渡来品の間

手さぐりでこのWebページを立ち上げ、ぼちぼち拡張しているうちに、インターネットで知り合った画像作者の方から作品を頂戴するような幸運にも恵まれました。しまい込んでおいてももったいないので、「渡来品の間」を設置し、贈っていただいた画像を公開することにしました。

※イメージかタイトルをクリックすると、全体が表示されます。


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縮小画像 ■篠原流一さんからのお祝い画像

一旦WEBページを閉鎖された篠原さんが、再び新規の活動を開始されました。その始動と同時に、もったいなくも私のところの20000アクセス突破記念画像をいただいてしまいました。これまでの篠原さんの作品では見たことのない優美なタッチが、新しい世界のはじまりを予感させます。今回の脱皮・新生はいつになく急激かつ大規模だったため、つい心配してしまいましたが、そんな非日常性というかスリリングな感じが篠原さんの身上だともいえるでしょう。
今日もまた何か思いがけないことが起こっているかも知れない〈RYUICHI SHINOHARA ONLINE 〉に行ってみましょう。
1998年8月15日収録。

縮小画像 ■まこぷさんからの暑中見舞い画像

まこぷさんから98年の暑中見舞いとして頂いた絵です。
まこぷさんの世界の表層は、多種多様な表象が漂っていて混沌として見えますが、深い深い部分には、よりまこぷさんの理想に近い、純度の高いイメージがマリンスノーのように静かに降り積もっているみたいです。そしてこの、美しい異形のお魚さんは、そんな深海底のような場所に、まこぷさんの願望の結晶としてあらわれた生き物らしいです。
まこぷさんとエロティックな生き物たちの物語りをもっと知りたい人は、〈海底家屋〉へと潜航してみましょう。
1998年7月29日収録。

縮小画像 ■ありさわさんからのお祝い&暑中見舞い画像

ありさわさんとよみつさんから、ここの18,000記念と暑中見舞いを兼ねた絵をいただきました。
この「水着の女の子にアンモナイト」という取り合わせは、「梅にウグイス」、「月に雁」なんかと同様、季節の風物詩として昔からおなじみの画題ですが、しかしそんな日本人にとっての原点ともいうべきモチーフも、ありさわさん流に表現されると、はじめて見るような新鮮な雰囲気を漂わせます。
怪談の季節である夏は、ありさわさんの季節でもあります。この作品で涼しい気分を味わい、もっと涼しくなりたいと思った方は、生首とかの見られるありさわさんの 〈閃骸境〉に逝きましょう。
1998年7月22日収録。

縮小画像 ■まこぷさんからの記念画像

まこぷさんから、相互リンクの記念にいただいた3DCGです。
これは〈にえ〉、つまり何らかの神秘的な存在への供物となった肉体ですね。しかしモズのはやにえみたいに食べられてしまうのではなく、この胴体の妖しく美しい形や量感そのものを捧げているようです。そしてその代償として、この〈にえ〉自体もある種の神聖さを帯びているらしい。見ているとそんな風にどんどん妄想が広がっていく不思議な絵です。まこぷさんの作品としては新しい境地に位置づけられるものと思いますが、ここに至るまでのまこぷさんの歩みがまた非常に興味深く刺激的なので、ぜひ〈海底家屋〉に見に行ってみましょう。
1998年6月15日収録。

縮小画像 ■黄鼠さんからのお祝い画像

黄鼠さんから、11000アクセスの記念にいただいた画像です。
私が描いているような目つきの悪いキャラクターと比べると、まぶしく思えるほど愛くるしい美少女(なけもの)であり、背景のテクスチャーとか全体の色調もそれに似つかわしい詩情あふれるものになっています。が、しかし、そういうファンタジックな基調の中に、背徳というか退廃の香りが幽かに漂っているところが、黄鼠さんの真骨頂ですね。
そんな微妙な隠し味が魅力の黄鼠さんのイラストがもっと見たい人は、〈黄丸〉に行ってみましょう。
1998年4月9日収録。

縮小画像 ■銀茄子さんからのお祝い画像

銀茄子さんからいただいた5000アクセス記念画像です。 春の雨に打たれながら、謎めいた表情で女の子が何かを語りかけてきます。このぬかるみに入ってこない?と誘っているようでもあります。そう思って見ると、この泥は温かく、きっと気持ちいいのかも。でもこの中に溶け込んだら、きっと私たち自身もみな、生命のある泥にもどってしまうに違いない・・・。
そんなちょっと恐いような想像をかき立てるこの絵が気に入ったなら、銀茄子さんの〈銀茄子園〉に行ってみましょう。
1998年2月6日収録。

縮小画像 ■ム〜いぬさんからのお祝い画像

ム〜いぬ475さんから、5000アクセス記念画像をいただきました。
いつもながら女の子がキュートですけど、それにもましてHな衣装とかまとわりついているクリーチャーの質感とかが素晴らしく、まるで自分がいつか描きたかったイメージと遭遇したかのようです。思わずもえるですね(いや創作意欲が(^^;)。
このCGのタッチにほれた人は、ム〜いぬさんの 〈砂器〉に飛んでみよう。
1998年2月4日収録。

縮小画像 ■ありさわとよみつさんからの「はさ美ちゃん」

ありさわとよみつさんから、5000アクセス記念にいただいた画像です。
日本の伝統的な妖怪の系譜である「付喪神(つくもがみ)」が、ありさわさん独特のタッチでよみがえった感があり、楽しい絵です。あと、ありさわさんのこういう系統のイラストを見ていると、「フェティシズム」という言葉の本来の意味について考えさせられる気がします。こんな可愛くて不気味なイメージに満ちあふれているありさわさんのページ・ 〈閃骸境〉にぜひ一度行ってみましょう。
1998年1月30日収録。

縮小画像 ■粟岳高弘さんからの「箕荷」

謎の生物+女の子絵の総本山であられるあわたけさんから、3000アクセスめでたい絵を頂戴してしまいました。○○が潜む妖しい古井戸と美少女の取り合わせが、見る者の妄想をかき立てる生物兵器です(謎)。また、粟岳さんご自身のWebページ〈たばなくる〉は、3000カウント数えるのに一週間くらいしかかからないことを考えると、ものすごく文明の発達した星から未開の星に贈られたプレゼントというような印象をぬぐいえません(^^)。
ここに来る人は、大体すでに行ったことがあるかも知れないけれど、あらためて あわたけさんの世界に行ってみましょう。
1997年11月4日収録。

縮小画像 ■ありさわとよみつさんからの「季節外れのやどかり娘」

3000アクセス記念にありさわとよみつさんから贈っていただいたイラストです。やどかりってあの殻の中に収まっていて普段見えないしっぽの部分がけっこう奇怪な感じですよね。この娘の下半身はどうなっているんだろう、などと考えながら、けなげなブラジャーのあたりとかあどけない表情を見ていると「ぐっ」ときます。背景の水草(もしくはサンゴ)も心理分析のときに描く絵みたいでいい感じです。
この絵に惹かれるものを感じた方は、ありさわさんのページ・ 〈閃骸境〉におもむくべし。
1997年10月31日収録。

縮小画像 ■taskさんからの「フジツボが生えた女の子」

「近ごろの私」の中で「ザトウクジラの体に生えたフジツボがいや」と書いたら、何が面白かったのか画像付きでリアクションを返してくださいました。
私などは街を歩いていてこのイラストのことをふと思い出し、寒気がするほどでございます。女の子がかわいいから、このほっぺたですりすりされたらどうしようなどと考えてしまい、二重の悪夢でございます。
このイラストが気に入った方は、taskさんのページ・〈YAOUO CG & Program〉にGO!でございます。
1997年9月15日収録。

縮小画像 ■ありさわとよみつさんからの「季節外れの樹氷娘」

ありさわとよみつさんから、アクセス数が2000に達した記念に贈っていただきました。
これは、半分が樹氷になっている女の子の絵ですね。しかもかわいらしくポーズをきめているところです。しびれるようなシュールさです。「季節外れの」と御自分で書いておられましたが、残暑のきびしい時期だったので、すずし気なイメージがうれしかったです。
このイラストが気に入った方は、ありさわさんのページ・ 〈閃骸境〉に行ってみるざます。
1997年9月15日収録。