Return to HomePage

Toyohashi Look & Walk 豊橋の見どころ

 表浜海岸


omotehama 1  豊橋市の南端は太平洋に面しています。渥美半島の先端、伊良湖岬から豊橋、静岡県西部の中田島砂丘、天竜川河口までなだらかな海岸線の砂浜が続きます。
 豊橋市は、北中部の市街地・田園地帯は海抜数mですが、南の太平洋に近づくにつれて標高が高くなる逆地形で、太平洋に面した部分では海抜60mほどの切り立ったがけになっています。このがけの泥の層から貝などの化石が見つかります。
omotehama 2
 以前は、このがけに砂が吹き積もり、その斜面でスキーを楽しむサンドスキーのできる海岸として知られていました。しかし、今では砂が減り、スキーのできる場所はなくなりました。また、砂浜そのものが以前よりせまくなっています。その理由として、天竜川の上流に佐久間ダムができて洪水がなくなったせいだとか、護岸堤ができたせいだとかいわれていますが定かではありません。

 また、この海岸はアカウミガメが産卵のため上陸する場所としても有名です。アカウミガメは、6月から7月にかけて産卵のために上陸してきます。近年は環境汚染のためか、その上陸数が減少し、また、砂浜に乗り入れた4輪駆動車がウミガメの上陸を阻害したり産まれた卵をつぶしたりして問題になっています。観光のため夜間照明をしたら上陸数が減ったので点灯を中止したという例もあります。


Return to Midokoro