★9:55 駅から5分程で着。
うわぅ、あぢ〜〜〜。これは帽子ないと死んでしまうかも。これが噂の大阪の酷暑ってやつか。結構効くのう。
境内に入るとやや涼しい。夏のあっつい時は寺だな、寺に逃げ込むのが良いぞ。境内には8月中ば過ぎだというのに藤の花が少し残っている。藤好きなので得した気分。
今日は18日の観音ご縁日であり、観音会としてご本尊が開帳されている。というかこれを目的に18日を夏休みとしました。実現出来て良かったよ。うんうん。
本堂に上がるとこれまた蒸し暑〜い。そうね、真夏のお寺巡りはちっとキツいね、真冬もね。 思ったより近くで拝観できる。昨日今日とずっと収蔵庫ではなくお堂で見られて嬉しい。
ご本尊の観音さんは千本の手を持つ千手観音さんです。穏やかな顔つきの厳かな感じのひと。肩は結構張っていてりっぱです。そっと合わせている合掌手がいい感じ。そして、周りの脇手がね、とっても自然に放射状についていますよ。ほっそい手がみっしり生えている模様。良いですな−。いや、聞いてはいたけどかなり良いです、この方。角度をずらして見ますと、端整な、物静かな、優しげなたたずまい。とても腕が何百本もある面妖な方には見えない。ま、腕が見えないせいもありますけど。
残念なのは千本あるという腕が厨子に入っているため見えないこと。ううむ残念だなあと思っていると、裏側に解体補修時の写真がパネル貼りしてありました。写真を見ると、千手観音のさんの箱ような上半身の側面に手がみっしりにょきにょき生えています。取り外し可能なんですね、あたりまえか。顔のアップの写真も見られる。やっぱキレイなお顔してるんだな。やっぱお厨子から出たところも見てみたいなと思った。 |