Top47都道府県 献血巡り愛媛

愛媛

2021年2月7日
175回目 血小板


四国2県目。前回の徳島はいつだったかなと思って記録を見てみると、実に1年前の2020年2月だった。そんなに経ったかという感じだ。

愛媛と言われても意外とイメージがない。みかん?ポンジュース?というくらいしか事前知識がなく、地理的には佐田岬半島に行ってみたいとか、
それくらいの感じ。時間的にも距離的には佐田岬には行けないのだけど・・・。これだけ事前情報が無いままで現地に行くとどうなってしまうのか、
一抹の不安を抱えながら向かった。結果、オレンジ色に毒されるという、謎な状態に陥ったのだった。

さて、献血ルームはというと、広いロビーが用意されており、青年会か何かがデスクを構えていた。一時的なものなのか、毎回なのか分からないが。
最近は見なかったシーフテストだが、セルフで実施してという珍しいスタイル。やっている人は見なかったが。他にも処遇品は棚に用意されていて
献血終了後に自由に取って行ってというパターン。種類が多かったのだが、これもCOVID-19の影響だろうか。採血室のベッドは16台。3台は全血専用
だと思う。

珍しいのがテレビのリモコン。リモコンの発光部からケーブルが伸びており、リモコンなのにリモートではないという。大昔はそういうパターンの
リモコンがあったと聞いている。ただ、リモコンは2つ用意されており、片方はチャンネルの変更用、片方は音量の変更用だった。両方とも一通りの
ボタンが揃っているのに。。。抜針後の休憩は無いような感じ。一応、抜いてから少し時間を置いて血圧測定だったが、特に時間を測るわけでも
なかったので1分くらいだったかと。

献血自体は順調そのもので書くことがない。年間回数の調整で1月は献血をしなかったので2か月振りだったが、この間の期間が物凄く長く感じた。



松山駅。県庁所在地の駅としてはショボいことで一部では有名。新駅舎の建設工事が始まっていた。
勿論、移動は飛行機だけど一応。

本当の中心地はこっち、「松山市駅」。伊予鉄高島屋のところだ。通称は「市駅」のようだ。路面電車の
車内アナウンスでも使われるくらいに浸透しているようだ。

前回の熊本と同じくスクラッチ式の乗り放題チケットで移動。1回170円の電車を2日で1000円。
6回で元が取れる。

愛媛県庁。かなり立派な建物で、雰囲気で「定礎はないな」というのを感じた。立派すぎてない
パターンだ。京都府や神奈川県と同じ流れだ。

上の写真に小さく写っている、県庁の前に停まっている車。愛媛県イメージアップキャラクターの
「みきゃん」のラッピングカー。屋根やボンネット部分がちょっと色褪せていたのが残念。

みきゃんの勢いは凄く、ポストにもなっていた。松山市駅にて。

献血ルームの外観。電話ボックスやアーケードを支える柱があって正面から撮れないし、地元の高校生と
思われる人たちが呼び込みをやっていて撮り辛いったらない。

さて、どこに観光に行こうかと思った時に、とりあえず松山城に行ってみた。ここが意外と良くて長居してしまった。
かなりの数の写真を撮っていたのだけど、全部載せると大変なことになるので2枚だけ。


重要文化財の松山城。手前には梅が咲いていた。

天守からの眺めの1つ。高い所には行くのだ。天守には多分勝手に解説をしているであろうオジサンがいた。
頼まれていないのに観光客を捕まえて解説していた。

日を改めて二の丸庭園。色々と見所はあると思うのだけど、写真に収めるのは難しい。(入れる場所と画角の問題で)


水琴窟があったのだけど・・・

音を聞くための竹がこんな有様。COVID-19の影響で色々な人が触るものは感染を広めるリスクがある
ということなのだろうけど。頑張って音は聞いた。高く澄んだ音が聞こえた。

やっぱり行かなきゃ駄目だよねってことで見に行ってみた道後温泉。


本館が見事に改装工事中。こうタイミングををよく引き当てるんだ、私は。

そう言えば坊ちゃんの舞台だったね、ってことで坊ちゃん列車。

道後商店街にあった坊ちゃんとマドンナの像(?)

コインパーキングも坊ちゃん。トレードマークのイルカが・・・。

リラックマとか・・・。

坊ちゃんなんだけど、どことなくウッチャンナンチャンの内村さんを想起させる。

今回まで知らなかったのだが、「温泉むすめ」というものがあるそうだ。鉄道むすめや
ステーションメモリーズのようなもので、全国展開しているようだ。ゲームなどは無いらしい。

他にも道後温泉の地域の街区表示が面白かったり、伊佐爾波(いさにわ)神社に行ったり、道後公園が素朴で良かったり、そこの展望台に登ったり
道後温泉駅のスターバックスコーヒーになぜか行列ができていたりと、色々とあったのだが、長くなるのでやめておく。


愛媛県というと柑橘類がどうしても有名で、その関係で松山市内で絶大な力を誇る伊予鉄グループのものを初め、何かとオレンジ色のものが目につく。
そしてオレンジ色を見かけるたびに「お、柑橘類を意識しているな。さすが愛媛」と思うようになってしまったのだ。上にある「温泉むすめ」は
レンタルのトライクに描かれていたもので、その色がすでにオレンジなのだが、


伊予鉄の高速バスとか(空港リムジンバスも同じ)

路線バスとか

伊予鉄の郊外行き列車とか

伊予鉄のトラム(旧型)とか

伊予鉄のトラム(新型)とか

観光物産館の外観とか

伊予鉄のチャージ機とか

みきゃんの三角コーンとか

みきゃんの工事用フェンスとか

空港の駐車場の車止めとか

スーパーの駐車場の誘導員のジャンパーとか(微妙)

松山空港のボーディングブリッジの幌とか(微妙)

東京スター銀行とか(全国的にこの色)

郵便局とか(違う)

ジェットスターとか(勿論違う)

ENEOSとか(絶対違う)

恐ろしいほどにオレンジ色に毒されていた。一瞬「愛媛?」と思ってから「いや、違うって・・・」と思うことがしばしば。ただし、飛行機で
戻ってきてからはオレンジ色を見ても何とも思わなかったので地域的なものが見せたマジックなのだろう。

ちなみに、伊予鉄の路線バスは旧塗装と思われる別の配色のものや、郊外行き列車は新型と思われる銀色の部分を残した車両も1度ずつ見ており
必ずしもこの色ばかりではな無いし、トラムや路線バスもラッピング広告が多いと色味が変わることは書き添えておく。それでもオレンジ色の持つ
力は強かった。



遠くに行くと地方の金融機関の略称が気になる人なのだが、愛媛で店舗が多いのは「伊予銀行」「愛媛銀行」「愛媛信用金庫」だけど、
略称はそれぞれ「いよぎん」「ひめぎん」「あいしん」だった。「ひめぎん」「あいしん」はどちらも「そうきたか!」という感じだった。

今回撮影した枚数は過去最多、400枚を超えた。


全国へ