世の中の多くの人が自由を欲しがる。
今の現状から逃げ出したいとか、誰にも邪魔されることのない自由な時間が欲しいとか言う。
でも、自由って本当にそんなにいいものなんだろうか？

確かに仕事をしていると、もっと自由にやりたいとか思うのだけれど、それは制約に対しての反発でしかないし、本当に自由に何もかもするには当然全て自分でやっていくための多くの能力が要求される。
もしも仕事も何もしなくて良くて、時間も沢山あって、誰も邪魔しないなんてことが実現したとしても、それはすごく寂しいことなのではないかと思う。
つまり、自由であるということは同時に孤独でもあるということなんだと思う。
さて、じゃあその孤独にどれだけ耐えられるだろうか。
その孤独をどれだけ楽しめるだろうか。
人は一人では生きていけないと思う。
だったらその時点で自由にはなれないのだと思う。
だから不自由の中で自分を確立していくしかなさそうだ。

何しろ私は孤独に耐えられる程強くないし、おまけに寂しさや退屈は大嫌いときてる。
不自由だけど好きな人ができたらその人に合わせたいとも思うし、共に不自由を分かち合いたいと思う、なんて・・・。
そんな日が早く来い！
自由な私を早く不自由にしてぇ〜！