉を伸ばし始め、冬中緑の葉を茂らせています。
春になるとこの葉は枯れ、他の植物とは違った生活サイクルを持っています。
種子はできず、鱗茎で増え、川原の土手や田のあぜ道に群落を作ります。
鱗茎にアルカロイドを含む有毒植物で、食べると下痢、嘔吐、けいれんなどを起こします。
そのため、昔死者を土葬しているころは、モグラなどから守るため、
墓のまわりによく植えられたようです。