Toyohashi Look & Walk
金環日食 (2012.5.21)
３大都市部で金環日食が見られるのは９３２年ぶりという今回の日食，日本各地で見られたとの報道がありましたが，あいにく豊橋では雲が広がって，十分な観測ができませんでした。
それでも，何とか豊橋ではこれだけ見えたという記録です。
・共通データ
カメラ ：ペンタックス k-m
撮影日 ：2012年５月21日
撮影場所：豊橋市東部（車で移動しながらの撮影）
時刻 ：６時２１分
自宅庭から見上げると，東の空は雲が広がり，ぼんやりと太陽の方向がわかる程度。
半分あきらめムードです。
豊橋では，食の始まりが６時17分19秒なので，太陽が見えれば，もう部分食が見えるはずです。
この後，さらに雲が広がり，太陽の方向がまったくわからないほどになってしまいました。
時刻 ：７時４４分
通勤途中，空を見上げると，なんと雲が切れて，太陽の姿がぼんやり見えてきました。
金環食の終わりが７時33分なので，すでにリングは切れているはずですが，あわててカメラを用意しました。
時刻 ：７時４４分
今回，一番はっきりと撮れた写真です。
当然ですが，リングが切れて部分食の状態です。金環食は見ることができませんでした。
時刻 ：７時４４分
その直後，また雲が広がり，太陽は見えなくなってしまいました。。
それでも，交通量の多い幹線道路でもあちことで車を停めて空を見上げている人が大勢いました。太陽メガネを持っていない人も多く，目が大丈夫かと心配になりました。
時刻 ：７時４５分
これは自宅で家族が撮った写真です。太陽メガネのセットに入っていた，小さな穴がリング状に空いた紙を通した太陽の像です。
一つ一つの穴を通った光が，日食の様子を表しています。
時刻 ：７時４７分
説明では投影面から１ｍほど離すように書いてありました。
太陽の欠けている様子がしっかり見てとれます。
豊橋は，金環食の見える帯のほぼ中心にあり，きれいなリングが見えるのではと期待していましたが，あいにくの天気で見ることはできませんでした。
それでも，後半雲がきれて食を見ることができ，私の周りではけっこう盛り上がっていました。