Top47都道府県 献血巡り沖縄

沖縄

2020年11月1日
173回目 血小板


沖縄に行くのは初めてではないのだけど、前回は本島は経由地でしかなく、空港の制限区域からすら出ることなく、そのまま離島に向かった。そんな
わけで、那覇市そのものは初めて降り立つという感じだ。

沖縄の何が難しいって服装だろう。今の住所地とは10 ℃くらいの温度差があるのだ。Tシャツに1枚羽織って出発し、到着後すぐに上を脱いでTシャツ
1枚になって行動していた。実際、滞在2日目となる11月1日の予想最高気温は29 ℃だった。ただ、それでも湿度が低めだったことと、風があったことで
極端に暑くてどうしようもないということはなかった。

献血ルームはビルの1フロアだったのだが、広いロビーとL字型の採血室だった。ベッドは14台だっただろうか。ロビーが広い割には献血者が少なく
持て余している感じだった。ロビーには漫画も置かれていたのだが、コロナウイルス感染症対策ということで読むことができなかった。他の所では
そんなことなかったんだけどなぁ。。。

ここの献血ルームの成分献血の受付はなかなか面白く、血漿献血のみで受け付けて、当日の検査結果で血小板献血が選ばれるというスタイル。
まぁ分からないではないが、これで本当に必要数が集まるのだろうかと心配になってしまった。受付時に身長と体重を聞かれたのだが、これは
11月からの新しいスタイルなのだろうか?来月まで分からない。。。ちなみに、ここでもシーフテストは無かった。

沖縄方言が聞けないのは仕方ないとして、あまり沖縄っぽいことをしてないなぁと思っていたのだが、献血の時に担当して下さった看護師さんの名字が
嘉手納というもので、「さすが・・・」と思ってしまった。ちなみにこの方、腕時計はG-SHOCKの「日本赤十字社 140周年記念モデル」だった。
現物は初めて見た。

沖縄といえば、かりゆしウェアだと思うのだが、実際にはほとんど見れなかった。沖縄に着いた時の空港の地上職員の一部が着ていただけだった。
ホテルのフロントにも期待したのだけどポロシャツだったし、有名観光地の職員は紅型のような服装だった。勿論、街中にかりゆしウェアの人はいない。



来たぜ沖縄と言いたいところだけど、沖縄県にはJRの駅がないので撮るものに困った。
とりあえず、那覇空港の看板かな・・・

もしくはゆいレールの那覇空港駅かなぁと思いながら撮影しておいた。

今回の交通手段はゆいレール。2日乗車券で移動を繰り返していた。この2日乗車券、
日付単位ではなく、購入から48時間という、時間単位まで管理されている。凄い。

ところで、このゆいレール乗車券だが、磁気で記録されているわけではなく、券面にあるQRコードを改札機に読ませることで通過する。
写真でも分かるが、下の約半分が茶色の帯の上に印刷されていて、手元のスマホで読み取ろうとしたのだが、領域としては認識するのだが、
QRコードの情報としては読み取ることができなかった。

きっとこの茶色の帯が悪いに違いないと思って帰宅後に表計算ソフトでQRコードを写しとって読み込もうとしたのだけど、結局情報は取れなかった。
独特の暗号化方式が使われているらしい。意外と凄いぞゆいレール。


表計算ソフトでQRコードを模写するのは、ちょっと根気がいるが、
普通のバーコードを手で模写するよりは圧倒的に楽。これでも情報は読めない。


ということで、ゆいレールで県庁前へ。駅を出るとすぐに県庁が見える。
なかなか立派な建物だ。

極めて分かりやすい所に定礎もあった。シンプルだし、見つけやすいし、外だし。申し分ない。

県庁の壁面にはシーサーがいた。1つだけ写しているが、実際には何匹も置かれている。

県庁に限らず、シーサーはとにかくどこでも見かけた。さすが沖縄という感じだけど、
こういうシーサーの安売りができるのも沖縄だなと。ラーメン屋の店頭にて。

県庁のすぐ近くから、有名な国際通りが始まる。が、昨今のコロナウイルス感染症の影響か
全く人がいない。土曜日の15時少し前だからかなと思いきや・・・

日曜日の昼前だってこれくらいしか人がいない。

最後のチャンスってことで、歩行者天国になった後に再び来てみたけど、こんなもんだった。
日曜日の16時頃。

一応、キッチリと首里城には行ってみた。写真は守礼門。あぁ、うん、という感じ。

首里城はもっと平坦な所にある王宮というイメージだったのだけど、起伏に富むマジな城だった。
写真で伝わるかな・・・。

こんな所もある。

なんかテレビカメラがいたりと騒がしいなと思っていたら、火災からちょうど1年だし、何かイベントが
行われていたらしい。本来はこの角度で正殿が見えたんだろうなと思いながら・・・。

ただ、高い所から見る景色は素晴らしい。那覇市で高い所ってあるのかなと思っていたら、首里城が意外と
高地だった。

あまり注目されていないんだけど、石垣とか歩道の石組みが凄い。切り出した石なのだろうけど、隙間なく
ピッチリと組まれている。これって結構凄い技術なのでは?

首里城の近くで見た、多分年賀状印刷を促すポスターなんだけど、何を言っているのかさっぱり分からない。
年賀状とか、コロナとか、昔には無かった言葉は方言に相当する言葉がないのでそこだけ分かるという。

移動していて気づいたのだが、街中でやたらとセブンティーンの自販機を見かけるのだ。


こんなのだ。

写真のような街中の商店にもあるし、公共のテニスコートにあったりもする。個人的に好きだし、暑かったのでよく利用させてもらったのだが、
やたらと目についたのがゆいレールの駅。まぁゆいレールで移動ばかりしていたというのもあるんだろうけど。


様々なラッピングの車両があったがノーマルなものを。2両編成という事実に最初は驚いた。

全19駅中、実際に利用したのは

の8駅だが、那覇空港とてだこ浦西の両終点の駅以外では全ての駅にあった。実際のところ、那覇空港駅にはないが、那覇空港のロビーには
セブンティーンの自販機があるので、実質的に那覇空港駅にあると言ってもいいだろう。

ひょっとして全部の駅にあるんじゃないか?と思って、時間が許す限り全部の駅を確認しようと終点のてだこ浦西まで行ってみたら、いきなり
そこで設置されてないという悲しい現実に向き合わされたのだけど・・・。


その、てだこ浦西駅を出たところ。何もない。保線用の車両があるくらいだろうか。
タクシー運転手が暇そうに客待ちをしていた。

危うく忘れそうになったが、献血ルームは県庁舎やなは市役所のすぐ近く。9時から受付開始という、なかなか早い時間から開けてくれる
珍しい献血ルームだと思う。


くもじ献血ルーム。くもじは漢字では「久茂地」で、献血ルームがある場所の名前。

献血ルームの入り口。まぁ普通の入り口。


実際には他にもゆいレール運転士のワンオペっぷりに驚かされたり、他では見かけない自販機のラインナップと、そのうちいくつかを試してみたり、
珍名スポットとして有名な漫湖水鳥・湿地センターに行って近くの斜張橋を眺めて美しさにうっとりしたりしていたのだけど、長くなるので
書かずにおこうと思う。

最後にこれだけ。多分、農協の共済のロゴマークだと思う。沖縄の昔の建物は看板を設置するのではなくコンクリの壁に直に書いたものが多いので
こういうものも残ったのだろう。


標語もロゴマークも、懐かしいと言えるほど明確に覚えているわけではないが、
記憶の片隅にあったものだ。

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