Top47都道府県 献血巡り奈良

奈良

2021年11月7日
184回目 血小板


奈良というと修学旅行で行ったし、学会でも行ったことがある。その都度奈良公園に行っている気がするが、何故か何度も行ってしまう、不思議な
場所だ。後で写真を載せるが、やはり行ってしまった。何故だろう・・・。

首都圏から奈良に行くのにはどうやって行くんだ?と思っていた。大阪まで新幹線で出て近鉄か?と思っていたのだが、京都から近鉄で行けるという
ことが分かり、近鉄の懐の広さを思い知らされた。いざ京都駅で近鉄のホームに行ってぼんやりと線路を見て「標準軌?」と思ってしまった。線路幅を
気にするあたり、別に鉄道マニアではないのだけど、我ながらどこを見ているんだ?と。実際、帰宅後に調べたところ、京都駅は標準軌の区間だった。
恐るべし。

それにしても、ターミナル駅をはじめ、新幹線の中も人がすっかり増えた。一時期は全く人がいなくて実に快適だったのだが、キャリーバックを
コロコロと引っぱっている人も多くなっている。やはり日本でのCOVID-19の危機感はすっかり無くなっている気がする。

献血ルームは近鉄奈良駅のビルの6階。そうかと思って1階からエスカレーターで目指したのだが、途中でエスカレーターも階段も無くなるという
珍しいビルだった。6階に到達するにはエレベーターで行くしかないという・・・。ちなみに献血は10時の受付開始だったので9時半頃に一度行って
見たのだが、フロア内に待つような場所もなく、献血ルームのドアも閉まっていたのでそのまま引き返した。9時45分に再び訪れた時にはドアが
開いていたのでそのまま中に入って受付を済ませた。

今回の献血ルームではシーフテストを実施した。実に久しぶりだ。もうそろそろやっているところは無いのかなと思っていたのだが、まだ生き残って
いるところがあるようだ。ベッドは10台。1台か2台は全血専用のようだが詳細は分からなかった。ロビーと採血室の区切りはあるが、全面ガラスなので
かなり広く感じる。広さとしては標準的だろうか。

最近はあちこちの献血ルームに行っている前提で看護師に質問されることが多い気がする。今回も他の地域との処遇品との差を聞かれた。「奈良は貧乏
だから・・・」と言われたが、実際のところどこも変わらない。ただ、今回の献血ルームでは飲み物の自販機はあったもののありがちなお菓子は
用意されていなかった。正確には飲み物とは違い無料ではない自販機で提供されるようだ。ただし、処遇品としてなので、他の物を選んだ場合には
食べることができない。まぁ私としてはそれでもいいのだけど、こういうパターンもあるのか、と思った次第だ。

全国的にどこに行っても言葉ばかりが気になるのだが、関西はさすがによく残っている。奈良も例外ではなく、小さい子供からお年寄りまで関西弁だ。
現地の人に言わせると関西弁でも地域によって違うらしいのだが、私には区別がつかない。こればかりは仕方ないだろう。ちなみに、奈良に着いて
一番最初に「関西だな」と思ったのはエスカレーターで人が右側に立っていたのを見た瞬間だった。京都駅ではそんなことは無かったと思うのだが
奈良では右側であるようだ。



奈良駅。過去にどうやって奈良入りしたのか覚えていないのだが、奈良駅は初めて見た気がする。
滅茶苦茶横に長い。

駅のコンコースは木がふんだんに使われていてかなりいい雰囲気。ひょっとして最近改装された
のだろうか。ちなみに、改札内は昔ながらの駅という感じだった。

実際には近鉄で来たので、この近鉄奈良駅に到着する。ホームは地下なので、地上部は単なるビル。
このビルの中に献血ルームがある。

奈良県庁。奈良公園のすぐ近くにあった。奈良公園には何度も来ていたが、こんなに近くに県庁が
あったとは思わなかった。結構立派な建物だが・・・

この定礎がカッコイイ。力強い文字の迫力が凄い。写真では伝わらないが、定礎そのものも
結構大きい。

献血ルームの入り口。エレベーターを降りてすぐにドアがある感じ。狭い廊下しかないので
待つ場所は無い。


奈良に行ったからには、やっぱり東大寺の大仏殿には行かないとな、と。奈良に来る度に
ここに来ている気がする。

大仏。何回見てもちょっと感動する。「社会の資料集で見たやつだ」と毎回思う。

大仏殿の中の柱の穴くぐりが、COVID-19の影響で塞がれていた。こんなところにも影響が・・・。
ちなみに、大仏殿の中の絵馬も掛けずに持ち帰るように書かれていた。やりすぎじゃない?

東大寺には何回か行ったが、ここは初めて。二月堂。お水取りの時には凄い人数が集まるそうだ。

奈良駅の近くに高いところに行けるところが無かったので、久しぶりに高い所に行かない訪問先かな
と思っていたが、二月堂は結構遠くまで見えた。

東大寺の中にあった三角コーンはこんな感じになっていた。景観を壊さないように純和風な見た目に。

実際には中には普通の三角コーンが入っている。

来たことの無かった春日大社。ちょうど七五三のタイミングだった。

たまにこういう写真を撮ってみたくなる。遠くの方をボカすという。

やっぱり奈良公園には行かないとな、と。


奈良公園の近くだと、飛び出す動物はやっぱりシカ。

鹿せんべいを買うと鹿が追いかけてきて、場合によっては襲われるのはよく言われるが、
何故鹿が鹿せんべい屋を襲わないのかがずっと疑問なのだ。

鹿せんべいは特に蓋をして売られているわけでもないので、店を襲えば食べたい放題のはずなのだ。

こんな状況でも鹿は観光客が鹿せんべいを買うのを待っている。結託しているのだろうか?

春日大社の近くにあった、かつて鹿せんべいを売っていたであろうケースがあった。

目が・・・。造形もそうだけど、目が・・・。

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