Top47都道府県 献血巡り鹿児島

鹿児島

2021年3月7日
176回目 血小板


九州は東北よりも県の数が多いのでサッサと埋めていこうということもあり、冬の間は南の地方を中心に献血に出かけている。

鹿児島に対しての確たるイメージは無かったのだが、空港に着陸する直前には広大な茶畑が見えて、そう言えばお茶の生産量が日本一に迫っていたな
と思い出してみたり、空港のあたりから意外と山がちな地形だなと思ってみたりしていた。街のイメージは良くも悪くも地方都市という感じ。路面電車が
走っており、路線の系統は1と2だが停留所のナンバリングはIかNと通し番号という感じ。ひょっとしてICHIとNIの頭文字?とか思わないでもない。

献血ルームは南九州一の繁華街とも言われる(らしい)天文館通りにあり、市電の駅からも近いという、アクセスは極めて良いところにある。ビルの
ワンフロアを独占しているが、床面積はそれほどでもなく、やや小さめという感じだった。ただし、中は最近改装したのか綺麗だった。シーフテストは
無し。最近はやっているところを全く見ないのだが。ベッド数は11であり、うち2台は全血専用だった。途中、全血用の機械を運んできて、ベッド3台で
全血献血をやっていたが。

これだけ全国を巡っていても、あまり出会うことのない男性の看護師がいた。私が記憶している限りでは千葉に続いて2人目。比較的若い男性看護師が
献血ルームで働いていた。男性、女性でどうこう言うつもりはないのだが、やっぱり珍しいなとは思う。

献血が始まったところで温かい飲み物とスポーツドリンクがテーブルに置かれた。どちらもロビーの自販機からなので、テーブルに紙コップが2つ並ぶ
という、なかなか珍しい光景が広がっていた。他にもお菓子を少し持ってきてくれたが、そちらは丁重にお断りした。片手が使えないので封を切って
置いてもらうことになるのだが、それはそれで面倒な気がしたので。



鹿児島中央駅というと、なぜかこの建物の写真がよく出てくるが、こちらは駅に隣接する商業施設だ。

本当の鹿児島中央駅はこっちだ。まぁこの建屋も上の方は商業施設のようだけど。

これが中央のつかない「鹿児島駅」。新幹線が停まるからか、鹿児島中央の方が栄えている。
最近は県庁所在地名を冠する駅が小さくても驚かなくなってきた。

鹿児島県庁。かなり立派な建物。古くて威厳があるとも違い、ある時期によく建てられた真四角の
鉄筋コンクリートでもない、モダンで立派な建物だ。正直驚いた。

定礎は平成8年9月。入口からは少し離れた、目立たないところに設置されていた。入口には土曜日にも
関わらず警備員が立っており、あまりウロウロすると怪しまれそうだったのでそそくさと立ち去った。

案内図によると、県庁庁舎の裏手は展望デッキになっているらしいので眺望を期待して行ってみた。

大体こんな感じ。魚眼で撮影しているので、ほぼ全景が入っていると言ってもいいだろう。
デッキの概念とは・・・?手すりすら無い。

展望デッキからの眺望はこんな感じ。目の前に背の高いマンションが建ってしまって残念な感じに
なってしまったのだろうか。

鹿児島空港から鹿児島市内に向かうリムジンバスで見た鹿児島市役所の建屋が立派だった。


これだ。県庁庁舎とは違い、古くて威厳のあるタイプの立派な建物。

市役所の脇にあった「住民票写等申請受付ボックス」。他では見たことなかった。

中はこんな感じ。戸籍謄抄本と住民票の写しの申請書と、往信・返信用の封筒があった。
ここで書いて出せば郵便で送ってくれるのだろう。

もう少し観光地っぽいところを巡ってみる。


城山公園の展望台。晴れていれば桜島が綺麗に見えるはずだ。この日は雲が低くて上の方が
隠れてしまっていた。残念。

鹿児島なので西郷隆盛の銅像が街中にあったりする。実際には街中のあちこちに、色々な人の
銅像が立っていた。鹿児島は銅像の街??

西郷隆盛の銅像の道路を挟んで向かい側には撮影スポットが。観光ボランティアがいて、カップルなど
には「写真を撮りましょうか?」と声をかけていたが、私については遠くから見ているだけだった。
流石に観光客をよく見ているから分かるのだろう。

で、3月7日に献血だ。


献血ルームは繁華街の天文館通りのビルの2階にある。その名も天文館ビル。

入口は意外と薄暗い。ただ、最初に書いた通り中は改装されているようで綺麗。

この日は朝から本降りの雨だった。飛行機は新型コロナウイルス感染症の影響で朝と夜の便しかなく、空港に行くにはまだ早い時間だったが
雨だとなかなか行くところも無く・・・。


「いおわーるど かごしま水族館」に行ってきた。ここなら屋内なので雨は関係ない。
大きな水槽のジンベイザメ。水槽の半分でしか回遊しないという謎の行動をしていた。

イルカショーなんだけど、「イルカの時間」と銘打っていた。ちょっと珍しいかも。
プールが小さいのでちょっと可哀想ではあった。

鹿児島に着いた時からずっと思っていたのだが、みんな訛りがある。テレビの影響かもしれないが、標準語を話す人が多くなっているが、
観光案内所の人やら街角ですれ違った人、献血ルームの受付の人や看護師、水族館にいた子供に至るまで、ほとんどの人に訛りが残っていた。
地方出身者としては心地良い感じであった。別に九州出身ではないのだけど。


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