Top47都道府県 献血巡り岡山

岡山

2022年11月6日
194回目 血小板


岡山市に長時間滞在するのは初めてだと思う。以前、倉敷〜姫路と移動した時に中継地点として岡山で1泊しただけだと思う。献血ルームの看護師が
みんな広島に行っちゃうから岡山に来る人がいないと嘆いていたのだが、そんなことはないだろうと思ったりもする。それなりに見る物はある、と
思うわけで。

全国を巡っていて、大阪から西に行くと悩むのが、エスカレーターは右か左か、ということ。関東では右を空けて左に立つ、関西では左を空けて右に立つ
という感じで言われているが、いざ行ってみるとそれほどでもないことが多い。実際、岡山は左に立っていた。全国的には左に立つ地域が多い気がする。

献血ルームの名前はももたろう。駅から徒歩圏内にもう1つ、赤十字血液センターの中にある献血ルームもあるのだけど、今回はこちらを選んだ。
ビルの片隅にあるので形は歪だが、ロビーはかなり広い方だと思う。漫画や文庫本が置いてあるが、寄贈を呼びかけていたり、今回はプレゼント
キャンペーンをしていたりするので、品揃えが妙にマニアックだったりした。ベッドは全部で16台。おそらく3台が全血専用。ベッドの番号は18
までだったのでおそらく4と9が抜けているのだろう。採血室はかなり広く、スペースに余裕のある作りになっていた。

写真は撮れていないが、看護師の衣装は桃色。ひょっとして「ももたろう」と合わせている?と思ったが、もう1つの献血ルームの公式ページを見ると
そちらも桃色だったので岡山県としてその方針なのだろう。ちなみに、こちらの献血ルームの公式ページを見るとお菓子屋アイスの自販機も設置されて
いるようだが、実際には無くなっていたのでコロナ前の写真なのだろう。

物凄く久しぶりにシーフテストをやった。厳密に時間を測定してという感じではないが、同意事項の確認の間を使ってテストをするという感じ。
担当した看護師はコミュニケーション能力の塊みたいな人で、バリバリの岡山弁で話をする人だった。むしろ、他ではあまり聞かなかった。
かなり難しい血管とのことで「勉強させて頂きました」と言われた。嬉しいような悲しいような。



岡山とは特に関係無いのだが、新横浜の駅で見つけたので。ニコニコレンタカーってこんなだっけ?

岡山駅。別に駅がフォトジェニックである必要はないのだけど、非常に撮影にしくい駅だった。
どこから狙っても全体を捉えられない。木とかオブジェとかが邪魔で・・・。

岡山県庁。外装と県庁前の部分を工事していた。近づけるか不安だったのだが、県庁の業務を止める
わけにはいかないので、入口としては確保されていて、近づくことができた。

その確保されていた入り口の脇に定礎があった。工事用の足場に囲まれて暗い場所だったので無理矢理
撮影した。シンプルでいい定礎だ。

献血ルームの外観。入り口だけだが、写真左側と奥側にかなり広がっている。

さて、献血ルームの看護師すら誰も来ないと言っていた岡山だが、観光する場所はあるのだろうか?


全国どこでもポストの上に名物を載せるものだが、桃太郎が筆を持っていた。

歩いていて見かけた「酒害相談所 NPO法人岡山県断酒新生会」。何かふざけた施設なのかなと
思っていたのだが・・・

禁酒会館という、しっかりと歴史のある建物の中に入ってる物だった。意外と由緒正しいのかもしれない。

岡山といえば日本三名園の1つ、岡山後楽園がある。岡山駅から徒歩で行けなくはない距離にある。


後楽園の入り口。あまり存在感がない碑が立っていた。

なぜかツルがいた。6羽ほど飼われていたが、1羽ずつ仕切られていた。何故そうなっている。

後楽園の中はこんなところとか

こんな感じの八つ橋があったり

こんな建物があったりする。

別の機会に水戸偕楽園も行ったことがあるので、これで日本三名園を全部制覇したことになる。偕楽園は時期が悪かったので本当に
何もなかったのだが、個人的には兼六園が小さい範囲にまとまっていて好きかな、と。後楽園も景観がいいのだけど、広すぎて
見て回るのに疲れる・・・。


偶然にも岡山城の改修が終わったタイミングだった。改修後のオープンは11月3日だったということで、まさにリニューアルオープン直後に
訪れたことになった。


岡山城。正面から見るよりも・・・

裏側から見上げた方がカッコイイ。ここに見えているカドの意味に気づいたのは後からだった。

天守全体の形がこんな形をしており、不等辺五角形と言うらしい。地盤に合わせて強い石垣を築いた
結果、こういう形になったらしい。

天守から見るとこんな景色。テラスのような部分はないので、狭い格子窓から見るしかなかった。

この岡山城、改装直後ということもあって綺麗なのだが、真ん中にエレベーターを通したり、階段の傾斜を緩くして幅を広くしたためか、
全体的に狭い印象。人が多かったこともあってか、なかなか展示をゆっくり見ることもできない感じ。まぁ歴史に興味がないので、元々
あまり城の中の展示を真面目に見ることが少なかったりするのだけど。


以前岡山に寄った時は桃太郎の一点突破のイメージがあったので、今回も色々と探してみた。上に出したように献血ルームの名前が「ももたろう」だし
ポストの上にも桃太郎がいた。その他にも・・・


岡山駅前には桃太郎の像

新幹線改札の近くの観光案内所は「ももたろう観光センター」

駅前目貫通りの名前は「桃太郎大通り」

レンタサイクルの名前が「ももちゃり」

岡山県のマスコットがももっち

岡山ワシントンプラザの愛称(?)がMomotaro Plaza

下水道のマンホールの蓋

消火栓の蓋

水道局なので、仕切弁だと思うけど、何かの蓋

交番にあった岡山県警のマスコット

開催されていたスタンプラリー(これは桃鉄か・・・)

桃の形の足漕ぎボート(後楽園の裏手。滅茶苦茶注目を浴びていた)

側溝の蓋

立ち呑み屋も・・・と思ったら琥太郎だった・・。

どこもかしこも桃太郎というほどではないけど、やっぱり多いな、という印象。地元民がどう思っているのか聞いてみたい。


岡山市には路面電車が走っているのだけど、結局乗らないままで帰ってきた。特に乗らないといけないほどの距離を走っていないし、遠くまで行く
ような目的地が無かったというのが大きいだろうか。新旧様々な車両が走っているのは全国どこの路面電車でも同じような感じだ。古い車両はかなり
レトロな感じだったし、パンタグラフが独特で面白かった。(写真も撮ったけど・・・)


これは山陽新幹線で走っているひかりレールスター。

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