スクリーンセーバーの名前を変更する。
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スクリーンセーバーに名前を付ける場合、{$D }コンパイラ指令でリソース文字列を埋め込んでもコントロールパネルの画面の設定には反映されません。これはWin95/WinNT4.0からの新GUIに移行した際に、コントロールパネルで表示されるスクリーンセーバーの名前はファイル名そのものに変更されたためです。
しかし、 Delphi のプロジェクト名には日本語を使う事は出来ないので、日本語名を付けたい場合はバッチなどで変更するようにします。
COPY C:\MyProj\MySaver.exe "C:\Windows\まい せーばー.scr"
ただし、ファイル名が 8 バイトまでの場合に、先頭が SS で始まっていると、SS は削除されます。
例) sstest.scr → test
Microsoft の技術文章によると Win16/Win32 ともに、スクリーンセーバーの説明は {$D } にて 25 文字までで指定しておくことになっています。
この値を有効にするためには、ファイル名を 8 文字までにし、すべてを大文字にする必要があります。
ex) SSTEST.SCR
このようにすることで {$D} にて設定した 25 文字までの内容をコントロールパネルのスクリーンセーバーの選択肢として表示できるようになります。 |
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