Top47都道府県 献血巡り長野

長野

2023年4月2日
198回目 血小板


前々回の佐賀県が196回目、前回の茨城県が献血失敗、献血カードによると今回が198回目となっているので、回数そのものとしては失敗した回も
カウントされているらしい。有難いと言えば有難いが、何となくしっくりこないものがある。

かつては長野新幹線だったのだが、今はそこから延伸して北陸新幹線になっている。北陸新幹線を長野で降りることになる。朝8時前くらいに東京駅を
出る新幹線に乗ったのだが、コロナ禍とは比べ物にならないほどの観光客がホームにいた。そして長野の手前、軽井沢でかなりの人数が降りた。
どうやらまだスキーやスノーボードができるようだ。

献血ルームの名前は「長野献血ルーム」。昔ながらの名前という感じだ。どうやら少し前に移転したようだ。そんな感じの標識が見られたのが
その理由だ。献血ルームも比較的きれいだったし。献血ルームは奥行きが長いテナントスペースを長い辺に並行に2つの部屋に区切って、ロビーと
受付のスペースと採血室に分割したような感じ。ベッドの数は12。細長い部屋の長い辺の壁側に一列にベッドがある感じ。全血専用があるかは
分からなかった。ちなみに、各ベッドのテーブルの下にモバイル用コンセントと称されたコンセントがついていた。最近は設置されたテレビではなく
スマートフォンやタブレットをいじっている人も増えてきたのでこのような対応なのだろう。

相変わらずシーフテストは無い。無いのだが、シーフテストのポーズをした時に痛みや違和感がないか聞かれた。特にそのポーズをすることを確認
するでもなく、口頭で回答するだけだった。確認する意味はどれだけあるのだろうか・・・。

今回の献血も最初に針を刺すことに失敗した。そこから向きを変えて血管に入ったのだが、この流れは前回と同じ流れなので嫌な予感がしたのだが
最終的には成功した。途中で針先が血管壁に触れて採血具合が悪くなる状態が発生したが、それくらいだ。針を抜いた後も特にベッドで休むことは
なかったのだが、具合が悪くなった時の注意をかなり厳重にされた。「意識があるうちにしゃがんでください」という言葉が印象的だった。
ベッドから降りた時にふらつきを確認するのだが、抜針を担当した小柄な看護師によると、実際にふらついてその人を支えたことがあるそうだ。
「洒落にならないんです」とのことだ。

そんな注意事項を守るためか、休憩するロビーの各机の上には呼び出し用のベルが置かれていた。最初は何なのか分からなかったが、体調不良になったら
呼び出すためのものなのだろう。これも意識があるうちに叩く必要がある。



長野駅の善光寺口。かなり新しいところを見ると最近になって改装されたのだろう。

こちらが逆側の東口。結構見た目が違う。

これが県庁。全国的にもよく見る、質実剛健タイプ。何となく三重県庁を思い出した。

定礎。シンプルで非常い良い定礎なのだけど・・・

壁に埋まっているわけではなく、地面から生えていた。日差しが強いのもあって、写真に撮りにくい。

献血ルームの外観。テナントとして入っているビルでエスカレーターを上がると真っ正面に出てくる。

駅の出口の名前にもなっている善光寺。長野市に行ったからには行かないわけにはいかないだろう。というか、他に思い浮かばなかった。


参道を歩いていると途中から上り坂になり、微妙にキツくなる。その途中にあった。
店主の足で1850歩。近いのか遠いのかも分からない。

参道にあった郵便局。善光寺の雰囲気に合わせてこんなことになっている。
立ち止まって見る人は少なかった。

善光寺の山門。上に人がいるなぁと思って見ていたのだが、実際に上がることができて・・・

山門の上から参道を見るとこんな感じ。遠くに見えるのが仁王門。

これが善光寺の本堂。国宝だ。

実際の本堂の中は撮影禁止なので写真などはないが、御本尊は入って真っ正面にはないとか、偶然にもご回向のタイミングと重なったので
ご本尊が遠くだけど見れたとか色々とあった。かの有名なお戒壇巡りもしてきたのだが、真っ暗な中で、スマートウォッチの文字盤がほのかに
光るという不思議な状態だった。もちろん、スマートウォッチも周りの明るさは検知しているので、昼間のようにギラギラと光るのではなく、
かなり光量を抑えた状態だったが。

山門、本堂の内陣とセットになっていたので一緒に購入したチケットで行けた経蔵。


これが外観。

中には仏教経典の全てをもらいした一切経が納められた輪蔵がある。

まぁありがちな話ではあるが、この輪蔵を回すことで一切経を読んだのと同じだけの功徳が得られるというので回してきた。タイミング悪く
他には誰もいなかったので一人で回すことになったのだが、これが重い。全体重を使って動かすという感じ。カメラを持っていたのでなかなか
腕の力などは入れにくい状態だったが、とりあえず1回転させてきた。ボールベアリングとか、その手の部品の偉大さを知った。

とにかくあちこちが撮影禁止なので写真こそ残っていないが、意外と長居してしまった。絵馬を鑑賞するのを忘れてしまったほどだ。それでも
ホテルのチェックインまでは時間があったので他に何かないかと地図を確認。


城山動物園という入場無料の動物園に行って癒されてみたり

その入り口にあった全日警の謎のキャラクター(?)に笑いそうになったり

長野市道路元標を発見して声が出そうになったり

「仏の顔は何度でも」という張り紙を見て膝から崩れそうになったりしていた。

善光寺付近を離れて県庁や献血ルームのある辺りを散策。


長野オリンピックにちなんだ郵便ポストがあった。郵便ポストの上に土地の
名物を置くことは多いが、ポストごと作り替えるのは珍しいかも。

ポストの側面にはマスコットの「スノーレッツ」がいた。ラフ画のままで
正式採用されてしまったのではないかと、今でも疑っている。

表彰式の会場だったところはメモリアルパークとして保存されていた。
競技会場から離れたこんなところで表彰式をやっていたんだな、と。
まぁ確かに観客は大勢集まるだろうな。

血液センター、そして献血ルームの場所を示す標識。強引に矢印の向きが変えられているので、
最近移転したのかな、と。

最後の標識だが、Red Crossの部分も修正した形跡がある。現物を近くで見るとわかるのだが、Sekijujiを修正したものだった。
つまり修正前は「Naganoken Sekijuji Blood Center」と書かれていたことになる。どうせ修正するならNaganokenも
Nagano Pref.にしろよ、とは思った。


献血で針が一発で血管に入らなかった時はヒヤッとしたが、無事に終わって何よりだ。

そして、日本は今、統一地方選挙の真っ只中。当然、長野でも行われており、選挙ポスターが貼ってあったり、広報車が走ったり、立候補者が
自分の足で走っていたりした。中には地元のプロレス団体の人と思われる候補もいてリングネームで立候補していたりして面白かったのだが、
公職選挙法などに触れると怖いのでこれ以上の言及はしないでおく。


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