Top47都道府県 献血巡り徳島

徳島

2020年02月02日
165回目 血漿


このシリーズでも初だが、自身でも初の四国上陸である。よりによって初の四国は献血のために行くことになるとは思わなかった。だが、逆にそうでも
ないとなかなか四国には足を踏み入れなかったような気もするわけで。まぁそれはそれでいいかな、と。

徳島空港から徳島駅に向けてリムジンバスが走っているのだけど、バスの出発時刻は飛行機が遅れるとずれると記載されている。実際はそれどころでは
なくて、手荷物を全員が受け取ったことを確認してからバス発車の案内放送がかかり、それからの発車となる。空港に取り残される人がいないように
するための配慮だと思うのだけど「ホスピタリティ!」と思った。

今回も血漿だった。血液検査の数字から言って、血小板を選択されることが多いのだけど血漿。看護師に聞いてみたところ、他の予約の人で今日の
必要量は足りるし、血管が難しそうだったから決勝にした、とのこと。まぁそんなこともあるのかと思った次第だ。

で、献血の手順。ここでも体温を測定されたので体温測定は全国的に行われているようだ。シーフテストは無かったし、抜針後の休憩も特に無かった
ので、私としては昔ながらの・・・という雰囲気だった。成分献血の新しい機械も最近導入されたようで、貼り紙があったくらい。その一方で、
今回の献血ルームにはキッズスペースが用意されていた。結構珍しいのではないだろうか。

四国の言葉の訛りってどうなんだろうと思っていたのだけど、語尾がヒョイっと上がる感じだった。献血ルームの受付の人と看護師2人に強くその傾向が
みられた。ホテルのフロントの人などは気にならなかったのに。あまり人と話さないので、そもそも気づくチャンスが少ないのだけど。



来たぜ徳島駅。お店やらホテルやらが一体となっていてかなり大きい。JR四国なのでロゴの色は
水色に近い青。

そうは言っても、実際には飛行機で来たんだけど。

これが献血ルームの外観。献血ルームの名前になっている「アミコ」は献血ルームがあるビルの名前。

でこれが徳島県庁。かなり大きな建物だ。結構新しい建物に見えたんだけど、

定礎を見ると1985という文字が。35年前だった、写真だと見にくいけど。定礎の日付が西暦の数字のみ
というのは珍しい気がする。

県庁の庁舎から真っ直ぐな遊歩道があり、その先にこんな立派なオブジェが。

でも、そこから県庁の庁舎を見ると・・・正面からズレてる・・・。残念。

県庁も撮ったし、次は眉山だ!と思って向かってみたのだけど、

ロープウェイが運休だった。本当は足で登ることもできるんだけど、そこまでの元気もなく諦めた。
ってか、年次点検、長くない?

どこか高い所に行こうと思って徳島中央公園内の徳島城跡に行ってみることに。写真右手の急坂を
登っていくことになるんだけど・・・

iPhoneを置いて傾斜を測ってみたら12°と。道路標識であるパーセント表示だと21%になる。最大傾斜
だとは言っても、これだけの急坂を登っていく。

徳島城の本丸跡。誰もいない・・・。しばらく1人の空間を満喫した。人は時々くる。


徳島と言えば阿波おどりが有名で、空港はもちろん、徳島駅周辺を歩いているとちょっと洗脳されるくらいに阿波おどりを見かける。
写真を撮っていたらすごい数になってしまった。


何よりも、空港の名前が「徳島阿波おどり空港」だし、

空港の外にはこういうオブジェが設置されている。

駅前の広告には当然のように。

2021年のワールドマスターズゲームズのマスコットだって踊る。

駅前の信号機の脇にはステンドグラス風の飾りが。

勿論、自動車用信号の脇にあるなら、当然のように歩行者用信号にも設置されている。

バスに出ていた徳島市イメージアップキャラクターであるトクシィは当然のように阿波おどり。

バス側面のトクシィのバリエーション。

バスの前面にも掲示されても阿波おどり。

特に関係ないけど、トクシィのラッピングバスがあったので後ろから。

プレミアム付商品券のデザインもトクシィで阿波おどり。

駅前にあったパネルにも阿波おどり。

ポストの上だって阿波おどり。

ポストの上で、第2段。

2つ目のポストに近くには「阿波の踊り子」の銘が。便乗にも過ぎる。

同じポストに近く別の像が見えたので「あんな所にも」と近づいてみたら別物で脱力した。

徳島珈琲のロゴだって。地元発のブランドらしいんだけど、よく分からん。

商店街のアーケードなんて当然だよね。

アーケードでやるなら、シャッターなんて言わずもがな。

徳島中央公園のトイレの男女表示は阿波おどり。ただ、分かりにくいと思ったのか
通常の表示も隅にあるのが面白い。

こういう手作りっぽいものまである。徳島中央公園の売店にて。

行政だって力を入れているから、案内表示だって。(満ち潮水族館の近くで)

行政がやっているんだから、原付のご当地ナンバーに使わないわけがない。

阿波おどり会館なんだから、案内板に使わない理由なんてない。

阿波おどり会館前の四阿。遍路小屋らしいんだけど、屋根の形が阿波おどりの笠だ。

市内循環バスっぽいものの側面にも。(停車中だったので何のバスなのかは不明)

特に関係ないけど、東京オリンピック、パラリンピックのマスコットだって踊る。

新町橋というのがあって、これが阿波おどり尽くし。まずは橋の端。橋の名前の表示部。

逆の端の川の名前を表示している部分は女性。

同じく橋の端。こんなものもある。

渡ってみると歩道にはタイルで阿波おどりの絵が描かれている。

欄干には当然こういうオブジェが埋め込まれている。

こんなのもある。お分かり頂けただろうか。

円柱部分の映り込みに合わせた絵の書き方だ。

女性版も用意されている。

勿論、写り込みが正常な比率になるように描かれている。
とまぁ、そんなわけで、新町橋が特に密度が高いのだけど、徳島駅周辺はオフシーズンでもちょっと歩いているだけで阿波おどりを
満喫できる

ところで、歩いていて、ふと案内標識を見て違和感があり、その違和感の原因を探っていたのだが、ふと気づいた。


これを見ていて気になった。分かるだろうか?

「この標識にある『90 m』って文字、全角じゃない?」

私のようにプログラムを書く人にとって全角英数は天敵なのだ。これが入っていてプログラムが動かないという話はよく聞く。
自分で書いている限りは出会わないのだけど、他の人が書いたもので何度か見たことがある。
そして、一度気になってしまうと案内標識が気になって仕方なくなる。世の案内標識が全て全角だったかというと、
多分そんなことはない。

気になったら記録に残してしまうわけで。


150 mが思い切り全角っぽい。しかも、等幅フォントか?

100 mが2つ揃って全角っぽい。もうわざとだろ・・・。

もうここまでくると狙っているとしか思えない。

この街はプログラマを殺しにきているのか?

悲鳴を上げそうになる。

とまぁ、案内標識を撮影していたときに、1つの気になる案内標識を見つけてしまったのだ。


室戸 137 km

遠くね?

高速道路で東京まで200 kmとかいうのは見たことあるし、北海道で函館から札幌に向かうときに札幌まで120 kmくらいの案内標識は
見たことがあるのだけど、一般道で、県をまたいで、しかも130 kmを超える案内標識を出すってどうなの?と。

どこまでこの数字は伸びるんだろう、ということで、道を遡ってみた結果。


室戸 139 km

ここまでは行けた。ただ、この先となると、歩くのもしんどいし、ホテルに戻る時間も考えないといけないということで諦めた。
ホテルに戻ってからストリートビューで確認したところ、142 kmまではあるらしい。帰りの空港までのリムジンバスの中から
無理矢理撮影したのが下の写真。


室戸 142 km

何とか撮れたとほくほくしながらスマホの画面を見ていたのだけど、ここで更なる問題が。

「この標識にある『PREF.OFC.』って文字、全角じゃない?」

沼だなと思いつつ、カメラの中の写真を改めて見てみる。


再掲。PREF.OFFICEが実に全角っぽい。

これもだ。上のFerryは半角だと思うんだけど・・・。

私のようにプログラムを書く人にとって全角英数は(以下略)
特に、半角と全角が混じっている状況というのは、半狂乱になるくらいに気持ち悪いのだ。
やっぱりこの街はプログラマを(以下略)


まぁそんなわけで、行く前は眉山しか思い浮かばず、ロープウェイが休止だった時点でネタ的にやばいなと思ったのだが、
気付いたらシリーズ最多の写真撮影数だった。実際には泣く泣くカットしたねたも一杯ある。
徳島、意外とネタが豊富だぞ。


すっかり空っぽになっているけどお酒の自販機。右上にあるのは

免許証を読み込んで年齢確認をする装置だ。画期的なシステムとして登場して
すぐに廃れたんだよな。

写真を中央に配置すると視線の移動距離が長いなと思ったので左詰めにしてみました。

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