Top47都道府県 献血巡り広島

広島

2022年2月6日
186回目 血小板


意図せず長崎→広島と原爆の被爆地を連続で訪れるという形になった。本当に何も考えていなかったので、今月は「広島」という予定を確認した時に
あれ?と思った次第だ。

最近、朝に起きれなくなってきたので嫌な予感はしていたのだが、思い切り寝坊するところから始まった。目覚まし用のアラームはセットしていたのに
完全に無視していた。飛行機ではなく新幹線だったので、慌てて予約の時刻を変更して何とか移動はできたが、飛行機だったらアウトだったなと
思っている。緊張感がなくなってしまっているらしい。

そしてこの日、非常に強い寒気が日本に流れ込んできていた関係で、米原地区では大雪となり、新幹線が速度を落として運行となった。結果として
名古屋より西、京都、大阪のあたりには20分〜30分の遅れが生じていた。ちなみに、米原地区で窓の外を見ると「雪国か?」ってくらいに雪が積もって
いた。雪が降る地域を離れて久しいので、懐かしいような、嫌な思い出が蘇ってくるような。

献血ルームは今回選んだのは「もみじ」。そこから徒歩数分のところにもう1つ「ピース」もあるが、何となく。この献血ルーム、よくある他の献血ルーム
とは違ってビルの上の方のフロアにあるわけではなく、1階の道路に面したところに入り口がある。結果、特に待つような所もなく、開場前は道路に
並んで待つことになる。10時25分開場、10時30分に受付開始となっていたので近くでフラフラと時間を潰して10時23分に行ってみたのだが、先客が
1人いた他に後ろに1人並んだ。まぁそんな感じのようだ。

献血ルームはビルの1階に受付とタブレット問診までを実施、ファイルを持って2階に上がって医師の問診、検査採血、本採血という、2フロアに
跨るところだった。結構珍しい気がする。ロビーの広さとしては標準的だろうか。飲み物の自販機とアイスの自販機は置かれていたが、お菓子の
ような食べ物は昨今の状況を受けて提供を中止しているそうだ。アイスは専用のコインで自販機から出すスタイルだが、このコインを持ち帰る人が
いるようで、随所に回収用の箱が置かれていた。次回来た時に買おうとか思っているのだろうか?一般の自販機では使えないから、持ち帰っても
仕方ないと思うのだけど。。。

採血室は白を基調とした綺麗な空間でベッドは17台。L字型なのでなかなか見通しは悪いが、そこまで狭い印象はなかった。Trimaという機械では
血液が通る部分は交換式のユニットになっているのだが、そこに献血者番号のシールを貼るという運用がされていた。他ではそのまま感染性廃棄物に
なってしまうのに何かに使っているのだろうか?献血終了後は手首で血圧を測定、そのままロビーに戻る。抜針後の休憩などは特に無かった。結構
混んでいたので、回転数を上げるためだろうか?

広島というと語気の荒い広島弁が気になるが、実際に話す人には出会わなかった。献血ルームの看護師の語尾に少し残っているかな?という感じだが
やっぱりどこに行っても方言は消えてきているな、と。

勿論、帰りの新幹線も雪の影響が考えられたので、献血が終わってすぐに駅に向かい、直後の新幹線に時間を振り替えて帰ってきた。当初の予定より
1時間くらい早くなっただろうか。やっぱり米原地区は猛烈な雪だった。。。



広島駅の新幹線口。なかなか全体を綺麗に見渡せる場所が無かったのでこれで精一杯
だった。

正面というか、南口側は工事中。2025年春に新しい駅舎になるようだ。
結構改装中の駅舎に当たることが多い気がする。

広島名物は色々とあると思うが、駅前の巨大な通りも名物だと思う。
右左折専用の車線も含めると片側で6車線にもなっている。凄い。

広島は路面電車も有名だと思うが、いつの間にこんなに近代的な車両になったんだ?
たまにレトロな車両を見るとちょっと安心するものがあった。

広島県庁の庁舎。他の都道府県に比べて質素な造り。県庁であることを碑のようなものもないし、
定礎も無いし。内装工事をしているらしく業者が出入りしていたが、定礎を探し回っていたら
その警備員に怪しまれた。

献血ルームの外観。通りに面していきなり入り口がある。開場前はここに並ぶことになる。

広島県のご当地「けんけつちゃん」はお好み焼きを持っている。他に特徴が無かったのだろうか。

広島にも原爆関連の施設は色々とある。あるのだけど・・・

原爆の子の像。一番上の折り鶴を持っている像ばかり注目されるが、側面にも像が貼り付いている。

原爆ドーム。近くにも行くことができるが、写真は川の対岸から撮った方がいいと思う。

原爆ドームも流石に老朽化が進んでいるので、裏から補強されている。時代を感じる。

爆心地を示すもの。これがどこにあるかというと・・・

地元の内科医院の裏手になっている。原爆ドームから徒歩数分のところだが、長崎との
温度差を感じる。

記念式典が行われる原爆死没者慰霊碑の部分だが、原爆ドームが真っ直ぐ見えるように
配置されている。不覚にも美しいと思ってしまった。

広島平和記念資料館のあたりから見るとこんな感じになる。原爆ドームが大きく見える。
これはこれで構図として美しい気がする。

ところで、この献血に行った時はCOVID-9の影響で広島でもまん延防止等重点措置が適用されていた。その影響があちこちに出ていた。


広島平和記念資料館:臨時休館

広島城天守閣と二の丸:休館

縮景園:臨時休園

結果、「もう行く所がない・・・」という状況に陥った。
特に打開策もなく、地下街や大きなデパートで適当に時間を潰していた。


ちょっと珍しいものを見かけたので。


アストラムラインの駅で見かけたもみじ饅頭の自販機。こんなものもあるのか?と。

普通にこうやってもみじ饅頭が売られている。3個入りで370円。

地下街のトイレにあったピクトグラム。ベビーシートではなく、大人の介護の
ピクトグラムも登場しているようだ。

見にくいけど、金属板を曲げて椅子とテーブルが作られている。よくできたデザインだなと。

その近くにあったもう1つのオブジェ。これは流石に座れないだろう。設置の意図が分からん。

全国に行って信用金庫の略称が気になって色々と撮り溜めているのだけど、広島信用金庫には略称がなかったが
広島市信用組合に「シシンヨー(市信用)」だった。珍しい気がする。

シシンヨウ

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