2023年9月3日
203回目 血漿
島根県って何があったっけ?というところからスタート。県庁には行くので到着後は松江市に行くのは確定。ちょっと場所を調べてみると出雲大社は松江市からの
アクセスが絶望的、水木しげる記念館は再整備に向けて休館となるとなかなか思い浮かばない。調べてみても松江城くらいしか出てこない。どこ行っても城に
行ってるなと思いながらも、現地に行けばどうにかなるだろうという感じで現地入りした。
利用している航空会社の都合で米子空港へ。空港からのリムジンバスは米子駅と松江駅行きがあった。場所的にそんな感じなんだろう。中海のあたりを見ながら
松江駅に向かうのだが、水面が真っ平で流石だなと。堤防がかなり低いのも海とは違うんだなという感じだった。
松江市もかなり暑いのだが、宍道湖がすぐ近くなので風が吹くとなかなか涼しい。ただし、あまり風が吹かないので暑いものは暑い。松江市では正午に防災無線から
何かの歌が流れていた。本当に聞いたことのない歌だったので何ともコメントできない。県民の歌とかそんな感じだと思うが、調べようもないのでとりあえず
そのまま。
献血ルームは「献血ルームだんだん」。赤十字血液センターの中にあるのだが、献血ルームを名乗って名前をつけているパターン。血液センターという性質か、
ルームに入る時にスリッパに履き替えと、マスクの着用が求められた。中はかなり堅実な作りであり、ロビーは20人くらいで一杯になるくらいの広さ。
本と雑誌が少数ながら用意されている。
ベッドは7台。全血専用があるかは分からないが、そもそもベッドがいっぱいになる感じは無かった。9:00から開始なのだが、10:00頃でも受付番号が7番だったので
本当に人が集まらないのだろう。シーフテストは無かった。だが、献血終了後に飛行機に乗って帰ることを伝えるとかなり渋られた。ガイドラインで献血後の気圧の
変化は望ましくないらしい。折角来てくれたので・・・という理由で負担のより少ない血漿献血でということになった。帰宅の心配をされたのは2回目だろうか。
献血中や終了後、何回も医師が確認しに来たあたり、かなり心配されていたようだ。勿論、無事に帰宅している。
抜針後も特にベッド上で時間を置くわけでもなく解放された。むしろそっちを心配しないんだ・・・。
松江駅。思っていた以上に立派な駅だった。しょぼい駅が結構あるのだけど、ここは立派。 | |
島根県庁。あちこちの県庁を見てきたからわかる、こういう県庁の建屋ってあるよな、という ある意味典型的な県庁建屋。 |
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定礎。県庁前の幹線道路から県庁に向かうと堂々とした佇まいで迎えてくれる。縦書きの定礎は 少数派だと思う。 |
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島根県献血ルーム。この中に献血ルームだんだんが設置されている。「だんだん」というのは方言で 「ありがとう」という意味だそうだ。 |
事前に調べていて唯一見つかった松江市の観光地へ。
松江城。国宝だ。他の多くの観光地かされた城と違って中は昔のまま。冗談みたいにキツイ階段とかが 残されている。人も少ないし、展示も質素でなかなか私好み。築城の工夫とか色々と素敵だった。 |
最上階まで行くと松江市が一望できる。 |
方向によっては宍道湖が見える。 |
城の中の展示は写真撮影が自由だったが、明るさが足りないので撮影できる人はほとんどいないだろう。最近のスマートフォンのカメラだと
感度を無理矢理上げるので撮れるのかもしれないけど、画質は悪くなるだろうな・・・。
私が向かった時はほとんど人がいなかったのだが、帰るタイミングで団体が来ていた。それでも名古屋城、大阪城に比べると人は少ないので
のんびり見たい人にはオススメ。
松江城もクリアした後でどうしようかなと思ってとりあえず松江城まで戻って作戦を立てることに。駅に着く少し前くらいからパラパラと雨が
降りはじめ、程なくして土砂降りに。どうしよう・・・と色々と考えていたが、遂に行くところを見つけた。
出雲空港だ。天気がいい。 |
今は名前が変わって「出雲縁結び空港」となっている。 |
因幡の白兎に絡めたのだろう、こんな石像もディスプレイされていた。 因幡の白兎の話ってまともに読んだことないんだよな・・・。 |
ちなみに行き帰りは米子空港の方。ちょっとそちらの話もしようかと。
リムジンバスで移動してもよかったのだが、時間があったので松江駅からJRで移動した。山陰本線で米子に行き、米子からは境線で米子空港駅へ。
境線の列車は鬼太郎関係のラッピングがされており、乗ったのはねこ娘列車だった。 最近のアニメのではなく、原作の時のねこ娘だった。そっちかぁ・・・。 |
境線の各駅には水木しげるに因んで妖怪の名前の愛称が付けられている。米子空港駅は 「べとべとさん駅」空の玄関口なんだからもっとメジャーなのにしてやれよ・・・。 |
これが米子空港駅の全景。確かにこれだとリムジンバスの方が発展するな。 |
米子空港のターミナル。 |
こちらも愛称が付いていて「米子鬼太郎空港」になっている。 |
中にはこんなオブジェがあったりする。 |
飛行機の荷物返却のターンテーブルにはこんなのがあったりもする。 |
ぬりかべの顔ハメ。そこから顔を出すの? |
空港内に鬼太郎関係のものが色々あったのだが、このWi-Fiは上手いなと思った。 |
山陰地方は観光資源が乏しいからか、クセのあるお土産が多いなという印象。
出雲空港内で売られていた「スサノオラーメン」多分お土産ではなくて食堂で提供だと思う。 |
「因幡の白うさぎ」。写真を見る限り、うさぎを模った饅頭のようだ。 |
「どじょう掬いまんじゅう」。安木節で知られる安木市は島根県だったことを思い出した。 手ぬぐいの部分は食べられるのだろうか。 |
献血を終えて、そのまま空港まで移動したのだが、腕に絆創膏を貼り付けたままだった。手荷物を預ける時の地上職員の方に「注射を打たれているようですが、お体
悪いんですか?」と心配されてしまった。「献血です」と元気に答えてその場は終わったのだが、返ってきた手荷物には下ような札が付いていた。
スマホで撮影したので大きさが揃っていなくて申し訳ない。 |
紐で付いていたのだが、綺麗に取ることができず、電車で帰るのに付けたままにするわけにもいかず、仕方なく引きちぎってしまったがちょっと驚いた。
ホスピタリティとはこういうことか?とも思ったが、まさか全国を巡っているとは思っていないだろうなとも。見習うのはやめた方がいいと思うぞ。。。