100回記念 稲垣千鶴のすべて


世間一般では、女はバカでかわいい方が良い、という風潮がまだ根強く残っているような気がします。
その根本にあるのは、女は黙って家庭で子供を育てていれば良い、下手に利口だと扱いにくい、などなど理由は様々あるでしょうが、それで本当に良いのでしょうか。
もし、そう考える男性がいるのならば、そのバカでかわいい女に安心して子供を育てさせられるのでしょうか。
ただでさえ家庭に入れば外部からの情報は少なくなって堅い頭になっていったり、ワガママのし放題で家庭内でしか通用しない強引なルールを作ったりするのに。
例え職場で働いている女性であっても、女性は協調性に欠けるとよく言われているのに、ましてや家庭の中だけに閉じ込めるだなんて、 子供の教育などを安心して任せられるのでしょうか。

さて、本文です。
こういう様々な問題点を突き詰めていくと、頭が良いとか悪いとかではなくて、自立しているかいないかに行き着くつ思うのです。
ちょっと乱暴だけど。
自立した女性であれば、相手の気持ちも考えられるし、子供に対しても甘やかすだけでなく、年相応の独立心を養っていくこともできるはずだと思うのです。
私こと稲垣千鶴は、その相手を思いやる気持ちを持った、自立した女性を目指しているのであります。

一口に自立と言っても、経済的な自立とか精神的な自立とか、色々解釈はあると思いますが、私的には、経済的にはもちろんのこと、自分で考え、自分で行動し、個人としての意見をしっかり持った女性になりたいのであります。
例えば、もし、こんな私を奥さんにしたのであれば、あなたが不本意にリストラされたとしても、「明日から生活どうするのよ!」と泣きわめくこともなく、「2人でしっかり今後を考えましょう」とやさしく言えるのです。
あなたが人間関係で悩んでいるときも、それなりの助言ができ、あなたの出世の加速度を増すこともできるでしょう。
それが、私の思う自立した自分の意見を持った女性なのです。
つまり、私はハッキリ言って”あげまん”です。
もう一度言うなら”カラッとあげまん”です。
これが稲垣千鶴の正体なのです。

もっとも、自他共に認める自立した女性となるのは、まだまだ時間がかかるかもしれません。
実際に、自立した一個人となるのは生易しいものではなく、悩み、苦しみ、悶え、喘ぎ、日々を送っているのでございまする。
ですから、今後、不可解なコラムを書き、解りにくい詞を書き、こだわった音楽を作って活動していくのですが、先程も申した通り、私は成長株です。
重ねて申しますと、将来”あげまん”です。
念のため、繰り返させていただきますと、”カラッとあげまん”です。

今回は、100回記念・特別出血大サービスとして稲垣千鶴のすべてをお贈りいたしました。
今後とも、稲垣千鶴をよろしく。