Top47都道府県 献血巡り佐賀

佐賀

2023年2月5日
196回目 血小板


佐賀も初上陸。空港の名前が九州佐賀国際空港だったことに驚いたわけだけど、きっちり国際線も飛んでいるようなので名前は間違っていないようだ。
佐賀県で献血をすることで九州・沖縄ブロックの献血が終了する。特に最後まで残したつもりはなかったのだが、何となく残ってしまった。

佐賀県というと何も無いことを歌にしてヒットした人がいたが、確かに行く前にちょっと調べてみたけど何も無い。いや、正確には唐津とか伊万里、
鳥栖なんかがあるのだけど、佐賀市に用事がある私としてはなかなか足が伸ばせる距離ではない。しかも、今回は飛行機の遅れなどもあり、佐賀市の
中心部に着いたのが正午を少し回った頃だった。そこからホテルのチェックインまでの時間に遠くまではいけなかった。ちなみに、地方都市の空港に
ありがちなように、飛行機が遅れるとリムジンバスの発車時刻も遅らせてくれる。

献血ルームの名前は「献血プラザさが」。名前だけを見ると特別などこかのテナントのようだが、実態は赤十字血液センターの1階にある。これまでも
何箇所かあった、血液センターの中だけど洒落た名前をつけるパターンだ。ベッドは12台。入ってすぐのベッドに通されたので、なかなか全体を
見渡すことができず、全血専用のベッドがあるのかは分からなかった。8:30頃に献血ルームに行ったのだが、誰もいなかった。受付開始の9時までに
他に4人来ていたがそれくらいだった。あまり混まないのかと思いきや、ベッドはどんどん埋まっていった。

シーフテストはなく、相当に悩まれることもある本採血の血管もあっさりと決定され、順調に本採血まで進んだ。本採血で針を刺す看護師が刺す場所を
なかなか迷っていたが、それでも問題なく刺さった。献血は都道府県ごとに微妙に流儀が違うのだが、今回、手首をゆるく肘置きに固定された。ビクッと
動く人がたまにいるのだろうか。針を抜いた後はタイマーで5分を測ってロビーに戻ることになるのだが、献血の終了と同時にタイマーをスタート
させていた。

ロビー、採血室ともに結構綺麗。最近になって改装したような感じだった。スマホでの漫画、雑誌、新聞の読み放題サービス開始に合わせて紙の
雑誌や漫画を置くことをやめたらしい。名残としての本棚は残っていた。そういう意味ではなかなか寂しいものがあった。

これもまた、地方空港でよくあるのだが、リムジンバスは飛行機の出発時刻に合わせて走っている。九州佐賀国際空港はそこまで飛行機の本数が
多いわけでもないので、残念ながら空港内を散策することはできなかった。何しろ着いてすぐに、飛行機は満席でセキュリティチェックが混雑
するからすぐに通るように言われたくらいだ。しかも、バス到着からセキュリティチェックの締め切りまでが20分という・・・。

ちなみに、どこに行ってもあまりバリバリの方言の人がいないという昨今だが、今回は工事現場のオジサンに「工事用のゴンドラの下になるから
そこを通るな」ということを言われたのだが、訛りが酷くて何を言っているのかさっぱり分からなかった。「・・・ばってん〜〜〜」という感じで
「ばってん」しか聞き取れず、何回も聞き返してしまった。申し訳ない。



佐賀駅。駅前再開発の途中らしく、これからまだまだ発展してくようだ。それにしても綺麗に撮れる角度が
見つからなかった。

佐賀駅の周辺はバレーの久光製薬スプリングス押しだった。特に撮影していないが駅前の柱にも写真があった。
ロッカーもご覧の有り様で、好きな人は「○◯選手のところ」とか覚えるんだろうけど、私にはサッパリ。

佐賀駅にあった九州新幹線をモチーフにした工事現場の柵を作る枠。こんなのも作られるんだな、と。
九州新幹線沿線でしか使われないだろうに。

佐賀県庁。手前に見える茶色の建物が旧館。奥に見える白い建物が新館。新館は工事していた。

県庁の新館の最上階は展望フロアになっている。ぐるっと一周展望できる。レストランもあり
営業終了直後くらいに行ったのだけど、人の気配が無かった。収益は出ているのだろうか。

ちょうど夜歩きアート県庁というイベントが行われていた。おそらく夜には左手に見える白い本に
プロジェクタから映像が映されるのだろう。この展望台にいる間、誰にも会わなかったのだが、夜には
もっと人が来ていると信じている。

血液センターの外観。この1階が献血ルームになっている。

佐賀県のご当地献血ちゃん。吉野ヶ里遺跡があるのが佐賀県なのでこんなデザインなのだろう。

佐賀駅からの目貫通りに、佐賀県にゆかりのある有名人の銅像が色々と建てられてるのだが、その造形が結構凄いのだ。


この左の人が久光製薬の創業者なのだけど・・・

しっかりとサロンパスを持っていたりする。

こちらの2人が持っているのは・・・

グリコと・・・

ミルクキャラメルだったりする。

佐賀市内をフラフラしていてもあまり行くところが思い浮かばなかったので佐賀城に行ってみた。県庁からちょっと行くとある。
ちょうど何かのイベントの準備が進んでいるようだった。


こんな感じのものが用意されていた。夜には撮影スポットになるんだろう。

昼に見ると結構エグいものがある。

アマビエ。あのブームはどこに行ったんだ?ってくらい見なくなってしまった。
何の効力も無かった気がする。

書かれている文字と絵が合ってない気がする。怖いって・・・

伊万里焼の風鈴とかもあった。金属製よりも音が柔らかくていい感じだった。

佐賀城本丸歴史館にあるトイレの性別表示。多分伊万里焼。

その他、色々と見かけたものを。


ご当地マンホール。ムツゴロウ。そういえば有明海にも面していたな。

歩道のタイルの中にもムツゴロウがいた。

ご当地マンホールでRomancing佐賀バージョンもあった。単なる駄洒落かと思いきや
ラッピングバスも走っていた。

道路沿いにあった情報量の多すぎる地図。とりあえず現在地がどこかも分からなかった。地図中に
現在地の表示はない。

味のありすぎる看板。

遠くに見えた東横インみたいな色合いのマンション。本当に東横インではない。

何もないと言われている佐賀市でも意外となんとかなる。特に掲載していないのだが、他にも道路に埋め込まれた通信ケーブルのフタの文字とか
色々と気になるものがあった。

佐賀城本丸歴史館は入場無料であり、それなりに見るところもあるのだが、結構久しぶりに畳の上を歩いたのが気持ちよかった。実家が古い家なので
畳張りの部屋ばかりだったからだろうか。

どこに行ってもその地元で最も主要となっている銀行を推測するクセがあるのだけど、おそらく佐賀銀行。何よりもロゴがカッコイイ。


佐賀駅にあったATM。文字がカッコイイ。

佐賀銀行の本店は改装中だった。


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