Top47都道府県 献血巡り大分

大分

2021年5月2日
178回目 血小板


妙にせっせと九州を制覇しようとしているような気がするが、暑い時期を避けて南の方を回ろうとしているのでこうなってしまうようだ。

大分県というのもなかなか難しい。大分県というと別府温泉がどうしても頭に浮かぶのだが、大分市からは離れているために、時間的に行くことは
難しい。県庁の庁舎を写真に撮るという縛りがある以上はどうしても大分市に行かなくてはならず、別府市と大分市をハシゴするというのはなかなか
苦しそうだったのだ。大分空港からリムジンバスで別府市に行き、ゆっくりしてから大分市に向かうということもできなくはない気がするのだが、
大分市を優先した。空港から大分市まで、バスで1時間くらいかかるし・・・。このバスは飛行機が遅れると発車時刻を遅らせてくれる。地方空港
あるあるだ。

献血ルームは大分市の中心部から車で20分弱くらい走ったショッピングモール内にある。朝イチの献血の場合は公共交通機関での移動は厳しいかも
しれない。一応、バスで行けそうではあったが自信がなかったのでタクシーで移動してしまった。

ベッド数は成分献血用が10台。全血専用と思われるベッドが5台くらいだったか(数えられなかった)。採血室の壁際にコの字型に配置されており、
残りの1辺は入り口と検査採血用のスペース、問診室という感じで、部屋の中央に備品やデスクがある感じ。本当に色々なレイアウトがあるよなぁと
思うばかりだ。やや暗めのロビーには漫画があるが、色々な種類を集めたというよりは「人気作品を全巻揃えました」という感じ。通うならいい感じかも
しれない。ただ、献血後のお菓子類は見当たらなかったし、ドリンク類も種類が少ない。その辺はちょっと寂しいかな・・・。それが目的ではないけど。

相変わらずシーフテストは無い。もう絶滅したのか?今、献血後に針にキャップをすること(リキャップ)は針刺し事故防止のためにやらなくなった。
実際、器具もリキャップしなくても、他の部材の中に収納して針先が表に出ないように工夫されている。が、ここではリキャップしていた。針刺防止の
器具は使っているのだが、久しぶりにリキャップしていてちょっと驚いた。まぁ黙っていたけど。抜針後は砂時計で5分を測ってベッドで休む感じ。
ここも都道府県ごとに色々とあるな、と。

献血は順調だったかと言われると微妙。途中で看護師がマニュアルのような物を持って来て機械をいじっていた。機械の設定がおかしかったのか、
何か不具合があったのか。私自身は悪くないし何も言われなかったのだが、あれはあれで不安が募るわけで。できれば何が起こっているのか
言って欲しかったな、と。



大分駅。結構新しい駅だった。それにしても所謂JRのロゴと一緒に駅名が表示されているところが
九州は特に少ない気がする。

何故かこういう駅名表示もあった。しかも駅の北側と南側の入り口両方に。何かあるのだろうか?

駅の中(一部は駅の外も走っていた)を写真のような乗り物が走っていた。大人が歩く速度よりも
遅いくらいではあるが。子供に大人気・・・というほどは乗っていなかった。

大分県庁。県庁の碑と庁舎前のオブジェと建屋を一緒に写真に入れられる。実にフォトジェニックな
配置だなぁと。

定礎。昭和37年と年だけが刻まれていた。そして余白が多い。この余白の多さは当時のブームか何か
だろうか。

この定礎、単純に壁に埋まっているのではなく、斜めになっている。このパターンは初めて見た。
写真に撮りやすくて有難い。

で、「献血ルーム・わったん」の外観。ショッピングモールの中なのだけど、意外と人通りが
少なくて撮りやすくてありがたかった。

献血ルームがあるのは「トキハわさだダウン」。「わったん」はどうやらここの愛称であるらしい。
発音は動物の「スッポン」と同じで「た」にアクセントがある。

高い所というのがなかなかなかったのだが、見つけたのが大分駅ビルの屋上にある「シティ屋上広場」。
駅の南側を望むとこんな感じ。

別府市やら水族館「うみたまご」やらに行くのも時間的に厳しいし、時々雨がパラつく妙な天気だったこともあって、大分市内で行けるところを
探していたのだけど、大分城址公園が立ち入り禁止になっていたのでいきなり行き場を失ったのだった・・・。

こんな感じでいきなり入れなかった。いきなり途方に暮れた。

大分県道路元標というのが近くにあった。県の道路元標なんてあるんだな、と。

大分城址公園の裏手にある松栄神社の手水舎。

水で洗うのではなくアルコール消毒で清めてくれ、と。あぁ世知辛い。

大分にもザビエルの像があった(実際には大分駅前にもある)。
2か月連続でザビエルを見るとは思わなかった。

歩いていたら伊予銀行があった。伊予銀行!?と思ったけど豊後水道を
挟むと愛媛県だったな、と。
大分市内とか、遊歩公園を歩いていると色々な像や記念碑を目にしたのだが、長くなるので辞めておこうかと。 なんか色んな物の発祥の地になっていないか?と思うが、やはりキリスト教の宣教師が来ているのが影響として大きそうだ。
因みに、電信電話発祥記念碑は日本の発祥ではなくて大分県で最初の取り扱いを記念したものらしい。何でもありか?
個人的に、空港で長時間楽しく過ごせるタイプなのだけど、大分空港はなかなか面白かった。

最近は結構どこに行ってもある、到着ロビーにあるフォトスポット。よく見ると
タライから上がる湯気がOITAになっている。

こういうゆるい顔ハメがが好きだ。5月に因んだ絵柄になっているのだけど、
他の月はどうなっているのだろうか?

お土産品らしい「かぼすイカフライ」「かぼす七味イカフライ」の顔ハメ。
すぐ後ろで売られているわけだが・・・勿論買っては来なかった。

展望デッキにはマ●オカートかってくらいバナナが置かれていた。

書かれている注意書きは「段差注意」。滑りやすいとかじゃないんだ・・・。

大分市内は他地域の交通系ICカードがコインロッカーや路線バスで普通に使えるので意外なほど快適に生活できた。ちょうどモバイルSuicaの
アプリを更新したタイミングと重なり、普段は顔認証で通っていたところが初回限定でパスワードを要求され、パスワードがなかなか通らずに
焦りもしたが、まぁ何となかった。

意外と言葉の訛りはなかったという印象。言葉にしても九州で一括りにしてはいけないんだな、と。


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