Top47都道府県 献血巡り香川

香川

2021年7月3日
180回目 血小板


妙に四国を一生懸命攻めているなという気がするが、単なる偶然でしかない。何となく行きにくいというイメージがあるからだろう。

さて、献血の予約は専用サイトで1回分だけできるので、前回の献血終了後(6月6日)すぐに翌月の予約を取るのだが、この時点でいつも狙っている
日曜日の朝イチの予約枠が埋まっていた。というか、日曜日がビッチリ埋まっていたのだ。仕方なく土曜日の午後イチに変えた。土曜日は移動日なので
できれば避けたいのだが、まぁ間に合うだろう、と。

で、移動日当日を迎えたわけだが、数日前から関東地方に梅雨前線が居座り、朝から大雨でJRの一部列車が運休したり、速度制限が発生したりと、朝の
飛行機に間に合わないかと思った。ちょうど熱海で土石流が発生した日と書けば数年後でも思い出せるだろうか。飛行機が減便の都合で乗ろうと
思っていた便が欠航になり、朝のより早い時刻の便になったこともあってかなり苦しいことに。キャンセルも頭をよぎったほどだ。最終的には色々と
乗り継いでどうにか間に合ったのだけど、空港内の駅に着いたのが出発時刻の45分前。そのままチェックインして、手荷物を預けて保安検査、
搭乗口まで移動したらほぼ休む間も無く搭乗開始となった。空港という空間が好きで、朝に結構楽しむのだけど、今回はそれができなかった。

高松に降り立って最初の第一印象は「暑いな」というものだった。出発地が大雨だったことと、高松も雨だったのか湿度が高かったこともあり、
蒸し暑いという感想を抱いた。まぁ実際に暑いんだけど。町としてはことでんのICカードIruCaがあるせいか、あちこちでICカードが使えるのが
便利だった。また、いまいちどこが中心なのか分かりにくい。高松駅周辺のような気もするし、瓦町のような気もするし。何となく分散してしまって
いるような。

献血ルームはオリーブという名前を冠しているだけあって、植物系の置物が多かった。造花だけど。壁や椅子はオリーブの色味を多く使っていて
落ち着いた雰囲気。ベッドは11台あり、特に全血専用というベッドは無かったと思う。相変わらずシーフテストは無い。担当した看護師がやたらと
フレンドリーに話しかけてくる人で、私の献血履歴を見て色々と話をしたし、献血の機械の画面が見えるように調整してくれたりした。また、
献血された血液が中国四国ブロックとして一度広島に集められて再配布されるなど、色々と教えてもらった。都道府県ごとに消費するわけでは
無かったのだ。となると47都道府県を巡る意味とは・・・?

抜針後のベッド上での休憩の時間を図るところは少ないのだろうか?針を抜いてから機械の片付けをして、適当な時間が経ったところで血圧を測定し、
終了という感じだった。ロビーに戻ってから献血カードを返してもらうまでに時間があったのが珍しいかも。そこで強制的に休憩を取れるように
なっているのだろう。カードを受け取ってすぐに帰る人が多いなと思って見ていたのだが、これが理由だったようだ。

献血ルームでは何かとキャンペーンをやっているのだが、このプッシュが凄かった。献血が終わったところで次回の予約をすると記念品がもらえる
というのがあり、そこそこの割合の人が予約していた。これが1か月前でありながら日曜日の予約が埋まっていた理由だろう。職員の性格もあるだろうが
推しが強い人だった。

言葉としては四国なのであまり訛りはないが、一部の人が関西弁のイントネーションになっていた。関西弁は強いな・・・。



高松駅。SHIKOKU SMILE STATIONにあやかってか、駅に顔があしらわれている。
向かって正面方向にのみ線路が伸びている。

駅の2階に何故かアンパンマンをテーマにした子供用スペースが。規模としては推して知るべし
というくらい。

と思ったら、こんなアンパンマンの顔入りの列車も走っていた。帰宅後に調べたら、作者の
やなせたかしさんが高知県出身ということで、JR四国内でアンパンマン列車が複数走っているそうだ。

これが香川県庁。真ん中の高い建物が本館、右側の低い建物が東館。どう見ても本館の方が新しい。

東館の前にある県庁の碑。この裏に・・・

昭和三十三年五月竣功の文字があった。これが定礎代わりということで。他に無かったし・・・。

本館の方にもこんな碑が置かれている。この裏には竣功日の記載が無かった。
結局定礎代わりになるのは東館のものだけだったので、香川県はそちらで。

献血ルームの外観。商業ビルの3階に入っている。前に広いスペースが無いので
こんな感じでしか撮影できなかった。

高松駅前に行った時から気になっていた建物。見るからに上の方が展望台になっていそうだ。

これがその建物。「高松シンボルタワー」。薄っ!!
四国で最も高いとか。

一応30階まで上がるとこういう景色が見える。展望台もあるらしいが、どうやら
COVID-19の影響で閉鎖しているらしい。写真はエレベーターホールの窓から。
レストランはあるので、そこなら食事しながら景色が見れるはずだ。

8階にも屋上テラスがあったので景色が見れるかと思って出てみた。30階をみた後では
物足りないし・・・

街の方を見ると他の建物に阻まれて景色が見えないという残念な感じになっていた。

香川に行ったので金刀比羅宮に行かないとダメかなってことで行ってきた。江戸時代には一生に一度はお参りしたい場所として
伊勢神宮と並んで憧れの場所だったそうだ。伊勢神宮には既に行ったことがあるので、これで制覇したことになるだろうか。

今回はことでんで琴平駅まで来た。駅舎もなかなかいい感じ。

近くにあるJRの琴平駅。こちらは最近改装されたようだ。
駅の中にはコンビニもある。

こんな感じの石段を延々と上っていくわけだが、写真にあるような
お土産屋さんの間を抜けている時はまだ序の口。境内に入ってからが本番だ。

途中にあった寄付をした方の名前とその内容。金壹百萬圓とか金壹封などが並んでいる中に
天眼と天威顕彰という広導館の聖鳳なる人物。強い。

途中は全部すっ飛ばすが、上まで上り切ったのでそのご報告を。
一眼レフカメラを持っているというのもあるが、汗だくになって一番上まで石段を上り切り、お参りをしたり、おみくじを買ったり、絵馬を見たり。
その時にふと思ったのだが、この上まで社務所で売っている物資を運ぶ足や、働いている人たちの通勤はどうやっているのだろうか、と。都度、石段を
上っているのだろうか。ひょっとして裏側とかに車で上がってくる道があったりして?少なくとも見える範囲では自動車は無かったということは書いておくが
寄贈された船とか、願掛けに使ったであろう大きな船の写真とか、どうやって運んだのかが気になった。
その他色々。

徳島、松山、高知が全部まとめて同じ方角に。どっち方面か分からなくない?

これもそう。150 kmくらい先の場所を示されても・・・。妙にツギハギなのも気になる。

ことでんのICカードIruCa。ことでんの高松築港駅で。なぜ香川でイルカ?と思ったが
さぬき市に日本ドルフィンセンターというのがあるからだろうか。

おそらく地元のメインバンクだと思う百十四銀行。ナンバー銀行だ。建物が立派。

栗林公園。

こちらも栗林公園。なかなか素敵なところだったのだけど、時間の関係で半分しか
回れなかった。もう少し気温が低くて時間が許せば1日過ごせると思う。

高松空港の展望デッキ。他に誰もいなかった。広いデッキを独り占め。


空港にあったうどんのだしが出る蛇口。

こちらもCOVID-19の影響で提供が休止なっていた。

そういえば、うどんは全く食べなかったな。
その土地の名物を食べないのはいつものことか・・・。


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