金刀比羅・室戸岬ツーリング
(03/03/20 - 03/03/23)

雲がなければ・・
2003年の春に香川・徳島をツーリングしてきました。そのときのレポです。

(もくじ)

  1. めざせ伊良湖岬!!
  2. バイクがピーンチ!!
  3. こんぴらふねふね〜♪
  4. そして室戸へ・・
  5. 荒天の長距離フェリー

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4.そして室戸へ・・


一歩はいれば山の中
一歩はいれば山の中

琴平から高知までは100km程度、順調にいけばお昼にはつくかな〜とひたすら走る。琴平の街をすぎると、そこはもう山の中。バイクを買ってからツーリングで四国に何回か来たけど、四国=山の中というイメージが強い。渓谷みたいなところが多いのか、ところどころで吊り橋を見かける。順調そのもの・・だけど、眠くてたまらない。途中に土佐岩原駅というところで寄ってベンチで仮眠。10分くらいのつもりが30分くらい寝てた(12:40/729km)。

吉野川からそれて根曳峠を超えれば南国市、土佐湾が近い。うまいサカナ料理でも・・と思ったが、お昼の時間もすぎたので、とりあえずコンビニにより道の駅でゆっくりする(14:10/771km)。次の日のフェリーの予約と、「旅窓」で宿を探して、阿南市に宿泊ケテーイ。とりあえず一安心☆。路面電車好きなので、土電の後免駅へ向かう。広場の中が終着駅になってて、どこか物寂しい。電車の形をした自動販売機がかわいい。廃止された安芸線の「電化完成の碑」が歴史を物語る。時間があったら高知まで土電を・・と思ってたら、時間もなさそうなので、室戸岬へ急いだ。

土電
土電
もう少しで室戸岬
もう少しで室戸岬

赤岡町からR55は土佐湾に近いところを走るようになり、ところどころで海が見える。この海の先には室戸岬・・とココロははやるものの、再び睡魔が・・(>_<)。途中のバス停で仮眠(16:10/798km)してR55を南下する。雲ひとつない天気。海に沈む夕日が見れるかな・・、そんな淡い期待を抱きつつ、土佐湾沿いをひたすら南下する。室戸市に入り、岬を超えると室戸岬が見えてきた!行けー、あの先まで!!

室戸岬に到着した(17:40/866km)。まだ太陽は落ちてない。広場の先の岩場を目指したが、太陽が岩場に隠れてしまう(ToT)。しょうがないので、岬の近くの崖を少しのぼり、夕日が沈むのを待った。クモひとつない・・と思ってたら沖合いから雲が(;_;)。雲に沈んだ夕日を拝むことになってしまったけど、ここまできた、という実感が全てを許す(^o^)。ホント来てよかったなぁ・・。

室戸岬に到着☆
室戸岬に到着☆
雲がなければ・・
雲がなければ・・

帰りに、バイクのチェーンの状態は大丈夫かな?と気になってチェックしたら、やけにチェーンの張りが良い。バイクやで走ってから数百km走っているのに、なんでだろ〜♪とよく見ると、チェーンとスプロケが噛み合ってない状態になってた(怖)。とりあえず走りはまだ大丈夫だけど、チェーンに相当無理がかかっているのは間違いなく、「もし切れたらどうしよう・・」そんな不安が支配する。チェーンの張りは調整限界までなので、これ以上は無理。とりあえず走りにはまだ影響ないので、少し走ってみて、再び止まるとチェーンの位置が戻っていた(ほっ)。しかし「もし切れたら」を考えると怖くて怖くて・・(ToT)、阿南市まで100km。真っ暗なR55をひたすら北上した。「甲浦○×km」「日和佐○×km」「阿南○×km」距離表示が縮まるのがすごく嬉しい。鉄道の駅が見えたときは「止まっても帰れる」とマジで安心した(^^;。宿の近くになってきて、チェーンがはずれかかるような挙動が・・や、ヤバイ。とあせったものの何とか宿に到着した(20:30/965km)。

宿の近くでゴハンを買い、スーパー銭湯でくつろいで、100円ショップのネットカフェで遊んだらすることなし(笑)。久々のフトンに大爆睡したzzz..。


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