Top47都道府県 献血巡り宮崎

宮崎

2022年12月4日
195回目 血小板


宮崎県初上陸だ。宮崎市って何があったっけ?と考えてみてもあまり思い浮かばなかった。かつて芸人をやっていた人が知事をやったことで注目を
集めて、「どげんかせんといかん」というフレーズが有名になったくらいだろうか。観光地としては鬼の洗濯板やモアイ像があったりと思い浮かぶ
ものはあるのだが、いずれも宮崎市からはちょっと距離があるので行けないだろうと踏んでいた。

あまり調べずに現地に行くので、空港を出てリムジンバスに乗ったのだが、飛行機が満席だった割にはバスに乗る人が少ないなと思ったのだが、
ひっそりとJRの駅が併設されており、どうやらそちらに流れた人が多くいるようだ。このJRでの移動を含めて、宮崎市周辺は結構交通系ICカードが
使えるのが結構便利だった。ただ、駅のコインロッカーは現金のみだったが。

今回献血を行ったのは献血ルーム・カリーノ。予約時点で何のことだろう?と思っていたのだが、献血ルームが入っている商業ビルの名前だった。
単独のロゴマークを作っていたりして、なかなか気合の入った献血ルームだ。商業ビルに入っている献血ルームにありがちなのだが、ビルの営業時間より
早く受付が始まったりすると、分かりにくい入口から入ることになったりする。今回もそんな感じで、最初は見つけられなかった。偶然、他の人が
入って行くのを見て何とか入口を見つけた感じだ。

献血ルームはロビーが広い割には椅子が少ないという感じ。受付カウンターとその後ろのスペースが広く取られているので、働きやすそうな感じだ。
ベッドは全部で12台、うち2台が全血専用のようだ。相変わらず血管が見づらくて申し訳ない感じだったのだが無事に終了した。因みにシーフテストは
実施された。ただ、特に時間を測定するでもなく、シーフテストの姿勢をとって「どうですか?」という感じ。それでテストとして大丈夫かな?
という感じだった。

採血室はオフホワイトが基調で、ロビーに比べて明るく、清潔感がある感じだった。スペースも十分に取られているが、壁際に置かれたベッドの
後ろ側、つまり献血者の頭の後ろに棚があり、備品などが収められているので、時々看護師がそこに来るのはどうなんだ?とは思った。因みに、
献血中に機械をよく見るのだが、それを察してか、機械のモニタを見やすい角度に変えてくれた。そんなことをされたのは初めてだったので驚いたが
ありがたかった。

九州というと方言がすごいイメージがあるのだが、そこまででもなかった。ただ、完全に標準語というわけでもなく、イントネーションがちょっと
九州訛が残っているなというくらい。特に違和感があったり、聞き取れないということもなかった。まぁ確かに宮崎弁と言われてもあまりイメージがない
もんなぁ・・・。



宮崎駅。張り巡らされているのが工事用足場に見えて、またしても駅が工事中か?と思ったのだが
どうやらそういうデザインらしいと気づいたのはしばらく後のことだ。

ポストの上にその土地の名物を載せるのはよく見るのだが、名物そのものにしてしまうというパターン。
日向夏だと思う。

駅前の交差点。こういう場違いなくらい大きな交差点、その割に高い建物が少ないというのが地方都市に
ありがち。さらに街頭ビジョンまであるのでなかなかのいいコンボ。

宮崎県庁。見た瞬間に「古すぎて定礎が無いパターンだな」と思ったわけだが、やはり見つけられなかった。
入口に警備員が立っていたのだが、特に声かけやお咎めもない。それでいいのか?

献血ルームの外観。入口前もかなり広いスペースが確保されていた。

献血ルーム入口前のスペースにポスターが展示されていた。しかも全部デカい。だが・・・

献血をしたことのある人なら分かる。この向きに針は刺さない。

宮崎だが空港に降り立つタイミングから驚かされた。


空港の名前が「宮崎ブーゲンビリア空港」だったのだ。一般公募らしい。「ん?」ってなったのは
想像できるだろう。

ロビーに垂れ幕があったのだが、横浜F・マリノスとかオリックス・バファローズとか何の関係があるの?と
思ったら宮崎がキャンプ地らしい。強引すぎんか?

展望デッキにあった看板に書かれていたご当地キャラクター。この後、宮崎市内のあちこちで見かける
ことになる。

これは県庁前の物産館にあったディスプレイ。6匹いる!と思ったのだけど、3匹×2だったというオチ。

何かないかな?と思って調べてみたら、すぐ近くに宮崎神宮というものがあり、神武天皇を祀っているという。というわけで
早速行ってみた。


最寄駅の宮崎神宮駅。宮崎駅から1駅だ。後ろの渡辺飼料店の方が目立つ気がする。

参道と言えばいいのだろうか。真っ直ぐ続いていて気持ちいい。

拝殿。この先の幣殿で神楽が奉納されていた。おそらく遅めの七五三だと思う。

どこに行っても一応撮ってはいるのだけど、久しぶりに豊作だったので絵馬の紹介。



にこにこえがおのまいにち

はい、素晴らしいと思います。

高専に合格しますように

「専」の字を間違えた時点でちょっと考えてしまう。

必ず高専に合格する

超達筆なのに「専」の字を間違えるという・・・。
ちょっと残念。

おべんきょうがんばる

頑張ってください。
ちょっとだけWebの文字入力の認証画面に見えるのは気のせいだろうか。

おかねもちになりますように。

ストレートですね。。。
名前に左右反転したひらがなが何文字か入っていてそちらが見どころなのだけど
流石に晒すわけにいかないので。

お金持ちになりたいです。
金運龍如爆上
家族みんなが幸せでありますように


漢文っぽくしてみたものの・・・という感じ。
そもそも横書きだし、漢文が書かれていた時代に爆上という言葉ななかっただろうし。
漢文は主語動詞の順番なので書くとしても「金運爆上如龍」の順番かな?

お母さんが私達のところに戻ってきてくれますように

重いって・・・

◯◯に良い就職先が見つかりました。ありがとうございました。
家族4人が無事に健康で幸せに暮らすことができました。


絵馬には願い事の他に決意や願いが叶ったお礼を書く風習もあるので
これはこれで正しい。というか、こういう絵馬を何枚か見かけた。
結構珍しいと思う。

コロナ禍の中ですが娘は無事に大学を卒業し、4月からは社会人としてスタートします。
いろいろな困難にでくわすことがありましたらどうぞ、あたたかく見守って頂けますようにお願い
いたします。また、今日から初心者マークのドライビング生活が始まりますので、事故にあわないよう
事故をおこさないようにお守り下さいませ。


親の愛が溢れている素晴らしい絵馬だと思う。困難にでくわしても助けるのではなく見守るとか
文字数も含めてちょっと凄いなと思った。

◯◯君
32才のお誕生日おめでとう。元気に毎日を過ごして下さいね
いつもお祈りしてます
母より


こちらも親の愛が溢れているが、32才でも親に心配をかけているのか?と勘繰ってしまった。

出発前にぼんやりと宮崎駅周辺の地図を見ていた時に気になるものを見つけた。


これだ。

実にいい感じの行き止まりであり、これは行ってみないといけないなと思っていたのだ。


駅の東口。こちらも工事現場の足場かと思うようなデザインになっている。

途中、全部すっ飛ばして行き止まり。予想通り、新しい道路を伸ばしている途中だ。

もう少し行き止まりに近づいた状態。かなりいい。

この行き止まりに行く道中で突如現れた「シュール」の文字。何の脈絡もないようだが

どうやらシュール美容室の看板であるらしい。これでもかという主張が近くでされていた。

折角なので見に行ってみたが、すでに潰れていた。シュールすぎて理解できない。。。

おまけ。新しい道路にあった原付と自転車の二段階右折を促す道路標示。原付は免許を取る時に
勉強するが、自転車は二段階右折をする人がほとんどいないので、こうやって啓蒙活動をしているのだろう。
全国に広まらないかな。

何となく宮崎神宮の絵馬に救われた感じはあるが、それなりの枚数になった。
最後に宮崎銀行のフォントがカッコよかったので掲載しておく。


銀行のATM。宮崎県に着いて最初に撮った写真がこれだったりする。

実店舗でもこんな状態。カッコイイ。

でも、ポスターとかを見るとこんなフォントになっていたりする。
勿体無い。

他にも「くるっぴー」とか「シーガイア」とか見かけた建物とか、細かいネタは色々あるけど、長くなりすぎるのでこの辺で。


全国へ