重文の四脚門を入るといきなり両脇に露天商が。 流石に地元密着寺、商店街を抜けた続きにあるだけのことはある。 毎月18日が本尊開扉のため、この日は露天がでるのだそうだ。 しかも売ってるものが年輩の人用の下着とか鞄、乾物、木や水晶の置物、 なんでも1個100円の日用品とか。参拝客も圧倒的に中年以降の方が多い。 目的の千手観音は結構大きなもので、左右の幅があるため、 開扉されていても端まで見ることができない。 現状ではやや横広がりに脇手が着いているのだけど、 当初は正円形に広がっていた可能性が高いらしい。 胴体部は脱活乾漆造で脇手は桐の木心乾漆造。 ここは双眼鏡禁止。まあ、大きいので顔ははっきりわかるけど。 600円の小冊子を買えば、フルの状態の写真が正面、斜、背後までわかる。 手が多すぎるので、斜めから撮った写真はかなり気味が悪い。 背後のものは笑える。
◆葛井寺◆ 大阪府藤井寺市藤井寺1−16ー21 ◆アクセス◆ 近鉄南大阪線「藤井寺駅」下車、徒歩へ5分 ◆葛井寺のことが載っている「ふじいでら市商工会」ホームページ◆ http://www.f-sukiyanen.or.jp/
◆当麻寺◆ 奈良県北葛城郡當麻町1263 ◆アクセス◆ 近鉄南大坂線当麻寺駅より徒歩15分 ◆拝観時間◆ 午前9時〜午後5時
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