Top47都道府県 献血巡り高知

高知

2023年10月8日
204回目 血小板


とうとうこの時が来てしまった。全国でずっと一定のビジネスホテルチェーンを利用していたのだが、高知県にはそれがない。仕方ないので他の有名ホテルチェーンを
使った。価格にして大体2倍くらいであった。さすがのお値段なので用意されているタオルが分厚かったり、トイレットペーパーがダブルだったりしたのだが、
出先でも雑感を更新している身としてはネット環境が妙に悪かったのが気になった。通常のWebは問題ないのだが、FTPが妙に繋がらないのだ。そんなことをする人が
ほとんどいないので特に気にならないのだろう。

飛行機で向かったので空港からのリムジンバスで市内に向かうことになる。地方空港の場合、飛行機の時間に合わせてバスのダイヤが組まれていることが多いのだが
高知駅と空港の間は、日中は20分間隔でバスが運行されている。そんなに需要ってあるのか?という気がするが、やっているということはモトが取れているのだろう。

10月に入ったとは言え、四国のためか日差しは結構暑い。それでも風が吹けば涼しくなるし、夜は結構冷えていた。献血をした滞在2日目は朝から雨だった
こともあって気温は上がらず。Tシャツ1枚で活動しているのだが、献血に行ったら腕が冷えているとか言われないかなと思っていたが、案外平気だった。

献血ルームは「献血ルーム『ハートピアやまもも』」。どうしてやまももなのかは結局聞けなかった。おそらく昔からあるタイプの献血ルームで、最近の
明るいルームとは違って落ち着いた感じであった。マスクの着用を求められたし、特に用意はされていなかったので、持参していた予備のマスクを
慌てて着用することに。ルーム自体はやや狭い印象だろうか。ロビーは20人くらいでいっぱいになるが、通路などが意外と狭い。本棚も設置されているが
後から設置したことがよく分かる感じで、世間の本を置く風潮に乗せられて設置したんだなというのが分かる感じだ。妙にCLAMPが多かったのが気になったが。

シーフテストは無し。ベッドは10台。おそらく3台が全血専用だ。結構ひっきりなしに人が入れ替わっている感じだったので、それなりに献血者は来ているようだ。
針を抜いた後は特に時間を測るわけでもなく、装置の後片付けをする間だけベッドに横になっている感じ。看護師の話によると初回の人は5分くらい横になっていて
もらうらしい。

看護師は手元の端末でここ数回の献血の履歴を見ることができるのだが、それで全国を巡っていることがあっさりバレて、色々と聞かれてしまった。別に構わない
んだけど・・・。そんな履歴を見て色々と聞いてきたベテラン看護師は、私の腕を見て左腕を英断した。かなり難しい血管らしく、いつも右腕の決まったところに
ばかり刺されるのですっかり跡が残っているのだが、そこで左腕と決めて見事に成功させたのはさすがベテランという感じだ。



高知駅。近年改装されたのか結構新しい。大きそうに見えるが、奥行きはあまりなく2階は全てホーム。

駅の改札内の階段がこんなことになっていたり、列車接近時のチャイムがアンパンマンのOPだったり
目抜通りに石像があったり。やなせたかしに縁があるとは言え、結構アピールしているなという感じ。

高知県庁。質実剛健という感じの古くからある建物という感じ。土日は駐車場を一般開放している
らしく、入り口に車列ができていた。

定礎を見ると昭和35年とのことなので、そんなものなのかな、という感じ。シンプルでいい定礎だ。
建物本体ではなく、正面玄関前の座れるスペースにあった。

県庁建屋に掲げられていた。これがあったので本当にこれが県庁なのか最初は自身が持てなかった。
高知県は1つの大家族というキャンペーンを行っているようで、その一環のようだ。あちこちで見た。

献血ルームの入り口。これが自動ドアで開放されていなかったので、受付が始まっているのか
まだなのか分からなかった。無駄に待った。

高知市の観光地と言えば「はりまやばし」。どうやら播磨屋という豪商がいたらしい。


高知駅からはりまやばしに至る通りは「はりまや通り」だし・・・

交差点の名前も「はりまや交差点」だし・・・

なんだったら案内標識も出ているし・・・

駐輪場の名前にも使われていたり・・・

もちろん現地には看板が出ているし・・・

近くのお土産屋さんは「はりま屋」さんだったりする。

これがその「はりまやばし」だ。渡るのに10秒もかからない。
「日本三大がっかり」に数えられることもある。ちょっと盛り上げすぎだ。

そういえば原付のご当地ナンバープレートにも使われていたし、

お土産屋の店先でキティさんもアピールしていたな。

とまぁ、こんなもんだろうなと思って見ていた時にふと疑問が沸いたのだ。少し前に出した現地に出ている看板だ。


再掲。

なんか随分と橋の形が違うんじゃないか?と。よく見るとはりまやばしのすぐ隣に、並行して車が通れる大きな橋がかかっているのだが、
それがこの看板の形なのだ。


これがその橋だ。欄干の部分にかんざしがあしらわれていた。

橋の名前は「はりまやはし」。

ここからがややこしい。赤い方は「はりまやばし(bashi)」と濁る。一方でコンクリートの方は「はりまやはし(hashi)」と濁らない。
再掲すると多くなるのでしないが、案内標識は「はりまやbashi」。どちらもほぼ同じ場所にあるので問題なし。現地にある看板の図柄は
コンクリ製の「はりまやhashi」の方なのに、ローマ字表記は「Harimayabashi」と赤い橋の方を示している。なんか気持ち悪い。


高知市の観光地というとなかなか難しい。調べると桂浜が出てくるのだが、決してアクセスが良いところでもなく、色々と調べてみると観光用の
周遊バスで行けるのだが、行ったらそのまま1時間缶詰にされそうだったのだ。行ったら5分で見るところが無くなりそうだったので行かないことにした。


ということで行ってみた高知城。

天守からの眺め。結構良い感じ。

天守にあった注意書き。確かに良い感じに風が通って気持ち良かった。
昼寝したくなる気落ちも分かる。

城の中に急に近代的な防火装置があって、一気に現実に引き戻されてた。

長くなってきたので細かいネタを。


時間があったのでちょっと行ってみた「わんぱーくこうち」。公園と動物園とちょっとした
遊園地がセットになっている、なかなか良い感じのところだったのだが。

なんだろう、PowerPointのオートシェイプで描いたようなロゴマーク?マスコット?は。

高知駅前にあった三志士像。武市平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。申し訳ないが坂本龍馬しか
知らない。

鎖に「クサリ」。見えずに突っ込んだ人とかいるのだろうか。それにしても3つは要らないと思う。

「あ」と書かれたお店。弁当屋さんなのかなんなのか・・・。分からん。

高知空港は「高知龍馬空港」。

高知は坂本龍馬をもっと推しているかと思ったがそれほどでもなかった。
そんな中で見つけた「リョーマの休日」。そうきたか。。。

高知市内で観光をするなら、本当は日曜日に朝市に行くのが良い気がする。開催しているところを横目に献血に向かったので本当に通過しただけだが
なかなか賑わっているようだった。


200 mは全角英数??

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