Windows 特殊フォルダの Class ID List
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SHGetFolderPath, SHGetFolderLocation, SHGetSpecialFolderPath, SHGetSpecialFolderPath といった API で Windows が特別に扱うフォルダのパスを得ることができます.
これらのフォルダはユーザ環境によって異なるため, 常に API を利用して取得するようにすると問題のないアプリケーションが開発できます.
フォルダ名:CSIDL名(プログラムで利用できる定数名)
{CLSIDL}
ディレクトリ名
マイコンピュータ: CSIDL_DRIVES
{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}
マイコンピュータはディレクトリにリンクしていません
ネットワークコンピュータ: CLSIDL_NETWORK, CSIDL_NETHOOD
{208D2C60-3AEA-1069-A2D7-08002B30309D}
ネットワークコンピュータはディレクトリにリンクしていません
マイドキュメント: CSIDL_PERSONAL
{450D8FBA-AD25-11D0-98A8-0800361B1103}
C:\My Document
C:\WinNT\Users\UserName\Personal
ごみ箱: CSIDL_BITBUCKET
{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}
C:\Recycled.Bin
コントロールパネル: CSIDL_CONTROLS
{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}
コントロールパネルはディレクトリにリンクしていません
プリンタ: CSIDL_PRINTERS, CSIDL_PRINTHOOD
{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}
プリンタフォルダはディレクトリにリンクしていません
他にも
CSIDL_COOKIES, CSIDL_DESKTOP, CSIDL_DESKTOPDIRECTORY, CSIDL_FAVORITES, CSIDL_FONTS, CSIDL_HISTORY, CSIDL_INTERNET, CSIDL_INTERNET_CACHE, CSIDL_PROGRAMS, CSIDL_RECENT, CSIDL_SENDTO, CSIDL_STARTMENU, CSIDL_STARTUP, CSIDL_TEMPLATES
などといったものが Win95/98/NT4/2K で共通に利用できます.
WinNT/2K においては CSIDL_COMMON_*** という形式で全ユーザ共通のフォルダを指定できるものが多くあり, Win2K にはさらに多くの定数が新設されています.
基本的には MSDN などの Microsoft の公式な文書を読むことになりますが, HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\ 以下を探すことで, アプリケーション固有のものを発見することができます.
たとえば、
「受信トレイ」
{00020D75-0000-0000-C000-000000000046}
といったものです.
これらを利用して 'プリンタ.{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}' という名前のフォルダを作ることで、任意の場所にプリンタフォルダを追加できます。
参考: http://msdn.microsoft.com/library/sdkdoc/Shell/Functions/CSIDL.htm |
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