Top47都道府県 献血巡り石川

石川

2021年10月3日
183回目 血小板


「金沢」という圧倒的なブランドイメージに対して、県名の「石川」というのは知名度がちょっと落ちるのが悲しいところだ。都道府県名を全て覚えて
いる人にとっては別なのかもしれないが。実際、車のナンバーも石川ナンバーだったのだが、ご当地ナンバーとして金沢ナンバーが作られたほどだ。
金沢市にいたので金沢ナンバーばかり目にしたのだけど、石川ナンバーのイメージがあったので違和感があった。

石川県金沢市までは東京から北陸新幹線で一発で行けてしまうので観光地としてもかなり行きやすくなったのではないだろうか。今回はちょうど緊急事態
宣言が解除されて最初の週末ということもあってか、かなりの観光客が金沢に来ていたことが夕方のニュースで報じられていた。この献血は観光の
ハイシーズンを外して行っているつもりなのだが、緊急事態宣言については想定外だ。

石川県内の献血ルームは2箇所あるのだが、今回は金沢駅から近い方を選んだ。が、もう1箇所は県庁のすぐ近くにあり、県庁に行った時に見つける
という事態に。せっかくなので写真を撮ってきたけど。

で、今回の献血ルームだが、商業施設の中に入っている。受付が10時からなのだが、この商業施設内というのが意外と困るのだ。何時に行けばいいのかが
分からないのだ。場所によっては献血ルームに至る経路だけ開けてくれてルームの目の前で待てたりする。今回のル・キューブも「はこまち」という
施設の中にあるのだが、10時キッカリまでドアを開けてもらえなかった。開場と同時に入った人は結構いたようだ。入り口が複数箇所あるので
全数を把握するのは難しい。

献血ルームは最近になって改装したのかオープンしたのか、かなりキレイなところだが、やや狭めという感じ。ロビーは30人くらいで一杯一杯だろう。
ベッドは10台であり、採血室もベッド数にしては狭めなので、事務机も思い切り見える場所にあるし、物を載せたワゴンの場所が悪いと通路を
塞いでしまうような感じ。献血者には大きな問題はないけど。

献血のベッドに上がるときには靴を脱ぐのかそのままなのかが献血ルームによって作法が違う。ル・キューブは靴を脱いで上がるパターンだった。
そのためか、足の部分に「土禁」という文字とアンパンマンの「ドキンちゃん」が描かれたものが貼ってあった。そうきたか!という感じだった。
シーフテストは相変わらず無いし、もうどこでもやってないのかな、という感じだ。

そういえば石川県って訛りはあるのか?と思っていたのだが、どうやらあるっぽい。あるっぽいのだが、聞けたのは献血ルームで担当した看護師だけ
だったような気がする。語尾が少し変化する感じで、発音そのものは大きな違いがないと思う。他にもちょっと違うかなという点はあるのだけど、
うまく説明できない。



金沢駅と言えばこの「もてなしドーム」と

「鼓門」が有名でフォトスポットになっているのだけど・・・

県庁に行くので逆側の出口(西口)に用事があったのだけど、それはこんな感じ。
長閑な感じでこれはこれで悪くないと思う。

西口を出た所にはよく目立つオブジェがあるのだけど・・・

このオブシェの説明がやたらと細かかった。
柱の幅とか角度とかわざわざ書かなくても良くない?

石川県庁。すごい立派で奥行きもしっかりある大きな庁舎と思ったが、
実はカタカタの「ロ」のようになっていて、真ん中は上から下まで吹き抜け
だったりする。

定礎は見つけられなかったのだが、それっぽいのは庁舎の前にある県庁の碑の
裏にあるものだけだった。

それがこれ。多分庁舎が完成した年月だと思う。最近の定礎は完成した日付を
記録するためのものとなっているので、こういう感じでもいいかな、と。

県庁舎の19階が展望台になっていた。この手の庁舎の展望台はまるっきり人がいない
ことが多いのだが、ここは違った。展示会があったのも事実だが、結構人が多かった。

展望台にあった軽食の店の店名。喫茶展望。他のところにもあった気がするけど、
店名が印象に残っていないので、こういう名前ではなかったのだろう。


これが献血ルームの入っている建物「かなざわはこまち」。
商業施設としてはちょっとフロアが狭いかな・・・という気がした。

献血ルームの入り口。フロア内が比較的暗いが、外が明るいので
明暗の差が激しくて、写真向きじゃない・・・。

献血ルームのロゴ。はこまちだからCUBE。で、ロゴマークに合わせてなのか
ルームの中も木目調のものが多かったし、自然を意識したデザインだった。
最近はそういう自然をモチーフにした献血ルームが多い気がする。

一応、ちゃんとした観光地にも行くのだ。金沢といえば兼六園だろう、ということで。
兼六園はこれで3回目だろうか。前回はかなり前だが。

兼六園と言えばこの構図ではないだろうか。徽軫灯籠(ことじとうろう)と虹橋。

噴水。電力で噴き上げているのではなく、水源となる池との高さの差を使って噴き上げている。

栄螺山からの景観。風がなくて池の水面が真っ平らだったり、雪吊りがライトアップされて
いたりすると綺麗なんだけどな・・・。

兼六園のすぐ近くに、以前石川県に来たときにはまだなかった、金沢21世紀美術館がオープンしていたので行ってみた。行ってみたというか
目的はたった1つだったのだけど。


そう、これだ。「レアンドロのプール」。美術に全く興味のない私でもなぜか知っている。

もちろん、整理券を取ってプールの下にも行ってきた。
美術館に入場の際に一定の大きさ以上のものはロッカーに入れるように言われるので、持ち込めるのはレンズ1本のみ。なので、うまい画角が取れないと
それっきりになってしまう。
レアンドロのプールの下部は整理券を取って呼ばれたら行く感じだが、滞在時間は最大で5分までとされる。が、5分もやることがないというのが実際で
2、3分でやるべきことをやり尽くしてしまう感じだった。
その他、細かいネタを。

駅の西側、県庁の方は道が広く、高い建物が少ないせいか、空が広く長閑な感じの街並みが続く。
で、こういう横断旗が残っていたりする。

兼六園はやっぱり観光の目玉なので、消火栓の化粧蓋は兼六園がモチーフに選ばれる。

そして出てくるセレモニー会館 兼六。兼六園は駅を挟んで逆側だけど関係ない。

いくら軽でも停めれなくない?という22番の駐車スペース。23番も怪しい。

同じ駐車場だけど16番も。オーナーは無理にでも駐車スペースを作りたかったのだろうか。

滅茶苦茶上手いのは分かるけど「試練に耐える」って書かれると、闇を感じてしまう。
何があったのか・・・。

兼六園はいいとして、金沢駅の案内標識に描かれている絵が、新幹線ではなく在来線
なんだな、と。富山は北陸新幹線の絵が入っていたのだけど・・・。

これが富山。在来線と新幹線の両方が描かれている。

最後に駅の西口にあった郵太郎。台座がポストになっている。
どうした??と声をかけたくなってしまう。

モチーフが分からん。

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